青少年成城地区委員会子どもたちを見守る広報紙 平成23年第9号成城の風 発行者青少年成城地区委員会会長坂出雅海 事務局世田谷区役所成城出張所3482−1348 わたしたちは地域の子どもたちといっしょに活動しています(22年度の活動より) ・千歳っ子夏祭り「地域に育てられている松祭りの素晴らしさ」7月3日 こどもたちの元気な太鼓にの音と共に「第23回千歳っ子夏祭り」が開催されました。フランクフルトやジュース等の模擬店や バザー、新BOPの方によるポップコーン、学校の先生のご協力による綿あめはいつも笑顔にあふれていました。 上祖師谷ぱる児童館にご協力いただいたローラーコースターはスリル満点で子どもたちはイキイキと輝いていました。 青少年成城地区委員会の手作りコーナーでは、最初はあまり人も来ないので心配していましたが、終わってみれば、万華鏡、 紙コップけん玉、風車、どれも100個用意したのに足りなくなるくらい大盛況でした。大人も子どもも楽しめて良かったと思いました。 おやじの会、ソフトボール同好会の方で組まれたやぐらの周りでは、3時間30分頃からぱる児童館の大人太鼓の演奏会が始まり、 いよいよクライマックスの盆踊り。4月から地区委員になり、私の知らなかった事があります。 地域の方との交わり。皆さんに支えられて成り立っている。1年間本当にありがとうございました。 ・夏休み親子映画会 7月31日 ディズニー映画「カールじいさんの空飛ぶ家」を午前・午後の2回上映しました。みなさん、ご家族と、またお友だちちご来場いただき 各回とも満席の大好評!ありがとうございました。 映画会は、同じ作品でも、自宅でDVDなどを見るのとは違い、暗い中で大きなスクリーンで大勢の人と一緒に観る、開始のブザー音と 同時に目も耳も、さらに体全体を集中させて、すぅーっと作品の中に入って行ける、自然に人をひきつけ夢中にさせてくれる、そして最後に 観た人の心の中に、何か種を残してKれるものだと思います。私たちは、また皆さんに楽しんでいただけるよう、色々な作品の中から選んで、 上映に向けて頑張ります。また夏休みにお会いしましょう。 ・素まっぷ隊 9月18日、3月5日 わたしたちのまち成城は、大正時代にまちづくりがスタートし。その後、昭和・平成に至る約100年の間に大きく発展してきました。 成城のまちを歩くと、その発展のあとがあちこちに残っています。22年度は「みんなでさがそう成城のむかし、成城のむかしへワープ」を テーマに、まちに残る昔のモノやコトを探し、その感想や地図を発表しあうワークショップを行ないました(素まっぷとは、子どもたちが書き込む白地図のことです)。 9月には小田急線の北側を3月には南側を歩き探検しました。成城町まるまる番地と書かれた旧表示の表札や7桁の電話番号の看板、大谷石を 使った塀、古い形の送電塔、手押しポンプの井戸、などなど実に多くの昔を発見しました。道の四つ角を拡げたスミキリや、まちに緑を提供した 生垣は、まちができたころの申し合わせだったそうです。自治会事務所に経つ火の見やぐらは近く撤去される予定で見納めでした。 緒までは珍しい畳屋さんのお店、大昔の古墳(砧中学校内)も町内にあり驚きでした。このワークショップを通して、参加した私たちの中に、 これからも長く続いていく成城のまちを誇りに思い大切にしていく心が、わずかに芽生えてきたようです。 ・中学生事業 地区委員会の各行事では毎年、中学生ボランティアの皆さんのお力を借りています。中学生の地域への小さな社会参加によって、私たち地区委員との 交流だけでなく、行事に参加される地域の大人や小中高校生との交流があります。 さらに中学生の意見や希望を私たちの行事や事業に反映することができれば、地区委員会の活動はより柔軟でフレッシュなものになると思います。 今年は各事業の中学生ボランティアを年度の最初にまとめて千歳中学校と砧中学校にお願いし、予想より多くの中学生が応募してくれました。 またこの広報紙「成城の風」の記者も募集したところ女子二名が手を挙げてくれ、今回がそのデビュー版になります(裏面は中学生の原稿です)。 新年度も中学生の挑戦を地区委員会は待っています! ・野外活動 集まれ自然たんけん隊 10月17日 キーワードは自然。自然に触れ、自然と遊び、自然を知るをコンセプトに、祖師谷公園に55名の小学生(千歳小47名、明正小8名)が集まりました。 