せたがやプラネタリウム ほしぞらガイド4月 五千年前の北極星 北の空では暗めの星が、2のような形で並んでいます。それがりゅう座の星の並びです。 春の初めころから見やすくなってきたりゅう座は、これから数か月かけてゆっくりと空高く昇っていきます。 興味深いのは尻尾の辺りにある、トゥバンという星。今から五千年ほど前、トゥバンは天の北極近くで光る北極星でした。 この頃に建設されたギゼーのピラミッドには約31度の高度へ向いた北への通気孔があり、これはトゥバンを見るためのものだったとも考えられています。 なおトゥバンは4等星で、現在の北極星、かっここぐま座のポラリスと比べてかなり暗い星です。かつての北極星探しはなかなか苦労するものだったでしょうね。 世田谷区立中央図書館・プラネタリウム電話ファクシミリ03-3429-0780