1ページ目 令和7年6月発行 代田地区街づくり通信第6号 本紙は、代田1から6丁目にて世田谷区街づくり条例第12条第1項に基づく地区街づくり計画原案の提案を受けたことに伴い、世田谷区で地区街づくり計画の策定に向けた取組みをお伝えするため、対象地区(代田1から6丁目)にお住いの方、土地・建物所有者の方にお届けします。 代田地区街づくり計画の策定に向けて今年度も検討します 令和6年度は街の魅力や課題を皆さまと一緒に確認しながらまちの将来像、方向性について検討してきました。令和7年度は、地区街づくり計画の策定に向けて取り組んでいきます。 皆さまとともに、安心・安全で魅力あるまちの実現に向けて取り組んでまいりますので、引き続きご参加とご協力をよろしくお願いいたします。 第4回代田まちのみらい会議参加者募集 日時 令和7年7月6日日曜日10時00分から12時30分(受付開始9時45分から) 場所 代田区民センター地下2階多目的室世田谷区代田6-34-13  テーマ 地区街づくり計画素案 たたき台 を確認しよう 街づくりパンフレットを考えよう 参加方法 参加方法1会場にて参加 定員40人 ※定員超過の場合は、オンラインでの傍聴をお願いする場合があります。 申込方法 電子申請 電話又はファクシミリ ※ファクシミリの場合は氏名・住所・電話またはFAX番号・参加方法(会場/オンライン)・その他(配慮事項など)を明記 ※電話受付時間 8時半から17時(土日を除く) 参加方法2 オンラインで傍聴 定員100人 ※zoomのウェビナー形式になります 申込締切 令和7年6月30日月曜日 ※手話通訳・ひととき保育をご希望の方は6月22日日曜日までにお申し込みをお願いします。 第3回代田まちのみらい会議の開催報告については4ページ目をご覧ください。 2から3ページ目 代田地区 地区街づくり計画の方向性、たたき台、こちらは2025年2月15日時点のものです。 地区街づくり計画は条例に基づき「位置、区域、目標、方針、また、方針に基づく取り組みとして建築時の誘導」で構成されます。 さらに、街での取り組み、活動、また、方針に基づく取り組みを実現するためのアイデアをパンフレットに示し、街づくりの効果を高めていきます。 方針 1、交通機能の整備、維持管理の方針 安全で快適に通行できる交通環境の形成 内容 狭あい道路の解消を図るため、建物の建築時以外にも機会を捉えて拡幅整備を進め、見通しを確保します。 歩行者、自転車、自動車が共存できる交通安全の促進を図ります。 外出しやすい環境整備 内容 住宅地が主体で狭い道や坂道が多い地区特性を踏まえ、座れる場の設置など、ユニバーサルデザインの視点を取り入れながら、安心して外出しやすい、移動しやすい環境を促進します。 2、公園・広場等の整備、維持管理の方針 公園等の整備 内容 大規模敷地の土地利用転換や寄付等の機会を捉え、防災上有効な機能や空間、みどり豊かな憩いの場や地域コミュニティの場として、公園等を整備し、保全を図ります。 3、緑化・環境保全の整備、維持管理の方針 まちのみどリ環境の保全・育成 内容 道路、緑道、公園・広場、建築敷地等の一帯でみどり豊かな潤いのある市街地環境の保全・育成を図ります。 良好な住環境を維持するため、各主体が適切なみどりの保全・創出、維持管理に努めます。 北沢川緑道や羽根木公園のまとまったみどりを起点に、地域の生態系を保全し、地球温暖化対策を推進するため、場所に即した植生や緑陰、保水力の確保、環境負荷低減に配慮した施設の設計、設備の導入を促進します。 4、良好な住環境を育む整備、維持管理の方針 住宅地と調和する店舗の促進 内容 環状七号線や商店街等の沿道には住宅地と調和する店舗等を誘導します。 コミュニティづくりの促進 内容 地区住民等が参加できる交流の場づくりを支援します。