青少年成城地区委員会子どもたちを見守る広報紙 平成29年春第17号成城の風 発行者は青少年成城地区委員会会長辻紀子 事務局成城まちづくりセンター 電話番号3482−1348 子どもたちとともに地域に生きる 約40名の大人たちが集まって、子どもたちが地域で健やかに成長できるように様々な事業を行っているのが私たちの委員会です。 赤いエプロンは私たちの目印。子どもたちの笑顔や明るい挨拶が私たちの活動の原動力です。 すまっぷ隊 ヤマモモの実を食べる 子どもたちは丸い木の実が大好き。今年度のすまっぷ隊ワークショップ、探検発見成城のまちは晴天の6月25日に開催。 今回は、みつけよう緑のまち成城の緑作りの大秘密がテーマ。 スタートが砧支所、ゴールが成城4丁目トラストビジターセンターの道を子どもや大人の総勢65名が参加。 4つの隊に分かれて白地図を持ち、まちの木々や生垣の姿などをチェックして歩いた。 さて、先発の隊がゴールしても、後続の隊の子どもたちは、ヤマモモ美味しかったと興奮気味。 到着してからの地図つくりにもヤマモモを記入する子どもが多かった。葉っぱも花も好きだが、実となると子どもたちには格別。 これまでも、どんぐりやムクロジの実、松ぼっくりなどもよく拾って歩いたものだ。 子どもたちはなぜ丸い木の実が大好きなのだろうか?石神 野外活動 マイタケの行列 探検するぞー、オーと元気な掛け声から、野外活動が始まりました。 祖師谷公園内の自然探索とクイズラリーの後、木の実パチンコや小枝ストラップ作りなど、自然と触れ合いながら遊びました。 竹切り体験では、身長程の長さに切られた竹を、千歳小おやじの会の方と一緒に10cm程度に切り出します。 子どもたちは、他のコーナーと同様に手ぶらで竹切りの順番待ちをしていました。 しばらくしてもう一度様子を見に行ってみると、そこにはマイタケを手にした子どもたちの行列が。 つんである長い竹の中から自分でこれだと思う竹を探し出し、それぞれ手に持って並んでいたのです。 竹の長さや太さにより、コップにしたり花瓶にしたりペン立てにしたりと、想像が膨らんでいったのでしょう。 慣れないノコギリを使って、汗だくになって手にしたマイタケグッズ。 宝物を手にした子どもたちは、笑顔で輝いていました。早舩 育成部 成城に爽やかな風吹きわたる 育成部は地域の若者、特に中学生とともに、地区委員会開催のイベントに参加しています。 今年度も砧中と千歳中から年間スタッフを募集し、定期的な集まりの場で、活動アイディアなどを話し合いながら親睦を深めました。 メインイベントのせいじょう地域文化祭では、実行委員として活動し、当日スタッフの中学生や高校生、大学生の総勢70名と一緒に文化祭を盛り上げてくれました。 若い力は、頼もしく、甘い香りのクレープ売り場では、中身に入れるりんご100個弱を甘煮にし、美味しいクレープにくるくるっと巻いてさっと渡し、必ず一言ありがとうございます。 ステージでは、司会、進行補助、音響、照明に真剣に取り組み、キッズコーナーでは、子どもたちを楽しませるため事前に何度も打ち合わせ。 何事も真摯に取り組む姿は、地域文化祭にさわやかな風を吹かせてくれました。奥田 せいじょう地域文化祭 もぎ店、はじめまして、みたらし団子です。 もぎ店で初の試みのみたらし団子は、中学生スタッフから出た企画でした。上新粉に熱湯を入れてこねるため、大人の委員とは違い、まだ皮膚の薄い中学生には、熱くて大変そうでしたし、ベトベトして粉がかなり手につくので、お団子の形にするのに苦労していました。 でも、作っていくうちにコツをつかんだようで、手早くお団子を作れるようになっていきました。 試食会では数もそれほど多くなかったので、慣れてくると時間もかからずに出来たのですが、文化祭当日は、2000個という作っても作っても終わらない数にみんな悪戦苦闘していました。 でも、そんなみんなの努力の甲斐あって、もぎ店の中で一番早く売り切れになりました。 私は今年初めて文化祭に参加させていただいたのですが、多くの人が事前準備から加わっていることに驚きました。 当日もたくさんの中学生や大人が加わり、声を出して呼び込みするなど活気があってよかったと思います。 私もその一員として参加させていただけて、とても楽しかったです。矢尾板 会場、ようこそワンダーランドインせいじょうへ テーマはワンダーランドインせいじょうです。 不思議の国のお茶会をイメージし、テーマカラーを赤、白、黒にして、ティーカップやハート、白うさぎさん、時計等のモチーフを作って、会場を装飾しました。 また近隣の学校の児童・生徒さんに毎年描いてもらっているポスターを会場に飾りました。 今回始めての試みで、仮装した3人を探してシールを集めるスタンプラリーを行いました。 