成城地区の紹介

最終更新日 平成26年10月21日

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成城地区の概要について

大正12年9月1日に関東大震災が発生し、都心にある学校が郊外に移転するようになりました。それまで東京府牛込区(現在の新宿区)にあった「成城学園」は、大正14年に北多摩郡砧村喜多見への移転を決めました。学園用地が決まると、周辺の土地の開発が進められ、昭和2年の小田急線の開通により、成城のまちの開発に拍車がかかりました。まちの名も学園の名をとって「成城町」となり、昭和3年に独立しました。これが「成城」のまちの誕生です。

富士見橋前の花壇だん(成城2丁目)
富士見橋前の花壇

まちの開発にあたって、地域住民は武蔵野の面影を残したいという強い願望から、申し合わせを行いました。その結果、碁盤の目のような道路、大きな区画の住宅街が形成され、高級住宅街と言われるような現在の街並みが形成されてきました。

面積は2.269キロ平方メートルで、小田急線を境に、南に1~3丁目、北に成城4~9丁目、東に仙川、西に野川が国分寺崖線を形成し、大地と低地は数本の坂道で結ばれ、ビール坂、不動坂、なかんだの坂、ヘビ坂、病院坂等があります。また、世田谷百景に8景が選ばれるなど、緑豊かなまちとしても知られています。天気の良い日には、遠く富士山が見える場所が数か所あります。

こうした状況の中、相続等の関係から、大きな敷地を有していた一戸建の住宅が売却され、跡地に大規模集合住宅が建設されるなど、成城の街並みにも変化がもたらされてきました。また、「成城学園前駅」も、小田急線立体化事業に伴って地下化工事が行われ、懸案であった踏切問題も解消されました。他にも、西口改札やバスターミナル、駐車場、駐輪場などの整備も進められ、より利用しやすい環境になってきています。平成18年9月には、駅ビル(成城コルティ)が完成し、新たな成城のまちの顔となっています。

さくら並木(成城6丁目)
さくら並木(4月)
野川(成城4丁目)
野川(5月)
イチョウ並木(成城6丁目)
イチョウ並木(11月)

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