せたがやプラネタリウム ほしぞらガイド11月 土星30年 秋の夜空で土星が輝いています。 惑星である土星は太陽の周りをおよそ30年の周期で回ります。周期約2年の火星や12年の木星と比較すると、星座のなかの土星は実にゆっくりとその位置を変えていきます。 今はみずがめ座に見える土星ですが、やがてうお座、そしておひつじ座というふうに、少しずつ東へ東へ移動するでしょう。 長い間ずっと星空に親しみ続けて、やがて30年が経過すると、土星が「初めて見たころの土星」の位置に戻ってきます。 今から30年前、皆さんはどんなふうに星空を見ていたでしょうか。 そして30年後の私たちはどこで土星を見ているでしょう。 世田谷区立中央図書館・プラネタリウム電話ファクシミリ03-3429-0780