世田谷代田駅駅前広場については交通機能を維持しながら地域の活性化に資する活用を支援できるよう、地区住民等と検討します。 地区住民等がまちを知り、関心を高め、良好な住環境を育むための多様な情報発信を充実します。 まちのマナーの向上 内容 地区住民が心地よく暮らせるよう、住環境の整備・維持管理などのマナーを啓発します。 地域の治安向上 内容 地区一帯で防犯対策を促進し、犯罪を抑制します。 防災力の向上 内容 下水道等への雨水の流出を抑制し、浸水被害の防止を図るため、雨水貯留浸透施設の整備を促進します。 災害時の避難の安全性を向上し、消防・救急活動の円滑化を図るため、ブロック塀を禁止し、狭あい道路の後退部分を通行上支障がないよう維持します。 地区の防災力を高めるため、防災に係る情報の共有、防災活動への参加の促進を図ります。 地域の歴史や文化の魅力の継承 内容 地域の歴史や文化の普及啓発、継承を図ります。 世田谷代田駅駅前広場等からの富士山の眺望を大切にします。 方針に基づく取組み 1、街での取組み、活動案 情報発信、 駅前広場の活用、 標識デザイン、 きょうあい道路の後退部分に物を置かない、 座れる場の設置、 防災の備え、 防犯カメラのステッカーデザイン、 見守り活動、 寄付などによる大規模な土地利用転換、 まちのみどりと環境の保全や育成、 地域の歴史や文化の普及や啓発、 世田谷代田駅前からの眺望への配慮 2、建築時の誘導案 狭あい道路拡幅整備、 座れる場の設置、 生垣や緑化フェンスなどにする、 1階は店舗にするなどの緩やかな賑わいの誘導、 ブロック塀の禁止、 雨水貯留浸透施設の促進、 駐輪場やごみ置き場の設置、 適切な維持管理と管理者連絡先の表記、 近隣への配慮、 防災の備え、 宅配車や歩行者などの溜り空間の活用、 環境負荷低減の施設設計や設備導入。 4ページ目 第3回代田まちのみらい会議開催報告 第3回のみらい会議では、世田谷区のまちのみどりに関する取組みや考え方をご紹介した後、これまでいただいてきたご意見を踏まえて まとめた代田地区地区街づくり計画の方向性のたたき台をお示しし、参加者の皆さまと意見交換を行いました。 開催概要 日時 令和7年2月15日土曜日13時30分から16時 参加者 合計29名(会場26名・オンライン3名) 場所 代田区民センター地下2階多目的室 配布資料や開催気を区はホームページをご覧ください。 区のみどりの取り組み紹介 題名 つながる代田のみどり 説明 みどりは多様な機能を持った街づくりに欠かせない社会基盤であること、区のみどりの7割は民有地であること、つながるみどりの効果などをご紹介しました。 区のホームページでは家庭でできる小さな緑空間や効果や助成制度をご案内しています。 意見交換 テーマ 代田の街づくりの方向性を考えよう 1、目標へのご意見 エリア特有のものを具体的に出した方がよい、 住宅地にあった賑わいを加えるとよい、 地域ではなく代田にしてはどうか など 2、方針へのご意見 住環境には働くといった観点は入るのか 代田は暗いので照明について入れてもよい 地域の培ってきたこだわりや歴史が見えるようにする など 建物づくりの作法へのアイデア 1、住宅の緑化(生垣や緑化フェンスなど) 庭の作り方のレクチャーやバリエーションを紹介する、 ひとつぼみどりのように少しでも緑があると良い 2、防災、防犯対策(防災の備えや防犯カメラなど) 暗い道が多いので夜もライトアップして緑も照らせると良い 3,溜り空間(宅配者や歩行者など) 座ったり、空間のお手入れなどを通じて交流が生まれるように、溜まり空間を積極的に活用する 4、座れる場の設置(ベンチや腰掛け) まちに出やすくするためにも、管理もセットでベンチを設置できるように誘導したい など