世田谷区情報のユニバーサルデザインガイドライン改訂版〔追補版〕 令和8年(2026年)8月 都市整備政策部都市デザイン課 1.背景 区民や来訪者へ向けてわかりやすい情報を提供できるように、情報技術の進展や多様化、障害者差別解消法の施行等を踏まえ、平成28年4月に「世田谷区情報のユニバーサルデザインガイドライン」を作成し、令和3年3月に改訂しました。 分かりやすいデザインと考え方のより一層の普及に向けて、改定後に新たに加わった内容を追補版としてとりまとめました。 2.追補内容 (1)子育て支援環境の整備 頁 18 項目 4街なかのサインにおけるユニバーサルデザイン    4-1街なかや建築物のサインとは    4-1-1サインの種類  【追加】コラム「かるがもスペース ステッカー」 内容 授乳等希望者対応施設に表示する「かるがもスペース」のステッカー紹介   (2)音声誘導システムの整備 頁 30 項目 5視覚障害者の案内・誘導 【新規】5-3歩行支援システム 内容 視覚障害当事者の方の移動を手助けするICTを活用した歩行支援システムの導入 (3)光警報装置の整備 頁32 項目 6聴覚障害者の情報のユニバーサルデザインの対応    6-1施設整備    (1)音響や音声による情報の視覚情報化 【一部追加】「光警報装置(火災用)」のピクトグラム 内容JIS Z 8210の改正(令和6年8月)により、「光警報装置(火災用)」のピクトグラムを追加 追加 4-1-1サインの種類 コラム「かるがもスペースステッカー」 世田谷区では、授乳・搾乳スペースや、カーテン等で仕切られたスペースがある施設のほか、臨時に授乳できる施設など(職員がご案内している施設を含む)の授乳等希望者対応施設に「かるがもスペース」のステッカーを貼付しています。 かるがもスペースのある区内の施設は、世田谷i-mapで確認することができます。 区HP 1274 新規 5-3 歩行支援システム スマートフォンアプリを使った歩行支援システムは複数ありますが、R7年度に区役所本庁舎にて「コード化点字ブロック」の実証実験を行い、良好な評価が得られたことからR8年度から本庁舎に正式導入となりました。他の区施設においても、視覚障害者の利用が見込まれ、一定規模の施設においては、誘導の手法を組み合わせ、より適切な誘導・案内を行っていくことが望ましいです。 コード化点字ブロックとは 既存の点字ブロックに、リングや三角などの記号を貼付し、コード化したものです。利用者がスマートフォンのアプリでコード化点字ブロックを読み取ると、位置情報や周囲の情報などの音声で取得することができ、移動の手助けをします。 (1)用途 視覚障害者に、道案内などの情報を提供できます。 見える人、聞こえにくい人や外国人(多言語)にも読み上げやテキストで情報を提供できます。 災害時などの緊急時には、緊急時用案内に切り替えることができます。 メッセージは施設の状況に合わせて対応することができます。 (2)使用方法 利用者はスマートフォンの専用アプリ「walk&Mobile」を起動し、スマートフォンのカメラでコード化点字ブックをスキャンするだけで案内情報を利用できます。 (3)敷設方法 JIS規格の警告ブロック(ドットタイプ)に、マークを付加することで、コード化します。 施行は塗料やシールで可能で、大掛かりな工事は不要です。 既設の点字ブロックにも施工可能で、案内情報は1枚につき1億2,000万種類が登録可能です。 一部追加 6-1 施設整備 (1)音響や音声による情報の視覚情報化 音響や音声による情報を、できる限りリアルタイムで、ディスプレイや電光掲示板に文字やイラスt、ピクトグラムなどで表示すると、聴覚障害者、日本語のアナウンスがわかりにくい人、アナウンスを聞き逃した人などにも情報が伝わりやすくなります。 下記に対応事例を紹介します。 受付カウンターでの呼び出しと同時に番号が掲示されるディスプレイを設置。(写真1) 庁舎の待合いコーナーコーナーに、非常時の放送を電光掲示板に表示する設備を設置。(写真2) 緊急時の自動火災報知機と連動して、ランプが点滅する光警報装置で、サイレンが聞こえなくても、視覚で緊急時を伝える。(写真3) 〔ピクトグラム〕 光警報装置(火災用)Fire alarm flashing light ※日本産業企画JIS Z 8210に光警報装置(火災用)のピクトグラムが追加されました。 以上