世田谷区障害理解の促進と地域共生社会の実現をめざす条例の一部改正(素案) 概要及びご意見等 @自立した生活及び地域社会への包容 改正概要 生活の在り方は、ひとり暮らし、家族との同居、グループホームなど、本人の希望に応じて選択されるべきものであることを前提に、自らが選択した、地域での生活の実現に向けて区が取り組むことを定める。 いただいたご意見 障害者が地域で安心して暮らすための必要な施策として「障害者における自立生活」を位置づけ、ひとり暮らし等への支援を充実させていく必要がある。 ひとり暮らし、家族との同居、グループホームなど、特定の生活様式を前提とせず、本人が希望する多様な暮らし方の視点が必要である。 改正条文 (支援体制の構築等) 第15条 (第1項、第2項 省略) 3 前2項に規定するもののほか、区は、ひとり暮らし等の自立した生活、家族との同居、グループホームの利用等その他の障害者等が自ら選択した地域社会での生活を営むために必要な施策を講ずるものとする。 A障害者の意思決定支援 改正概要 区、障害福祉サービスの提供を行う事業者等に「意思決定の支援に配慮し、その実施に努める」ことを定める。 障害福祉サービス事業者が意思決定支援を実施するために、区が必要な施策を講じることを定める。 いただいたご意見 障害者本人の意思や希望を尊重した支援を推進すべき。 障害児・しゃに関わる様々な事業所が意思決定支援を実施できるようにすべき。 厚生労働省が「障害福祉サービス等の提供に係る意思決定ガイドライン」を発出しているが、まだまだ浸透していない。区が積極的に情報発信や支援を行うべき。 改正条文 (意思決定の支援) 第8条の2 区及び障害福祉サービス事業者等は、障害者等が日常生活及び社会生活に関して自らの意思が反映された生活を営むことができるよう、意思決定の支援に配慮し、その実施に努めるものとする。 (意思決定に係る支援) 第15条の2 区は、障害者等の自己決定権が尊重され、障害者等が円滑に意思決定の支援を受けられるよう、障害福祉サービス事業者等に対して必要な施策を講ずるものとする。 B区政への参加・参画 改正概要 区が政策を検討・決定する過程において、障害のある人をはじめ多様な立場の人々が主体的に関わることができるよう環境の整備に努めることを定める。 手話通訳や要約筆記の配置、資料の点字・音声・やさしい日本語での提供、オンライン参加の導入など、多様な参加手段の確保を図ることで、障害者等が単に参加するだけでなく、意見表明や議論への参画を通じて、政策形成に実質的に関与できる環境づくりを目指す。 障害児・者に関する政策立案を行う会議等については、当事者である障害者等の参加・参画を積極的に促進し、その意見を政策に反映させることを目指す。 いただいたご意見 種別を問わず、多様な障害当事者が政策形成の過程に参加できる機会を確保すべき。 障害者代表ということではなく、一人の区民として当たり前に参加して意見を言えるようにすべき。 会議等への参加に当たっては、手話通訳、要約筆記、わかりやすい資料提供など、障害者等が参加できる環境の整備を進めるべき。 障害児・者に関する事項の検討においては、当事者の意見を十分に反映できる仕組みが必要。 改正条文 (区政への参加及び参画) 第8条の3 区は、区の政策の立案に関して、区民の参加を求める会議等の開催に当たっては、障害者等が参加し、及び参画することができるよう、その特性に応じた環境の整備に努めるものとする。