【世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館】宮本三郎と「日本」
最終更新日 令和4年10月1日
ページ番号 200615
イベント名 | 【世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館】宮本三郎と「日本」 |
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日程 | 令和4年10月1日(土曜日)から令和5年3月12日(日曜日) 休館日:毎週月曜日(ただし、祝・休日と重なった場合は開館、翌平日休館)、年末年始(12月29日から1月3日)。10月10日(月曜日・祝日)、1月9日(月曜日・祝日)は開館、10月11日(火曜日)、1月10日(火曜日)は休館 |
時間 | 午前10時から午後6時(最終入館は午後5時30分まで) |
会場 | 世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館 |
来館される皆様へのお願い
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、ご入館に際し、マスクの着用と検温等のご協力をお願いしております。
展覧会の会期および内容が、急遽変更や中止になる場合もございます。
会期中の最新情報は宮本三郎記念美術館ホームページ等でお知らせします。
展覧会概要
宮本三郎(1905年-1974年)は、洋画家として主に西洋美術を参照しつつも、日本の芸術家としてのアイデンティティと、そのあるべき姿を強く意識して制作を重ねました。
1938年に初めて渡欧し、開戦により帰国を余儀なくされるまで1年余りをパリに過ごし、ヨーロッパの各都市を訪ねた宮本は、そこで西洋の芸術の歴史の深さを目の当たりにします。それは「すっかりふさぎ込んでしまって何も描けなく」なるほどの経験でした(『アトリエ』第261号、1948年9月)。やがて自国の伝統と向き合うことなくして真に創作することはできないと考え、それでも西洋由来の油絵具による自らの絵画世界を確立しようと絵筆を握る宮本が次に取り組むこととなったのは、従軍画家としての仕事でした。作戦記録画の制作にあたり、宮本は西洋美術史の文脈における歴史画の劇的な構図等を巧みに応用します。敵対国とされた国々の文化をもって成しえるその逆説的な成功は、どのような思いを画家にもたらしたのでしょう。
戦後、二度目の渡欧を果たした後も、宮本は奈良の寺社を巡るなどして、日本や東洋の文明を西洋のそれと比較しつつ、自らのなかで再解釈し位置づけることを試みています。古来の文化のみならず、その眼はやがて、1960年代の高度経済成長期に変貌を遂げる東京という都市の熱気にも向けられるのでした。
洋画家・宮本三郎が、どのようにして自らの内と外にある「日本」と向き合ったか―画題や技法の選択からその芸術観まで、さまざまな視点から、その作品世界のなかに浮かび上がる「日本」を探ります。
会場
〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5丁目38番13号 電話番号 03-5483-3836
[交通案内]
- 電車=東急東横線・大井町線「自由が丘」駅より徒歩7分/東急大井町線「九品仏」駅より徒歩8分/東急目黒線「奥沢」駅より徒歩8分
- バス=東急バス(渋11)田園調布駅~渋谷駅「奥沢六丁目」下車徒歩1分/東急バス(園01)田園調布駅~千歳船橋駅「浄水場前」下車徒歩10分
観覧料
一般:200円(160円) 大高生:150円(120円) 65歳以上/中小生:100円(80円)
※障害者の方は100円(80円)、ただし小・中・高・大学生の障害者は無料。
介助者(当該障害者1名につき1名)は無料 。証明書をご提示のうえ、お申し出ください。
*( )内は20名以上の団体料金
*世田谷区内在住・在校の小・中学生は土曜日、日曜日、祝・休日は無料
同時開催展
≪世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館≫
〒154-0016 東京都世田谷区弦巻2丁目5番1号 電話番号:03-5450-9581
- 一期一会の風景―向井潤吉の民家紀行
令和4年10月1日(土曜日)から令和5年3月12日(日曜日)
≪世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー≫
〒157-0066 東京都世田谷区成城2丁目22番17号 電話番号:03-3416-1202
- 清川泰次 色をめぐって
令和4年10月1日(土曜日)から令和5年3月12日(日曜日)
≪世田谷美術館≫
〒157-0075 東京都世田谷区砧公園1丁目2番 TEL:03-3415-6011(代表)
[展覧会のご案内]
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
【企画展】
- 宮城壮太郎展―使えるもの、美しいもの
令和4年9月17日(土曜日)から11月13日(日曜日)
- 祈り・藤原新也
令和4年11月26日(土曜日)から令和5年1月29日(日曜日)
- 世田谷美術館コレクション選
わたしたちは生きている! セタビの森の動物たち
令和5年2月18日(土曜日)から4月9日(日曜日)
【ミュージアム コレクション】
- ミュージアム コレクション2 荒井良二のアールぶるっと!
こんなに楽しい世田谷美術館の収蔵品
令和4年8月6日(土曜日)から11月20日(日曜日)
- ミュージアム コレクション3 それぞれのふたり
萩原朔美と榎本了壱
令和4年12月3日(土曜日)から令和5年4月9日(日曜日)
開催日カレンダー
令和4年 10月
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令和4年 11月
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令和4年 12月
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令和5年 1月
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令和5年 2月
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令和5年 3月
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関連リンク
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宮本三郎記念美術館
電話番号 03-5483-3836
ファクシミリ 03-3722-5181
このページは、文化・国際課(文化行政担当)(03-6304-3427)が作成しました。