SETAGAYA DX Award エントリー No.1 タイトル 総務部職員厚生課DXを進めるにあたって 互助会事業の事業改善をとおして学んだこと 業務概要 今回改善した業務の概要業務について 1文書作成時の入力事項削減と集約 2インターネットバンキングの導入 困っていたこと・課題 1意思決定、決裁の文書はほぼワードファイルだけで管理 2銀行への振込も手書きの帳票とフロッピーディスクで処理 私にとっての職場の理想や目指した方向性・ゴール 1ルーチンワークの作業負担を無くす 2事業の改善や見直しに充てられる時間を増やす そして各職員に効率化の成功体験をしてもらい 効率化に積極的な職場環境を実現する! ワード・紙メインの業務を効率化するためには 改善の打ち手・導入ツール 1起案・支出命令・収入通知(帳票類)⇒関数入りエクセルで書式作成 2銀行への振込も手書きの帳票とフロッピーディスクで処理⇒ネットバンキング導入 改善後の変化や効果 1起案・支出命令・収入通知(帳票類) もともとは全部手作業だったが、エクセル化して作成するのはエクセルシート1枚に 固定の入力箇所95項目が11項目に ファイル数は90%削減 書類作成に係る時間が50分から15分程度に 現在この仕組みが導入されている例月業務数は6事業 計3時間30分を創出 2インターネットバンキングの導入 もともとは全部書き込み 銀行名 支店名 口座コード 貸付金額 振込人名 預金種別先ほどの貸付事務なら最大15人くらいは手書き! インターネットバンキングの導入により結果的に手書きは全廃 口座情報と金額のみエクセル入力 職員番号と金額のみエクセル入力エクセルツールを作成して振込データの作成をから選択可能に! 入力箇所 口座情報と金額のみエクセル入力する方式 6箇所から変更なし 書き直しが可に 職員番号と金額のみエクセルに入力する方式 担当が特に効率を意識した業務フローを作るように変化 これらの改善で新しい業務を開始する際に1.起案・支出命令・収入通知(帳票類)のエクセル化 改善までの期間と導入の流れ苦労した点・今後に向けて 改善期間 起案・各種帳票のエクセル化 導入ステップ 1.需要の確認 2.内部で検討 3.試作品の作成4.試作品に対する意見収集 5.導入スケジュール設定2ヶ月 導入ステップ 1.代用ツールの検討 2.機能調査 3.デモ機のテスト4.導入 5.関連ツールの作成インターネットバンキングの導入 4ヶ月 今後に向けて 取り組みを開始するまでの内部調整 ?作りたいエクセルツールの機能を言葉だけで説明しきれなかった ?提案時点ではスケジュールどおりに更新を進められるだけの信用が得られなかった 信頼性を確保するための人員を確保・育成 ?制度変更等に備えたメンテナンス要員が必須 ?メンテにはエクセル関数の知識やDX的な視点が必要 現在も属人的な要素を排除しきれていない。 現状に対する認識の平均化 ?多少の非効率は業務知識と個人技能で埋められる ?現状に問題や不便を感じなければ改善への意欲は生まれない 誰にでも受け入れられるメリットが必要 成功の秘訣1 デモ機・デモツールの作成 ?言葉に依存せずに機能をデモンストレーションできる ?現状とツールやシステムを導入した状況を比較したイメージを簡単にしてもらえる 成功の秘訣その2 理解者がいたこと ?同僚が全体的に状況の改善を望んでいた ?反対者を説得する時間が不要だった 今後取り組みたい点 アプリ・システムを前提としたルーチンワークの構築 ?保守を考えればシステムに強い人間に依存する構造はなくせない ?そのうえで、更なる負担軽減を目指すなら、自前のツール・アプリより他者が保守を受け持つツール・アプリを導入すべき 昔と違って様々な無料アプリが庁内に導入され、開発環境も部分的に用意されている これを活用しない手はない ご清聴ありがとうございました エントリー No.2 タイトル「保健師が挑戦したDXの第一歩!音声入力活用事例・GIS普及事例の2つの実践」世田谷総合支所健康づくり課 保健師の仕事は“聞く・書く・考える”仕事 ◆保健師は相談事業にて、1時間以上の相談内容を記録 ◆事後カンファレンスで発言の意味を考え、今後の支援を検討 ◆相談内容と検討内容を、手書きで記録用紙に清書し決裁業務について@ 今時手書きってどうなんだろう … 1時間以上にわたる語りを全て手書きで清書するので手が痛くなる 字が乱れ読みにくい 残業になることも… 困っていたこと・課題 相談者の気持ちは正確に、でも手書きからは楽になりたい!! ◆事業で語られる相談者の気持ちを正確に読みやすく残しつつ、記録者の負担を減らし、記録の「質」と「効率」を両立させる こと!! 