あおぞら第67号(令和4年7月発行) 発行:下馬地区町会自治会連合会 事務局:下馬まちづくりセンター(電話番号 03-3424-1781) この「あおぞら」は下馬・野沢地区各町会・自治会の活動内容や地域の話題などを取り上げ、地域のネットワークづくりに役立てることを目的とした地域情報紙、いわゆるミニコミ紙です。 皆様方に親しまれるミニコミ紙になりますよう、各町会・自治会から選出された編集委員一同努力してまいります。 これからも皆様方のより一層のご支援をお願い申し上げます。 1面 皆さま、こんにちは! 下馬・野沢地区の皆さん、令和3年4月に下馬まちづくりセンター所長として着任しました根本 淳子(ねもと あつこ)と申します。 多くのまちづくり活動が、新型コロナウイルスの影響で中止となっていましたが、ようやく少しずつ再開し始めました。 これからは年間を通じて地区の皆さんと顔を合わせる機会が増えていくことと思います。 避難所運営訓練や防災塾などは、コロナ禍でも規模を縮小し実施してきました。災害発生時には、自分の身は自分で守る「自助」、地域や近隣の人々による「共助」、 行政による「公助」が連携することで、被害の軽減を図ることができます。とりわけ災害発生直後は、「自助」「共助」の取り組みが非常に重要です。 大規模な災害が発生した場合、まちづくりセンターは地区の震災初動期の対応を行いますが、各町会・自治会の方々による防災区民組織の活動が重要です。 区では防災区民組織の育成や活動支援を行っています。 頻発する集中豪雨や地震、停電など、様々な災害は、いつ起こるかわかりません。いざという時、自分がどう行動するか、家族の連絡方法などを整理して、災害に備えていきましょう。 災害時も「在宅非難」を!(下馬まちづくりセンターから) 下馬地区身近なまちづくり推進協議会生活環境防災部会では、「在宅避難」をテーマとするリーフレット、「在宅避難のすすめ」を作成しました。 下馬まちづくりセンターへお問い合わせください。 まちづくりセンターには、あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)と社会福祉協議会地区事務局が入り、様々な相談をお受けしています。 さらに児童館とも情報を共有し、四者で連携して、参加と協働による地域づくりを目指します。 皆さんとともに、安全で安心な住みよいまちになるよう取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。                         今号は、世田谷区ホームページ、せたがや地域参加・生涯現役サイトにも掲載しております。 世田谷区ホームページ ホーム>目次から探す>くらし・手続き>まちづくり活動>ミニコミ紙>世田谷地域>下馬地区 URL:https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kurashi/007/005/001/006/d00037221.html せたがや地域参加・生涯現役サイト トップページ>町会・自治会>世田谷区回覧チラシ(地域限定版)>世田谷 URL:https://www.fureai-cloud.jp/setagaya-chi-kisanka/home/index/localresident/setagaya 2面・3面記事テーマ「コロナ禍での防災は?(各町会・自治会の取り組み)」 下馬1丁目町会 ここ近年毎年のように各地で災害被害が、発生しています。人ごととは思えません。いつ自分の地域に襲って来るかわかりません。 いざ起こった時にやはり町会等の地域の助け合い、声かけが必要になってきます。 町会の防災行事として参加、活動している事は、10月の駒繋西自治会との合同避難所運営訓練、11月のスタンドパイプ訓練、防災塾の参加です。 スタンドパイプ訓練は機材1台を購入し、コロナ前に何度か実施しました。 実際にやってみることが大事だと思いました。今年は再度訓練したいと思います。 避難所運営訓練の方は、今後コロナ禍での訓練がテーマとなります。コロナ対策の3密等を守りながらの訓練となり、対応策として、在宅避難が注目されています。 あとペット避難、被災動物ボランティアの事も知りたいと思います。 今後、講習会形式で町会で計画し取り組みたいと思います。 駒繋西自治会 避難所運営訓練や自主防災訓練を、感染対策のため2年見送りました。しかし、コロナ禍でも災害は起こります。 自分たちの命を自分たちで守る防災意識を育てようと、「親子で参加する防災デー」に取り組みました。 10月31日「ハロウィン防災デー」、5月5日「こどもの日防災デー」は、消防署や消防団、区、自治会有志のスタッフのみなさんのご協力で、密にならないことを徹底して、 西澄寺駐車場をお借りして防災体験をしました。 検温・手指消毒・マスク・記名・人数・連絡先記入の受付訓練を大切にしています。 起震車やスタンドパイプ、煙中訓練、水消火器などを体験しプレゼント配布、流れ解散としスタッフ含めて100名程の参加でした。 これからも、幅広い年齢層が、楽しみながら役に立つ体験の場を用意していきたいです。 