鷺の谷 第183号 令和8年10月1日発行 発行者 九品仏地区身近なまちづくり推進協議会広報部会 事務局 九品仏まちづくりセンター TEL  03-3703-2341 鷺の谷の由来:1600年代 奥沢(おくさわ)新田村(しんでんむら)「鷺の谷」という旧小字(きゅうこあざ)の地名がみられる。 毎年9月1日は防災の日です。世田谷区の区のおしらせ9月1日号では防災特集が組まれることが多く、 みなさんの中にも9月1日は防災の日と認識し、この頃に災害への備えを再点検するという方は多いのではないでしょうか。 昨年9月11日の集中豪雨ではこのあたりでも被害が出て、内水氾濫の恐ろしさを、実際に見知った体験となりました。 世田谷区洪水・内水氾濫ハザードマップ(内水氾濫・中小河川洪水版)などで、自宅周辺を確認することは必要だと思います。 さて、最近ニュースで様々取り上げられるようになっているドローン。ドローンが、令和6年能登半島地震の際に、 捜索や被災状況確認、物資輸送等で、実際に活用されたことをご存知でしょうか。 右下写真は八幡中学校上空からドローンで撮影した写真です。淨眞寺の緑と自由が丘のほうへつながる緑道がよくわかります。 緑道はもと九品仏川の暗渠。周囲より低い窪地となるため集中豪雨の際は注意が必要です。 令和6年の元旦に能登半島地震が発生した後、早いところでは、ドローン関連企業が、1月6日には活動を開始したとのこと。 道路が寸断されたことによって、必要な物資を被災地に届けることができないことはおろか、そもそも 被害状況の確認も難航したと言われています。そのような状況の中、ドローンで空から、危険でアクセスが困難な地域の被災状況の確認をし、 孤立地域に取り残された人がいないかを自衛隊と連携しながら捜索するなどをしたことは、ドローンに一定の有用性があることを示しました。 そのほかにも、倒壊家屋・倒壊リスクのある建物内の調査や、孤立地域への生活必需品・薬などの空輸等でも、ドローンが使われました。 世田谷区でもドローン活用に向けて検討していると聞きましたが今後、防災をはじめとして、生活で役に立つことにドローンが活用されることを期待します。 九品仏淨眞寺周辺の樹木(巨樹)巡り その2 参道の突き当りにある総門をくぐった正面左手に高さ20m近くのヒマラヤスギの巨木2本がそびえ立っている。 松ぼっくりはバラの花のような形をしており、シダーローズと呼ばれている。枝を水平に幾重にも張り、その枯葉は周りに雑草を生やさない不思議な力を持っている。 開山堂のそばに、釈迦が樹下で悟りを得たとされるインドボダイジュ(クワの仲間)があったが、いつのまにかなくなってしまった。 仁王門を通り抜けた右側の本堂の手前にある鷺草園の奥に落葉高木のムクノキ(椋木)が1本あり、秋口には黒紫色に熟した実をつけ、 ムクドリ・オナガ・ツグミが食べに来る。 本堂へ向かう両側に、ギンナンと黄葉で親しまれている大イチョウ(公孫樹、銀杏、鴨脚)が2本相並んで鎮座している。 向かって右側は、都天然記念物で、樹齢数百年と言われている。今では公園や街路に広く植栽されている。 枝についているギンナンは実ではなく種子で、以前は銀杏拾いをしていたようだ。  澤村信之