目指した方向性・ゴール Wordに新機能が搭載されてる!? ・Wordの音声入力機能を活用。 ・庁内 PCの標準機能のみで特別な予算・研修なし。改善の打ち手・導入ツール 「記録作成の負担が減った」「記録が読みやすくなった」と大好評! 音声入力により手書きしていた記録作成時間を大幅に短縮 手の疲労や残業が軽減 記録が読みやすくなり、他職員とのコミュニケーションも円滑に より良い支援を考えることにより多くの時間を使えるようになった! 改善後の変化や効果 完璧ではない、でも前進! ・音声入力では誤変換があり、修正作業が必要。 ・でも手書きより圧倒的に楽で、読みやすい!今後は個人情報保護に配慮しつつAI・自動校正 を取り入れ、精度向上 を目指したい!! 苦労した点・今後に向けて 保健師は、地域を分析し、支援に活かしている ◆GIS(地理情報システム Geographic Information System )って?…地図上に様々なデータを重ね合わせることで、地域の傾向を可視化・分析できるツール。 ◆地区診断って? …地域を調査・分析し、健康課題を明らかにすること。課題解決のため、必要な支援を計画・実行していく。 人、施設、課題は「場所」と深く結びついている。→地図は、地域理解を助けるツールの1つ データ分析って難しい …ツールはあるのに誰も使っていない … ・地区診断をする際、肌感覚で感じていることを、データの根拠に基づき分析することが難しい ・令和 5年、庁内 GISがいつの間にか導入されていたことを発見! →面白そう、でも 誰も使っていない、存在すら知らない、パスワードも分からない 困っていたこと・課題 皆で楽に地域の特徴を捉えられたら!! ◆母子・精神保健の 地域特性を可視化すること ◆その助けになる ツールを普及させ、根拠に基づく地域診断や支援計画に活かせる体制をつくること 目指した方向性・ゴール 「GISって面白そう。まずは立ち上げてみませんか?」 ・GIS立ち上げマニュアルを作成 ・ログイン方法、基本操作、何ができるか、に特化 ・地区診断で必要な母子・精神の施設データを10種類追加 改善の打ち手・導入ツール GIS立ち上げマニュアル 地区診断のデータ分析にGISを使ってくれた! 職場の保健師全員が GISを開けるようになった 「GISって面白い、使ってみたい」という意識変化 地域課題を地図で可視化できるように。 改善後の変化や効果 使われてこそ、DX。 ・活用は基本操作が中心 ・忙しいと後回しになりがち→今後はデータ分析の応用機能を使いこなして地区診断の質を上げること 誰もが気軽に使えることを目指したい!! 苦労した点・今後に向けて DXは“特別な人”のものじゃない いきなり大きな課題解決は難しくても小さなことから ご清聴ありがとうございました エントリー No.3 タイトル「建築審査、電子に進化」都市整備政策部建築審査課 建築審査課の窓口業務 ・建築審査課では、各種申請や手続き、建築計画の相談など、多岐にわたる内容を窓口で受け付けています。 ・中でも、建築計画等の相談は年間 数千件にのぼります! ・相談内容は、記録として管理しています。 このたび、これまで紙媒体で行っていた業務を電子化しました! 業務について 従来の紙媒体での課題 @用紙の印刷コストと保管場所の問題がありました。また、記載内容には個人情報が含まれるため、紛失のリスクもありました。 A過去の相談履歴検索に手間 がかかっていました。情報管理のため、毎日紙から Excelに転記する作業が必要で、業務負担になっていました。 B相談履歴は、類似事例の参考等に活用されます。しかし、紙媒体だと 同時確認が行えず、待ち時間を要すことがありました。 困っていたこと・課題 解決のため、課内ヒアリング あわよくば 紙では実現できなかったあんなことやこんなこともできないか・・・? ・紙ではなく、 データで管理したい ・過去の相談 検索を簡単にできるようにしたい ・情報共有をスムーズにして組織力を高めたい 改善の打ち手と導入ツール ・DX推進担当課に相談したのがきっかけで、様々なツールを紹介してもらえました。 ・その中から、以下の4ツールを採用し、これらを組み合わせたシステムを構築しました。 改善の打ち手・導入ツール Microsoft Power Apps Microsoft Power Automate Microsoft Forms Microsoft Share Point 導入ツール@ Microsoft Forms 来庁者の回答フォーム 窓口に置いたQRコードを読み取り、ご自身のスマホから! 導入ツールA Microsoft Power Automate データベースへの自動転送ツール 回答が入ると自動で処理スタート! 来庁者回答を自動転送! 転送に合わせて、海外時間を日本時間へ変換する処理などをしてくれます 導入ツールB Microsoft Share Point 肝心要のデータベース 使いやすいようExcel形式で管理しています! 導入ツールC Microsoft Power Apps 職員が普段使いする管理画面 パッと見で使いやすく、過去の検索も容易! 改善後の変化や効果 改善効果@ 来庁者は紙の記入からスマートフォン等での入力へ変更! 来庁者には窓口で QRコードを読み取ってもらう運用としています。 改善効果A 課内での情報共有がスムーズ! 紙での回覧は時間を要していましたが、複数人が同時に確認できるようになりました! 属人的な業務を解消し、事例検討を通した技術継承ツールとしても活用されています! 改善効果B データ集計・管理を効率化! 「●月●日に世田谷▲丁目■番で〜」という相談履歴の集計作業をしていましたが、入力データを直接検索する機能を作ったため、作業が不要になり、業務が削減できました ! 改善効果C 蓄積したデータを活用して相談内容の分析が可能! データベースを Power BIに連携すれば楽々分析♪ 今後、ホームページに掲載する情報提供の内容検討等に活かす予定です。 改善効果D 年間数千枚の紙削減!毎月紙による書類が増えていましたが、書類保管スペースが大幅に削減されました!印刷コストや準備手間解消にも貢献しています。 改善効果E 職員による改修が可能!先ほどのツールを活用して、すべて職員がイチから自作しました。 外部に委託せずとも 自分たちで改修できるため、ちょっとした修正から法改正にも即時対応が出来ます!予算要求等も不要です! 取り組みのスケジュール(振り返り) 取り組んでから改善実施までの期間(実作業は9か月程度) @DX推進担当課と打合せ、課内方針決定1か月 Aオンライン学習サービスで勉強、作成練習2か月 B各ツール作成作業、システム構築4か月 C課内周知、内部試行・改善2か月 D運用開始 ※実際には通常業務繁忙や想定外のシステム変更もあり、作業が止まった期間があります 苦労した点と今後 苦労した点 @導入したツールについての知識がなく、操作方法を一から学ぶ時間が必要でした。 通常業務の繁忙期は時間が取れないため、時には作業が進められないもどかしさも。 A職務の流れが変わるため、全課員に理解を得て意思統一を図りました。 しかし、様々な意見・要望が出て、取りまとめに苦労しました。 B運用を始めて、全課員がシステム利用に慣れてきましたが、改修作業は不慣れな職員が多いです。 そのため、課内研修を通じて職員の操作性等を高めています。 今後は新庁舎での窓口案内検討や、人手不足を見据えた更なる改善を進めていきます! ご清聴ありがとうございました エントリー No.4 「会計年度任用職員出退勤管理システム」総務部人事課 会計年度任用職員の出勤簿整理について業務について 職員であれば、誰もが扱ったことがある「出勤簿」。常勤職員は、朝夕ICカードで打刻し、人事庶務システムを開けば電子の出勤簿を見ることができます。 しかし、会計年度任用職員はつい3年程前まで、紙の出勤簿とハンコで出退勤管理を行っていたのです …… 困っていたこと・課題 是正まったなし! 窮まった勤怠管理 2019年4月施行【厚労省ガイドライン】 当面の対応 手書き+現認押印による勤怠管理は客観的な記録として認められず 労基署の是正勧告【R4年度】 是正勧告を受けて取った当面の対応は、出退勤時に時間を手書きして上長にその場で確認してもらうというもので、職員にも出勤簿管理者にも負担がかかる、苦肉の策でした。 目指した方向性・ゴール ピンチはチャンス!既存のIC打刻にとらわれず「次世代の打刻」へ ?勤怠管理の適正化 法令遵守の徹底 ?