避難所運営訓練で質問された「車いすの私はどこに避難したらいいの?」に私たちは答えられていません。 階段だらけの避難所は大変です。車いすトイレと居住空間がコンパクトな福祉避難所での避難所運営訓練を、関係機関と連携してやりたいです。 下馬2丁目北町会 「防災対策は町会の重点活動」 下馬2丁目北町会区域は耐震化されている団地が中心で、地震等の災害には比較的 安全な地域ですが、防災対策を町会の重点事項として位置づけ、月1回専門家を招いての勉強会等なんらかの防災訓練を行っています。 また、年1回、三宿中学での避難所運営訓練も行っていますが、避難所は帰宅難民の流入、共同生活の困難さ等も予想されるので、 今後は災害時必要物資の供給拠点として位置づけ、なるべく在宅避難で済む方向で検討しています。 昨年度はコロナのため町会関係の大半の行事は中止となりましたが、防災訓練は防疫に細心の注意を払いながら、可能なかぎり実施してきました。 町会としては今後も防災対策は町会活動の重点事項として力を入れていきたいと思います。 下馬新生自治会 下馬新生自治会は世帯数3180の大きな町会です。スタンドパイプ2台を保有し、9月第2土曜日には避難所運営訓練、10月第4日曜日には防災訓練を行ってきましたが、 2年間はコロナ禍で中止となってしまいました。昨年11月にはコロナ禍での避難所運営訓練と題して下馬5丁目町会と一緒に駒留中学校で行いました。 受付の仕方、トイレの位置使用方法、給水の元の確認、防災倉庫内の点検確認作業を行いましたが、災害の多い時代に適応する能力が不可欠だと感じました。 地震発生時、不安や危険回避の為、一時集合所として下馬中央公園、子の神公園、駒繋公園が有ります。 ここに危険が迫った時には広域避難場所学芸大学附属高校一帯が有ります。危険が去ったり自宅の安全が確認出来た場合には、是非在宅避難をお勧め致します。 その為にも常に自宅家屋の安全性や備蓄の必要性を課題とし災害に強い地域づくりを目標として会員の皆様と協力してまいりたいと思います。 下馬5丁目町会 下馬地区10町会で唯一、一時集合所、公園、寺院がない無いのが5丁目町会になります。 発災時に避難できる場所は、他町会地区になり家庭内で相談して一時集合所を決めましょう。(家庭内で話そう:下馬地区防災マップ令和3年発行が便利) 5丁目町会の避難所は、駒留中学校です。ただし全世帯数を収容は出来ません。(要注意:震災が発生しても避難所として開設されるまで駒留中学校は使用できません) そこで重要となるのが在宅避難です。自宅を在宅避難所として想定しておく事が大切です。 日頃から自宅の安全対策(家屋倒壊、家具家電固定、出火防止)を重要課題とし、ご近所協力にも取り組みたいと思います。 阪神淡路大震災では、被害のあった木造住宅の70%以上が1971年以前に建てられた家屋でした。ご自宅が1971年以前に建築の場合、耐震診断をお勧め致します。 下馬6丁目町会 わが街、下馬6丁目町会。町会会員は2116世帯、商店が少なく、閑静な住宅街で、近年は大きなマンションが新築され、住民の増加が見られます。 町会の活動としては、コロナウイルス感染症の影響で、例年行われていました町会の主要行事が軒並み中止や規模を縮小しての開催となり、 寂しい状況で町会員の皆様との親睦を図る場が限られ、近年、報道されている災害について、町会としても防災体制の周知徹底が急務となっています。 特に高齢者の安否確認、在宅避難への理解と準備に取り組んでまいりたいと思っています。 特に在宅避難については、各家庭に災害時3日〜1週間に必要な備蓄品、避難行動、情報等をまとめたリーフレットを作成し配布。 高齢者への要支援者体制の構築を速やかに進めてまいります。ともあれ一日も早くコロナの終焉を心から願っており、町会活動が今までのように、楽しく行行えますことを期待しています。 野沢1丁目明朗会 令和2年2月、横浜港に停泊した豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号に端を発した新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、今まで世の中の様々な生活行動等が制約され未曾有の体験を強いられてきました。 この為、令和2年度、3年度の町会の防災訓練は殆ど実施することが出来ませんでした。 当町会エリアは木造密集地域で、消防車両の進入不可能な通路狭隘箇所や避難困難な行き止まり箇所も多く、火災危険度の高い地域に指定されています。 東日本大震災以後「スタンドパイプ」をいち早く導入し、消火訓練をしてきましたが、コロナ禍により今日まで実施出来ない状況にあります。 30年以内に70%の確率で大型の首都直下地震が発生する危惧がありますが、防災対策として、自助行動を始め家屋内の様々な対策は勿論重要ですが、 如何にして火災を発生させないことが重要な課題です。その上で、人的制限や三密による感染リスクのある避難所ではなく、建物の安全確保確認の上での「在宅避難」を考慮し、その為の備蓄措置が重要だと思います。 コロナ禍が安定しだい、町会防災訓練の再開と地域の皆さんの更なる防災意識の醸成を期待しています。 