会場内を楽しそうに三人を探す子どもたちの笑顔が印象的でした。 そして、各コーナーでテキパキと活躍している中学生スタッフの行動力にはともて驚かされました。 会場装飾では風船の準備を手伝ってもらいました。 前年も手伝ってくれたとのことで、手際よく笑顔で作業している中学生をとても頼もしく思いました。 この4月から中学生になる私の娘のスタッフ姿を期待してしまいました。 たくさんの笑顔に出会えた文化祭に感謝しています。豊田 キッズコーナー、キッズコーナーって知ってる?、知ってる。 キッズコーナーって何があったか知ってる? 知ってる。ボーリング、わりばし鉄砲、ビーズアクセサリーがあったよ。 そのボーリングって全部手作りだったって知ってる? 知ってる。中学生のお兄さん、お姉さんたちが作ってくれたんだよね。 それにピンを倒したらお菓子をもらえたんだよ。 わりばし鉄砲の作り方知ってる? 知ってる。わりばしと輪ゴムだけで作れるんでしょう。中学生のお兄さんたちが作ってくれた的当てゲーム楽しかったんだよ。 ビーズアクセサリーって何を作れたか知ってる? 知ってる。中学生のお姉さんたちが手伝ってくれて、ブレスレットや携帯ストラップを好きなビーズから選んで作れたんだよ。 中学生のお兄さん、お姉さんたちは勉強や部活で忙しいのに何ヶ月も前から準備してくれていたんだって。 私も中学生になったらお手伝いしたいな。 千歳小学校校外委員一同 ステージ、目指せ、ステージのプロ ステージチームは、総勢45名のプロ、素人混成集団。 司会、照明、音響、設営、会場担当に分かれ、出演者が舞台で輝けるようお手伝いをします。 どの担当も、プロや青少年地区委員らの大人と中学生の実行委員や当日スタッフがチームとなり、中学生が新しい体験ができるよう背中を押します。 先生の指導ではなく、地域の大人と「おまつり」のステージを作り上げるために、責任が生まれます。 緊張感や年齢相応の照れもある反面、やる気も新しい発想もあり、自然とお互いが支え合う良い関係性が生まれました。 舞台は砧中吹奏楽部のファンファーレで始まり、バレエ、ダンス、バンド等演目が続き、千歳中吹奏楽部のクリスマスメドレーで締めくくられました。 演目の間の数分間で、照明や音響、設営を整え、会場のお客様が入れ替わり、司会は次の準備をします。 初顔合わせの混成集団とは思えない息の合った動きは、プロの力を借りながらも、素人集団の力は結束し、15団体の舞台を見事に支えることができ感激でした。井出 平成28年度青少年成城地区委員会の活動内容一覧 5月10日総会、青少年成城地区委員会スタート 6月9日第一回委員研修、子どもの頃の思い出、うれしかったこと、こわかったこと 6月25日すまっぷ隊、子どもワークショップ、参加人数は子ども25人、内訳は明正小6名千歳小19名で付き添いが18名、スタッフは22名 7月3日野外活動、集まれ自然探検隊、参加人数は子ども58名、内訳は千歳小52名、明正小6名、保護者が19名、スタッフが53名 7月13日ミニ研修、ユートピアの流れをくむ成城のまちづくり、講師は石神隆副会長 8月23日ミニ研修、成城自治会の災害対策活動、みんなで災害対策訓練に参加しよう、講師は法人格成城自治会災害対策プロジェクトチーム長岩波桂三氏 10月13日ミニ研修、個性、障害、見える、見えない、心の目が大切なのかもしれませんね。講師大橋志珠佳委員 11月16日ミニ研修、つなげる人に、社会に、そして未来へ、講師は子ども育成推進課青少年健全育成支援委員金指宣和氏 12月4日せいじょう地域文化祭、来場者数3300名、大人スタッフ157名、学生スタッフ68名、ステージ発表、もぎ店、キッズコーナー他 1月17日ミニ研修、ミュージシャンはなぜPTA、地域活動にハマってしまったか、講師は坂出雅海委員 2月27日第2回委員研修、地区委員としてできること、楽しくやろう地区委員、講師は子ども文化村会長で青少年船橋地区委員会会長の佐藤三智子氏、子ども文化村副会長で青少年船橋地区委員会副会長の宮幸朱美氏 3月15日平成28年度を振り返って その他各部会ごとのミーティング、事前準備など 共催事業 9月24日千歳っ子まつりで割り箸鉄砲、芳香剤作りお手伝い 10月22日明正小まつりで無料わかめスープコーナーを開設 11月13日さくら児童館ちいきこどもまつりで無料わかめスープコーナー開設 編集後記 成城の桜並木もそろそろ花咲く準備を始めています。 今年度の青少年成城地区委員会も全ての日程について無事に活動を終えることができました。 地域の皆様のご協力に感謝しますとともに、来年度の活動も有意義なものとなりますように今後ともよろしくお願いいたします。 広報部、坂出、田代、小林、橋本、谷羽