共用打刻端末の確保 会計年度任用職員の約半数が業務で PC利用なし ?低メンテナンスICカードなどの登録・発行コストや手間を削減 (共用端末でも OTRのようなスムースな打刻を実現) ?低コスト内部情報系システムの見直しによりシステム稼働期間は3〜4年を想定 ?低負荷導入に伴う操作習得のための所属負担を極力避ける (件数が限定される、超勤申請などは引続き紙申請対応) ?早期実現 早期対応可能な導入スケジュール 改善の打ち手・導入ツール AIZE biz TRIPLEIZE社)をベースとした出退勤管理システムの導入 改善後の変化や効果 煩雑・膨大な書類管理から、簡潔・便利なシステム管理へ @出退勤打刻の時間短縮 1回8秒×朝夕2回×252日×5000人×0.95≒年間約5300時間 かんたん操作で 1回4秒!全庁で年間2650時間削減! A勤怠管理の適正化 ・膨大な量の書類管理 ・チェック機能が手薄・タブレットと PCのみで、省スペースで管理しやすく ・チェック機能により打刻や服務情報の漏れを防止 残存アラート数 令和7年10月約2000件 令和8年12月375件 苦労した点・今後に向けて 導入検討からわずか1年4か月で稼働開始! ・機能を必要最低最低限に ・オンプレ開発で運用しながら臨機応変に対応 誰にでも、分かりやすく・扱いやすくを意識 ・イラストや動画をふんだんに用いることで、抵抗感を緩和 ・VBA支援ツールなどを用意し、複雑な操作をサポート ・「顔認証」以外の打刻方法を用意 令和10年の内部情報系システムの全庁的な見直しに向けた課題 ・出勤簿管理者のナレッジの蓄積 ・働き方の枠にとらわれない、新たな打刻方法の検討 ご清聴ありがとうございました エントリー No.5 「AI(Hideki)を活用した業務改善について」危機管理部災害対策課 エントリー No.5 今回改善した業務の概要 災害時における区民等からの問合せ対応 業務の流れ @区民等から、区内で発生している被害情報や、災害対応に関する問合せが来る A問合せ内容を聞き取り、その場で回答するか防災情報システムへ入力し、担当の災対各部へ対応を依頼する ※対応の際には、世田谷区地域防災計画や震災時職員行動マニュアル等で確認している業務について 災害対応に当たる上で困っていたことや課題に感じていること 課題 1職員も被災者となっている中、不慣れな災害対応にあたることになる ⇒普段災害対応にあたったことがない職員が多く対応に不安を感じている 2区民への素早く正確な情報発信が求められている ⇒被害を受け不安に感じている区民を安心させるために正確な情報を届ける必要がある 目指した方向性やゴール 今回の検証をもとに災害時に問合せで受けた内容をAIに入力し、AIからの回答を参考に、担当部署へ繋ぐことができる環境を作る ⇒AIに確認した結果を判断材料として使うことができる ⇒問合せ対応への不安を軽減することに繋がる ⇒迅速な災害対応を行うことができる 区民へ素早い情報発信を行うことができる環境を作る ⇒不安に感じている区民を安心させるための情報発信を素早く行うことができる 改善するにあたり導入したツール 災害対策課 RAGbot(Hideki) なぜ Hidekiを活用しようと思ったのか ・地域防災計画を読み込ませているので、災害対応の問合せに活用できる ※地域防災計画とは、世田谷区の災害対策における、総合的かつ基本的な計画 震災編・風水害編・富士山等噴火降灰対策編・大規模事故対策編から構成されている 改善の打ち手・導入ツール ・答えさせたい内容を予め読み込ませておくことができる ⇒学習させるデータを更新していけば、回答精度を高めることができる 災害時における区民とのやり取り@ 発災時に区民から電話で問合せが来た際の対応例 (区民)地震で自宅が被害を受けてしまい、罹災証明書を申請したいが、窓口は どこになるか。 (職員)ご連絡ありがとうございます。担当する窓口をお伝えしますので、お待ち ください。 