野沢2丁目町会 毎年春に、消防団12分団の協力のもと野沢二丁目公園に設置している「かまどベンチ」を使用した炊き出し訓練をはじめ煙中・消火・簡易トイレ設置・応急手当等、 各種訓練と、町内6か所に設置した「スタンドパイプ」を使用した消火訓練を町会員と一緒に行っていましたが、新型コロナウイルス感染症流行の影響で自粛期間中中止しました。 秋に避難所である旭小学校で行われる4町会合同の「避難所運営訓練」は、昨年一部役員のみで行いました。 防災部長はじめ部員たちで防災機材の点検及び、地域防災研修会や地区の防災塾に参加していざという時の為に備えています。 今年度、一部は中止しましたが、各種訓練が再開できることを願っています。毎年の訓練でも忘れている ことが多く、2年も3年も訓練が中止になっているので、心を引き締めて防災活動にあたりたいと思います。 野沢3丁目町会 野沢3丁目町会では、例年春と秋に行っていた、スタンドパイプ消火訓練と応急救護訓練を、残念ながら中止にしました。 そんな中、コロナ禍でも工夫して行った防災活動を紹介します。まずは東京都防災学習セミナー。 「首都直下地震への一人一人の備え」をテーマにDVDと動画配信で受講しました。都合のいい時間に動画を見て受講できるので、好評でした。 そして避難所運営訓練。一昨年は避難所運営委員のみでアドバイザーを呼んで運営マニュアルの見直しを行い、昨年は中丸小にて防災倉庫物資確認とコロナ対策に基づく避難スペース運営を行いました。 さらに防災ウォーキングでは、応急給水施設を確認しつつ役員の健康増進を図りました。 コロナが明けたら、今度こそ炊き出し訓練を開催したいと思います。 一度役員のみで模擬訓練を行い、ポスターも作って参加者を集い、いざ本番!の時にコロナ禍突入でやむなく中止した企画でした。 一日も早いコロナ終息を祈ります。 野沢四丁目自治会 「コロナ禍における防災関係の今後の方針」 野沢四丁目自治会では、現在新型コロナ感染症防止のため防災関係の催しは休止しています。 ただし、旭小学校の避難所運営訓練については各町会より役員が数名ずつ参加して行っています。 しかしながら、コロナ禍のもとでは従来の避難所の運営については、受け入れ人数の制限があるため在宅避難を中心に考えていかなければならないでしょう。 今後は感染リスクが無くなり、安全が確認され次第、消火器の取り扱い、スタンドパイプの使用方法、D級消火ポンプの操作方法などを世田谷消防署及び消防団第12分団の協力を頂き 防火訓練を再開したいと考えております。また、「炊き出し訓練」についても行うことにしております。 4面 行事案内 ラジオ体操 ・都営下馬アパート第一区民集会所広場 7月24日(日)〜7月31日(日) ・西澄寺 中止 ・野沢公園(一年中) 7月21日(木)〜7月31日(日) ・下馬公園 中止 ・鶴ヶ久保公園 7月21日(木)〜7月31日(日) ・下馬中央公園 中止 ・野沢児童遊園 中止 ・旭小学校 8月21日(木)〜8月30日(火) おまつりなど ・駒繋神社 泣き相撲 7月31日(日) ・おまつり 9月17日(土)、18日(日) 野沢稲荷神社 ・おまつり 8月21日(日のみ) 子ども会 ・緑陰子ども会 中丸小学校 7月9日(土)午後1時半〜  ・旭小学校 8月27日(土)午前9時〜 ・夏休み親子お楽しみ会 下馬区民集会所 7月29日(金)午前10時半〜 防災花火大会 ・こどものひろば公園(下馬2丁目北町会)8月20日(土) 午後6時半〜 中止 盆踊り ・龍雲寺境内(野沢龍雲寺花園会、幼稚園児及び小学生)7月30日 午後5時〜 中止 ・こどものひろば公園(下馬2丁目北町会)8月6日(土)、7日(日)午後6時半〜 少年野球大会 ・第51回下馬地区少年野球大会 午前9時〜 7月23日(土)世田谷公園野球場 各イベントは、中止となる場合があります。 ありがとうございました日赤活動資金募集結果 令和4年6月現在 下馬東分団 327,000円 下馬西分団 157,350円 ご協力をお願いします 社会福祉協議会会費を7月から募集します。皆様からいただいた会費は高齢者、障害のある方、子どもなどに対する地域福祉の活動資金として使われます。 地域のより良い明日の為に、社会福祉協議会会員への加入をお願いします。 一般会員 年間  300円以上 特別会員 年間 5,000円以上 一町一席(俳句・短歌投稿コーナー) ・ふる里の 迎え盆には サルスベリ(田中喜久子) ・さくらんぼ 光を受けて 絵筆もつ(草薙小夜子) ・晩年の ご褒美のごと 薔薇ひらく(齋藤久代) ・真清水の 甘露の味や 鞍馬山(亀井 歌子)  ・万人の 加護あり卒寿 彼岸花(田中 徹子) 編集後記 新型コロナウイルス感染症にかからないように自粛して、家で過ごすことが多くなり、運動不足やら、しつこい勧誘や特殊詐欺の電話に出てしまったり、 町で知り合いかもの人に行き会っても帽子にマスクであれ誰だっけ?ニュースでは、洪水だの地震だの戦争だのと不安だらけ。 終息したからと言ってさあ元通りというわけには?私はプランターで野菜を育てていました。 採れたては最高!でも、どんな小さなところにも草は生えてきました、ふふふ・・・    K.E