このマップでは、ご自宅などが浸水想定区域に該当しているかどうかと、区が開設するひなんじょを確認できます。 多摩川洪水と、野川・仙川洪水とで開設するひなんじょが異なりますのでご注意ください。 多摩川洪水の場合、ひなんじょは、浸水想定区域の外に、第一次ひなんじょ、第二次ひなんじょと二段階に分けて開設します。 第一次ひなんじょは、台風接近・通過の24時間前までに開設、第二次ひなんじょは、台風接近・通過当日に開設します。 中小河川である、野川、仙川は氾濫するまでの時間が短いのが特徴です。 野川・仙川洪水の場合、ひなんじょは浸水想定区域の近くに開設します。 なお、多摩川洪水のおそれがある場合は、開設しません。また、自宅内で浸水よりも高いところへ避難することができれば、垂直避難も有効です。 気象状況等に応じて発表される注意報や警報、河川の情報の内容により、それぞれ警戒レベルがあります。 警戒レベルにより、取るべき行動が異なります。 警戒レベル1は、今後気象状況悪化のおそれがある状況で、気象庁からは早期注意情報が発表されている状況です。 災害への心構えを高めるレベルです。 警戒レベル2は、気象状況が悪化した状況で、大雨注意報や洪水注意報、河川の氾濫注意情報などが発表されている状況です。 自らの避難行動を確認するレベルです。 警戒レベル3は、災害のおそれがある状況で、大雨警報や洪水警報、河川の氾濫警戒情報などが発表されている状況です。 区からは、避難情報として、高齢者等避難 を発令する場合があります。 高齢者等、避難に時間を要する方は、区から警戒レベル3・高齢者等避難が出された時点で避難を開始してください。 警戒レベル4は、災害のおそれが高い状況で、土砂災害警戒情報や、河川の氾濫危険情報などが発表されている状況です。 区からは、避難情報として、避難指示 を発令します。 避難指示が出た場合、危険な場所にいる方は、全員避難してください。 警戒レベル5は、災害発生または切迫している状況で、大雨特別警報や、河川の氾濫発生情報が発表されている状況です。 区からは、避難情報として 緊急安全確保 を発令する場合があります。 これは、命の危険があるので、直ちに安全確保をする必要がある状況です。 警戒レベル5では、避難所等への避難が困難な状況になるため、警戒レベル4までに、全員、危険な場所から避難してください。 避難する際は、以下の点に注意しましょう。 テレビやラジオ、気象庁や区のホームページなどから、常に常に最新の情報を入手しましょう。 日頃から、避難先と避難先までの安全な避難経路を複数確認しておきましょう。 動きやすい服装で避難しましょう。長靴は水が入ってしまうと歩きづらくなります。また、両手を空けて避難しましょう。 歩ける水の深さは、ひざくらいまでです。 危険を感じたら、区からの避難情報の発令を待たずに自主的に避難を開始しましょう。 避難する際は、ご近所にひと声かけて避難しましょう。情報共有や避難の呼びかけになります。お年寄りや身体の不自由な人の避難に協力をお願いします。 冠水した道路では、マンホールのふたがはずれることがあるなどの危険があります。足元に注意しましょう。 切れた電線には近寄らないようにしましょう。 食料や水をはじめ、常備薬や入れ歯・眼鏡など、人から借りることができないものや、赤ちゃんのミルク・おむつ、ペット用品などは避難先へ持っていきましょう。 車での行動はひかえましょう。他の避難者や緊急車両の妨げになったり、冠水した道路では車が動かなくなったりします。 区の避難所へは、原則、徒歩や公共交通機関を利用して避難しましょう。 ペット同行避難の場合は、ケージやクレートに入れて避難しましょう。