【世田谷美術館】麻生三郎展 三軒茶屋の頃、そしてベン・シャーン

最終更新日 令和5年4月1日

ページ番号 203542

イベント名【世田谷美術館】麻生三郎展 三軒茶屋の頃、そしてベン・シャーン
日程令和5年4月22日(土曜日)から6月18日(日曜日)
休館日:月曜日 (ただし5月1日(月曜日)は開館)
時間午前10時から午後6時まで(入場は午後5時30分まで)
会場世田谷美術館

来館される皆様へのお願い

※ご入館に際しては感染症予防のため、手指消毒、検温にご協力ください。館内で充分な距離を保てない場合がありますので、マスクの着用を推奨しております。

※展覧会の会期および内容が、急遽変更や中止になる場合もございます。

※会期中の最新情報は世田谷美術館ホームページ新しいウインドウが開きます等でお知らせします。

展覧会概要

麻生三郎展

現代の人間像を鋭く見つめ、戦後美術に確かな足跡を印した画家・麻生三郎(1913年-2000年)。その生誕110年を記念し、麻生が世田谷に住んだ25年間に焦点を定めた展覧会を開催いたします。

戦争末期の空襲で豊島区長崎のアトリエを失った麻生は、1948年、世田谷区三軒茶屋にアトリエを構えました。この再出発の地から《ひとり》(1951年)や1950年代半ばにくり返し描いた《赤い空》など、戦後復興期の代表作が生まれました。1960年代には、安保闘争やベトナム戦争といった社会問題に麻生は作品を描くことで向き合い、個の尊厳をきびしく問います。一方、虫や小鳥など、身近なものにも澄んだまなざしを向けました。しかし、首都高速道路や地下鉄の建設工事で制作環境が悪化し、1972年、麻生は川崎市多摩区生田へと転居しました。

本展では、麻生が三軒茶屋時代に描いた油彩、素描あわせて約110点をはじめ、野間宏、椎名麟三など文学者たちとの交流を示す挿絵や装丁の仕事も集め、時代と対峙した、その創作の軌跡をたどります。

また、この時期に麻生が強く惹かれ自ら作品を蒐集した作家に、20世紀アメリカを代表する社会派の画家ベン・シャーン(1898年-1969年)がいます。その人生の集大成といわれる版画集『一行の詩のためには…:リルケ「マルテの手記」より』全24点を含む麻生旧蔵の作品群も本展でご紹介します。
麻生三郎が描きだした時代の情景、そして深々と共感したベン・シャーン作品をあわせてご覧いただき、その重なり合いを今、味わっていただければと思います。

主催=世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)

後援=世田谷区、世田谷区教育委員会

特別協力=神奈川県立近代美術館

会場情報

世田谷美術館新しいウインドウが開きます

〒157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2 電話番号03-3415-6011(代表)

展覧会のご案内:050-5541-8600(ハローダイヤル)
[交通案内]

  • 東急田園都市線「用賀」駅下車、北口から徒歩17分、もしくは美術館行バス「美術館」下車徒歩3分
  • 小田急線「成城学園前」駅下車、南口から渋谷駅行バス「砧町」下車徒歩10分
  • 小田急線「千歳船橋」駅下車、田園調布駅行バス「美術館入口」下車徒歩5分
  • 来館者専用駐車場(60台、無料):東名高速道路高架下、厚木方面側道400m先。美術館まで徒歩5分

観覧料・チケット情報

【一般】1,200円 【65歳以上】1,000円【大高生】800円【中小生】500円
*障害者の方は500円、ただし小中高大生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料(予約不要)。
*未就学児は無料(予約不要)。
*高校生、大学生、専門学校生、65歳以上の方、各種手帳をお持ちの方は、証明できるものをご提示ください。

チケット情報

  • 本展では、展示室内の混雑を避けるため、「日時指定券」を令和5年4月1日(土曜日)正午より販売します。(オンライン・クレジット決済、またはd払い)。
  • オンラインでのご購入が難しい方、アーツカード等の各種割引をご利用の方は、美術館窓口で「当日券」をご購入ください。ただし、来場時に予定数の販売が終了している場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 詳細はオンラインチケット販売サイト新しいウインドウが開きますをご覧ください。 

関連イベント

レクチャー1 「麻生三郎と出会って―その人と作品」

講師:原田 光氏(美術評論家)

日時:5月27日(土曜日)午後2時から午後3時(開場:午後1時30分)

会場:世田谷美術館講堂

定員:先着90人

参加費:無料

※当日正午より美術館エントランスにて入場整理券を配布※手話通訳付き

レクチャー2 「麻生三郎アトリエを記録する」

講師:三上 豊氏(編集者、東京文化財研究所客員研究員)

日時:6月4日(日曜日)午後2時から午後3時(開場:午後1時30分)

会場:世田谷美術館講堂

定員:先着90人

参加費:無料

※当日正午より美術館エントランスにて入場整理券を配布※手話通訳付き

ミニレクチャー 「30分でよくわかる!麻生三郎展のポイント」

担当学芸員が展覧会のねらいや見どころをわかりやすく解説します。

日時:5月6日(土曜日)、5月14日(日曜日)、6月17日(土曜日)

いずれも午後3時から午後3時30分

会場:世田谷美術館講堂

定員:先着90人

参加費:無料

※当日午後2時30分より美術館エントランスにて入場整理券を配布※手話通訳付き

100円ワークショップ

小さなお子様から大人の方まで気軽に楽しめる工作など。

日時:会期中の毎土曜日 午後1時から午後3時

会場:世田谷美術館地下創作室

※予約不要、随時受付 ※入室は一度に20人まで

参加費:1回100円

同時開催展

(本展観覧券にてご覧いただけます)

  • ミュージアムコレクション1

「山口勝弘と北代省三展 ―イカロスの夢」

令和5年4月22日(土曜日)から7月23日(日曜日)

次回企画展

  • 「シャガール 版にしるした光の詩 神奈川県立近代美術館コレクションから」
    令和5年7月1日(土曜日)から8月27日(日曜日)

開催日カレンダー

令和5年 4月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

令和5年 5月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
             

令和5年 6月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
             

添付ファイル

PDFファイルの閲覧にはAdobe Reader(無償)が必要です。お持ちでない方は、Adobe社のサイトからダウンロードしてください。

このページについてのお問い合わせ先

世田谷美術館

電話番号 03-3415-6011

ファクシミリ 03-3415-6413

このページは、文化・国際課(文化行政担当)が作成しました。