改善の打ち手・導入ツール AIに入力した際の様子A (AIに確認する内容)罹災証明書を発行する際の担当部署を確認する 検証を行った後の変化や効果 改善後の変化 ・紙の資料で確認するよりも AIの方が、自分の知りたい情報をすぐに確認できる ・問合せ内容を AIで自動文字起こししたテキストから必要な情報を AIが抽出することでより、問合せ対応に係る時間を短縮することができる 具体的な効果 ・自分の知りたい情報がすぐに確認できたことで災害対応への不安が減った ・災害対応の正確なプロセス(次の対応を考えたり、連絡先を調べる)を迅速に確認することができた 検証にあたっての導入ステップ 準備、検証、振り返り ・Hidekiに地域防災計画を読み込ませる ・Hidekiに答えさせたい内容を読み込ませる ・発災時を想定した訓練でAIを活用 ・AIからの回答を参考にシステムに入力 ・アンケートをもとに課題を整理 ・次回の検証に向けて改善案の作成 検証にあたり苦労したこと AIからの回答が、こちらが求めている回答にならない ⇒読み込ませているツールが地域防災計画のみのため、複数の情報源を読み込ませないとより正確な回答が出てこない ⇒AIに学習させていない質問が来た時に正確な回答が出てこない 課題を打破するために今後改善が必要なこと Hidekiに確認したい内容を具体的に入力する ⇒部署を確認したい場合は、質問の最後に「〜の担当部署はどこか」を入れると、その情報をもとに、 Hidekiが担当部署を案内してくれるようになった ⇒質問のバリエーションを増やして学習させておく必要がある 間違った回答や情報が古いままになっていないか定期的に見直す ⇒定期的に災害時を想定した訓練を行ったり、マニュアルを更新した際に、Hidekiに読み込ませるデータを修正しておく必要がある 今後取り組みたいこと AIが問合せ対応を行う環境の実現 ⇒区民からの問合せの中から、重要な情報を AIが選定することで、職員が優先して行うべき対応へリソースを割くことができ、 区民が安心できる情報を素早く発信することでより効果的な災害対応を行える 実現にあたってのステップ @発災時を想定した訓練を行い、問合せ内容に対して正確な回答を導き出せるか検証 A読み込ませるデータを修正・更新し、回答精度を上げていく BHidekiを全庁に公開し日常の業務に活用することでさらに検証を重ねる C区民からの問合せ対応や問合せ内容の中から重要な情報を選定できるようにシステムを構築する。 区民が安心できる情報を素早く発信することでより効果的な災害対応を行える ご清聴ありがとうございました エントリー No.6 タイトル「地域コミュニティアプリ「common 」による地域活性化」地域行政部地域行政課 業務について まちの情報共有手段は回覧板頼り?? ・まちの情報を得るため手段としては、全区的なものとして、区のお知らせ「せたがや」、メールサービス、 SNS(Xやインスタ、 LINE)などがあります。 ・地域・地区の情報共有としては、総合支所 X、区が設置する広報板、町会自治会の掲示板、回覧板などが活用されています。 ・新規事業や、イベントの周知などでは、まずはちらしを作成し、回覧板で回付依頼というのがスタンダードになっています。 まちの情報は共有されているのか? ・新聞の購読者の減少により区のお知らせ「せたがや」も発行数が減っている。 ・SNSは、趣味や興味の対象になるものならフォローして楽しく頻繁に確認すると思われるが、果たして行政(区)の情報を同様に確認する人はどれだけいるのだろうか? ・まちの広報板や掲示板は、貼れるチラシ数に制限もあり、その場所で見るのが基本。 ・町会自治会に加入している世帯は以前より減少し、回覧板が回らない世帯もある。また、 回覧板へのチラシの組み込み等の負担があり、区のチラシの精査が必要となっている。 ・令和 5年度のタウンミーティングでは、「まちのイベント等に参加するにしても、まちの情報が自分には届いていない」という意見も複数あり。 情報入手をきっかけとした参加を取り巻く状況は厳しさを増すばかり・・・。 困っていたこと・課題 ピンポイントでの情報の共有と知らなくて参加できなかったの縮減 ・多くの情報があふれる中で、「エリア」を接点に、そのエリアに関わる人向けの情報(ピンポイントのエリア情報)を区のみでなく、区民、団体、事業者などあらゆる方々が発信し、 共有している状況をめざす。 ・各種媒体に分散している情報が集積され、「これを見れば概ねこのまちのことはわかる」という地区情報共有プラットフォームがあり、生活インフラとなっている状況をめざ す。 ・プラットフォームで情報が共有されていることから「情報が届いていない、知らなかったから参加しようがなかった」という状態をなくしていく。 ・プラットフォームで情報を知ったから参加できた。