次に12ページです。12ページ、13ページには、会計のときの工夫が載っています。 タイトル 会計のときの工夫 ありがとうございました 12ページ上部には、レジを打っている せたっちと何も反応しない男性のイラストがあります。 せたっちは、声に出さずに「あれ?聞こえないのかな?」と考えています。 この男性のように、聞き取りにくい人もいます。 12ページ中段には、酒屋の男性店員の写真があります。 男性店員は、「値段が分かる様に、レジの表示の向きを変えてみよう。」と言っています。 右側に、レジで会計をしている写真と、レジ表示部分だけ拡大した写真があります。 コラム ほかにも電卓に打ち込んだり、メモ用紙に書くなどして伝えます。 飲食店では、テーブルで精算できると、レジに並ばずに落ち着いて支払いが出来ます。 12ページ下部では、せたっちが、「小さな荷物台があると、財布が出しやすいんだね。杖かけもあると両手を使えて便利なんだね。」と、驚いています。 書類を書くカウンターやATMなど、両手を使って作業する場所にあると、とても便利です。 右側に写真が2枚あります。 いちまいめは、はレジカウンターの少し下の位置に奥行き10センチメートル程度の荷物台が写っている写真。 にまいめは、杖かけの写真。杖かけの写真の右横には杖をついているおじいさんのイラストがあります。 次に13ページです。 せたっちが、「おつりは2310円です。」と言いながら、お金を差し出しています。 13ページ上部には、洋菓子店の男性店員の写真があります。 男性店員は「お札と小銭は別々に渡そう。お金の出し入れに時間がかかる人もいもいるので、ゆっくり(せかさず)見守りましょう。」と言っています。 財布からお札を出しているおじいさんは、「指先が動きにくいから助かるなぁ。」と喜んでいます。 13ページ下部には、洋菓子店の女性店員が、目の不自由な女性におつりを渡している写真があります。 女性店員は、「まず千円札2枚です。次に100円玉3枚、あと10円玉1枚です。」と言いながらおつりを渡しています。 白い杖を持つ女性が、「目が不自由なので、お金を種類別に入れているの。別々に渡してもらうと助かるわ。」と言っています。