前半は目隠しトレイル、木と木の間に張ったロープを頼りに目隠しして歩いていきます。目が見えないことで五感は研ぎ澄まされ、恐怖とともに 新しい感覚を味わったようです。 フィールドビンゴでは、用紙片手にビンゴを目指して、目当ての自然を探し、公園中を走り回っていました。 後半は、自分で切った丸太をペンダントにして首からさげながらパチンコをしたり、草笛を吹いたり。イチョウの葉の力士でお相撲をしたり、 俳句を作ったり・・・。いろいろな形で自然を体感、表現できました。 ・明正小まつり 10月23日 今年も地区委員会からは「わかめスープコーナー」で参加しました。おいしいコンソメスープにほっと一息できるこのコーナーは毎年子どもたちに好評です。 今年はスープコーナーに防災鍋での配布が復活し、あわせて水消火器体験、煙中テントの煙訓練をやってみたところ、「有事に備えることは大事ですね」 という感想をたくさんいただきました。今までの先輩父母方が作りあげてきてくださった思いを大切に受け継ぎながら、毎年、明正小まつり委員会の委員さんたちは 学校、保護者、地域の方々、新BOP、児童館等と一緒に親子で楽しい1日を作り上げるべく準備しています。準備作業を通じて親同士が出会い、 会話を深め、また普段お世話になっている先生方や地域の方々を身近に感じたりできます。何より、同じ時代を共に過ごしている子どもたちの為に年齢を 越えて協力し合える楽しさ嬉しさがあります。 ・ちいきこどもまつり 11月14日 成城さくら児童館で「第30回ちいきこどもまつり」が開かれました。今年は設立30周年ということもあって、例年よりさらにパワーアップ。 かわいい女の子達のダンスに、ちょっと気持ち悪いおやじ達のAKB48まで現れた仮装大会。トトロ券を手にした子どもたちで大賑わいだった子どもたちのお店。 そして、30周年記念企画として夏に公募した「児童館の旗」が完成。みなさんの前でお披露目されました。 青少年成城地区委員会の赤エプロン隊は、成城出張所の職員さんの応援も頂いて、恒例の「特製無料スープ」を出店。 明正小校外委員会のわたあめ屋さんと焼きそば屋さん、中学生のポップコーンに学童クラブ父母会のあそぼうパンは次に人気でした。 来年は人気第1位を目指して頑張りたいと思います。 ・フィールドフェスティバル 11月14日 「世界を結ぶみんなの心をメインテーマに開催されたトライアングルフェスタ。その中で青少年上祖師谷地区委員会を中心に、地域の中学生や団体が模擬店や PRブースを出店するフィールドフェスティバルに今年もエコをテーマに参加しました。 クイズに答えて景品をゲット!したり、どんなエコ活動をしていますか?というアンケートに一生懸命答えてお菓子を貰ったり、幅広い年代のたくさんの方に参加していただきました。 去年に引き続き展示した国分寺崖線のパネルや雨水浸透マスの模型にも関心をもって頂き、また、小さな子どもたちが自分のしているエコ活動をいくつも答えて くれているのを見て、物を大切にし、節約しようとする意識が当たり前になってきているのだな、と感心しました。 ひとりひとりの小さな努力が無駄にならないよう、地域や国を越えて大きな活動に繋がっていけばいいなと思いました。 ・せいじょう地域文化祭 12月5日 地域の様々な団体と学校、100名を超える中学生ボランティア、そして地区委員と区の職員の方々が一丸となって開催する、私たちの最大イベント、文化祭。 第11回目を迎えた今年度の文化祭は、成城ホールで約3,000人の来場者を迎え賑やかにに開催されました。 本格的な照明も音響も中学生が担当するステージ、子どもフリーマーケット、模擬店、総合工科高校や上祖師谷中学校の生徒たちも参加したテーマスペース。 それぞれの様子は、裏面の中学生記者のレポートWPご覧ください! ・委員研修会 2月16日 私たちの地区委員会は自治会、商店会の方、民生委員、保護司、青少年委員、日赤の方などの地域で活動する方、そして小中のPTAと校長先生という様々な 方で成り立っています。研修部は活発で楽しい委員活動につながるよう、お互いを知り合うことを目的に話合いました。 また、今年は、昨年からの課題である「地域と中学生」をテーマにじっくりと意見を交換し、具体的な案がたくさん出されました。これからも地区委員会が 何を目指していくか、地域で子どもを育てるということに私たちは何ができるかを考えていきたいと思います。