参加をきっかけにして、まちの活動に協力できるようになったという人が増える状態をめざす。 目指した方向性・ゴール 地域コミュニティアプリ「common」の導入 ・地区地域の情報が集まるものとしては、世田谷区内の情報を集めた情報ポータルサイトも存在している。 しかし、サイトの管理者が情報発信することが基本であり、その負担から途中で休眠状態に入るものも多い。 ・そんな中、台風 19号での二子玉川での情報共有の必要性をきっかけにして、東急株式会社が地域コミュニティアプリ「common」をリリースし、東急沿線に広がりつつあることを知った。 ・commonであれば、だれかが情報発信やコンテンツを作る中心になるのではなく、ユーザーが皆で充実していくことができ、かつ様々な情報が集まりやすいこと。 そして、すでに区内で活用されているものであり、区が開発(投資)して管理者となるのではなく、民間活力を活かすこともできるのではないかと考えた。 改善の打ち手・導入ツール common ・令和6年度より、まちづくりセンターで順次「common」による情報発信を開始し、令和7年度には協定締結、まちづくりセンター関連の地区情報の共有も進んでいる。 ・情報を見ても、参加や協働に直結するわけではないが、まちセンがどんなことをしているかや、まちセン自体の存在を知っていだだけるのも効果のひとつ。 ・まちづくりセンターが事務局の「古着・古布回収」では、あきらかに参加者が増えたという声もあり、過去最高の回収量となったという事例もある。 ・区民が何か相談したいときに、ご近所の方に気軽に相談できる環境ができつつある。転入者がご近所の方に聞いたりすると優しいサポートがある。 ・落とし物をしたとの投稿があると、「これでは??」という感じで落とし物が手元に戻るケースもある。改善後の変化や効果 まちづくりセンターでの活用事例(古着・古布回収) まちづくりセンターからは、まちづくり、防災、地域包括ケア関連の取組みやイベントなどを発信しています。 まちセンのほか、社協や民間事業者等もエリアに関連する情報発信しています。 この事例では、約300名が詳細を閲覧 過去最高 の古着・古布回収量達成に寄与 様々な取組みへの「参加と協働」の拡大へ 回収量(前年)4317s回収量(今回)4400s(4.4t) 来場世帯(前年)530世帯来場世帯(今回)582世帯 一般の方の活用事例 落とし物探しの協力 近所の新しいお店のオープン情報などのほか落とし物に関する投稿もあります。この事例では無事に見つかりました。身近な地区の住民同士だからこその効果が出現しています。 まだまだ苦労の真っ最中?? ・当初は区職員の「common」の認知度も低く、commonを利用していくことの理解を得るのに大変でした。 これは今でも課題であり、少しでも知っていただきたく、今日ここで紹介しています。 ・多くの方が利用して発信し、多くの情報が共有されて初めて有益なものとなります。 ・まだまだ道半ば。エリアによってはユーザーも少なく開店休業状態のところもあります。 ・区職員の皆様もまちの情報入手のための閲覧や区内の良いところの発信などにもぜひご利用ください。 ・各部で common の活用をお考えの場合は、地域行政課までご相談ください。 ご清聴ありがとうございました エントリー No.7 「情報公開支援システムの導入」総務部区政情報課区政情報係 業務について 開示請求事務を年間約800件受付 困っていたこと・課題 ・紙作業からの脱却/紙交付も将来的に脱却 ・長時間に及ぶ超過勤務の削減(墨消し「作業」にかける人的資源の余裕はない) 某若手「こんな切り貼り作業をするために世田谷区に入ったわけじゃない!」 →政策経営部と協議し、改善の取組みスタート 目指した方向性・ゴール 「令和の働き方」からは程遠かった。 改善の打ち手・導入ツール ・区政情報係がキヤノンに対して開発協力(令和5年度〜) (アプリケーション要件ヒアリング・操作デモなど) ・導入は 全国で世田谷区が初 (令和8年度以後、追随して導入予定の自治体あり) 改善後の変化や効果 ・プロポーザルを令和6年度に実施 →令和7年4月から導入 ・現時点で万能・完璧なシステムではない。 人の目による確認が必須 (多くの自治体で導入し、トライ&エラーを重ねることで、成長・発展していくシステム) 将来的な職員数の減少 一人ひとりが「考える」仕事へシフト 「空いた時間」で何をする? ご清聴ありがとうございました