梅丘地区防災マップ 梅丘まちづくりセンターが令和7年3月に発行しました。 おもて面では、地区内のいっとき集合所や指定避難所の場所を地図でご案内しています。 このマップに記載されている避難所などの情報は地震発生時のものです。 水害発生時の情報は、ハザードマップなどでご確認ください。 いっとき集合所は、自宅が危険になった時に一時的に集合して様子を見る場所で、 公園や学校などが町会・自治会ごとに指定されています。 梅丘地区内の町会・自治会ごとのいっとき集合所です。 梅丘1丁目町会は、梅丘まちづくりセンター、 梅丘2・3丁目町会は、国士舘大学地域交流文化センター前、梅丘とちのき公園 豪徳寺1丁目町会は、豪徳寺一丁目オリーブ公園 豪徳寺一丁目山下自治会は、善性寺 豪徳寺二丁目町会は、世田谷城址公園 代田自治会は、円乗院前、代田広場、さくら花見堂、羽根木公園 代田東町会は、世田谷代田駅周辺 広域避難場所は、火災が広がって、自宅・一時集合所が危険になった時に避難する場所で、 大規模公園などが指定されています。 梅丘地区内の広域避難場所は、羽根木公園一帯、国士舘大学一帯の2か所です。 指定避難所は、自宅が住めなくなった時、一時的に生活するための施設で、 区立小中学校などに開設されます。 梅丘地区内の指定避難所は、山崎小学校、城山小学校、世田谷中学校、さくら花見堂の4か所です。 防災行政無線塔は、災害時に区役所からの情報を放送する無線塔で、梅丘まちづくりセンターのほか、 地区内の6か所に設置されています。 震災用対策井戸は、災害時の生活用水として提供いただける井戸で、地区内に20か所以上あります。 この水は飲むことはできません。 また、地区内には火事に備えて、様々な消火機材があります。 街路消火器は、ボックスの中に消火器が入っているもので、区内全域の道路上などに約5,000本設置されています。 消火栓は、道路などに埋められた水道本管に取り付けられていて、スタンドパイプやホースなどをつないで消火します。 防火水槽は、消防用水を貯めておくもので、公園などの地中にあります。消火ポンプなどの資機材をつないで使います。 防災マップの裏面では、地震が起きたときの避難方法や、町会・自治会のご案内、在宅避難についてお知らせしています。 地震のときの避難方法です。 地震が起きたら、まずは身の安全を確保します。頭や体を守りましょう。 室内にいた場合は転倒の恐れのある家具やガラスから離れてテーブルの下に隠れ、 そとにいた場合はカバン等で頭を守りましょう。 次に、危険が迫っていないか確認します。 近くで火災などが発生し、危険が迫っている場合は安全な場所で様子をみます。 いっとき集合所は、公園や学校などが指定されており、危険回避のための様子見や、避難のために一時的に集合するところです。 広域避難場所は、大規模公園などが指定されており、火事が広がるなどして、一時集合所が危険な状態になった場合に避難するところです。 安全な場所で、余震が収まり火事などの危険がないことを十分確認します。 最後に、自宅で生活ができるか安全を確認します。 避難所に行く以外にも、避難する方法があります。 自宅が安全な場合は、在宅避難をします。 指定避難所のスペースや物資には限りがあります。 自宅が無事で安全な場合は、自宅で避難生活を送る「在宅避難」をしましょう。 火事や倒壊で自宅が安全ではない場合は、次のような避難方法があります。 「縁故避難」は、被災していない家族や知人を頼って避難する方法です。 「自主避難」は、自分で被災していない宿泊施設を確保して避難する方法です。 自宅以外に避難できるところがない場合は、区立の小中学校に開設される「指定避難所」に避難します。 災害時の助け合いのためにも、町会・自治会でいっしょに活動しませんか。 町会・自治会は、地域のどなたでも参加できる団体で、世田谷区のまちづくりの中心的な存在です。 梅丘管内には6つの町会・自治会があり、さまざまな活動を行っています。 大きな災害が起きた場合、近所の方どうしの助け合いが重要になり、顔なじみの方がいる安心感もあります。 お住まいの区域ごとに町会があります。 梅丘1丁目全域の方は、梅丘1丁目町会。 梅丘2・3丁目全域の方は、梅丘2・3丁目町会。 豪徳寺1丁目1番から33番の方は、豪徳寺1丁目町会。 豪徳寺1丁目34番から56番の方は、豪徳寺一丁目山下自治会。 代田1丁目全域、代田2丁目1番から11番、13番から17番、代田3丁目全域の方は、代田自治会。 代田2丁目12番と18番から36番の方は、代田東町会です。代田東町会は新代田管内の町会です。 詳しくは梅丘地区町会・自治会連合会事務局である梅丘まちづくりセンターまでお問い合わせください。 町会・自治会では日頃からこんな活動を行っています。活動の一例です。 まちの安全・安心のための、避難所運営訓練、防災訓練、防犯カメラの管理。 町内の清掃や資源のリサイクル活動のための、資源回収、古着・古布回収。 地域情報の発信として、回覧板・掲示板による情報伝達、町会・自治会通信の発行などです。 災害発生時は、指定避難所に行くのではなく、自宅で避難生活を送る在宅避難をおすすめしています。 在宅避難は、住み慣れた環境で家族やペットと過ごせる、プライバシーが確保できる、 感染症のリスクが低くなるなど、たくさんのメリットがあります。 在宅避難をするために、日頃から次のような準備をしておきましょう。 まずは自宅の安全確保です。自宅の耐震化をはじめ、大きな家具や家電の転倒防止対策をしておきましょう。 世田谷区では、家具転倒防止器具の取り付けや耐震に関する支援を行っています。利用に関しては条件があります。 詳しくは区のホームページをご覧ください。検索サイトで、世田谷区、防災、住まいの点検で 備蓄も重要です。 食料、水、簡易トイレなどは最低3日間分を目安に備えましょう。 常備薬や衛生用品、モバイルバッテリーなど、それぞれの生活必需品も考えて準備しておきましょう。 「東京備蓄ナビ」は、家族構成などの簡単な質問に答えるだけで、必要な備蓄品目・数量がわかるウェブサイトです。 世田谷区全体の防災情報は、世田谷区の防災ポータルをご利用ください。 災害時の情報はもちろん、日頃からの備えに役立つ情報も見られるインターネットサイトです。 梅丘地区の防災情報・ご相談は梅丘まちづくりセンターまでどうぞ。 住所は梅丘1丁目61番16号、電話は3428-6171です。 梅丘地区防災マップは以上です。