鷺の谷第175号令和6年10月1日発行 発行者九品仏地区身近なまちづくり推進協議会広報部会 事務局九品仏まちづくりセンター  電話03-3703-2341 鷺の谷の由来 1600年代奥沢新田村「鷺の谷」という旧小字の地名が見られる。 秋のウォーキングに「てくたくぶっく」 猛暑を乗り越え、運動の秋!ウォーキング、はじめてみませんか? 今号では、この地域ならではの「てくたくぶっく」をご紹介します。 まちなかで、右下のような石の柱を見たことはありませんか? これは「石標(せきひょう)」と呼ばれ、玉川地域の史跡や旧跡に建てられています。まち歩きや名所をめぐる時に探してみるのも楽しそうです。 この石標は1984 年に発足された玉川地域活動団体協議会により、まちゆく人に歴史や文化を知ってもらい、人と地域のつながりを広げることを目的に、名所・旧跡の目印として玉川地域に建てられたものです。 「てくたく」とは、てくてく歩いて拓本をとること。石標の頭の文字の上に紙を乗せ鉛筆等でこすると拓本がとれます。 現在では「玉川石標保存会」と名前をかえて、「石標・てくたくぶっく」の活動をしています。 九品仏コースには、東コースに16 、西コースに15 合わせて、31 もの石標がたっています。 九品仏地区管内には下記の10 があります。 (番号はてくたくぶっく記載の番号) M奥沢神社 N豊川稲荷 O火の見やぐら跡 ?玉川水道跡 ?多摩川台住宅地 ?ほまれの桜跡 ?奥沢台遺蹟 ?淨眞寺 ?奥沢城跡 ?鷺草の里 世田谷区の歴史もわかります。この秋、 ぜひ、あるいてみませんか。 てくたくぶっくには@兵庫島 A等々力渓谷 B駒沢公園 C用賀・馬事公苑 D九品仏 の5 つのコースがあり、 玉川総合支所地域振興課他で購入することが出来ます。1 冊200 円 ?の奥沢台遺跡は縄文時代の大規模集落跡が主な特徴で、旧石器時代から近世にかけての遺跡が重複した複合遺跡でもあります。八幡小学校から九品仏方向へ西、坂を下って上った住宅地の角に石標があります。明治後期より遺蹟の存は知られていたものの、昭和初期後期より遺跡の存在は知られていたものの、昭和初期ごろからあまり調のあまり調査されないまま宅地化が進みました。世田谷区による調査は、戦後の個人住宅建て替えの際に行われています。その数は50回近くにもなり、多くの埋蔵文化財が発掘され、縄文時代後期(約4,000年前)の土坑墓(どこうぼ)」とよばれるお墓から縄文土器が発見されています。教育委員会で、奥沢台遺跡と命名しました。「世田谷教育委員会奥沢台遺跡V」より 奥沢地誌保存会 J.M. 防災コラム その4 災害はいつも突然! まず自身の身の安全を第一に落ち着いて行動しよう。 情報収集の手段を確認しておこう。 ・スマートフォンの使用は混乱することが予想される。通信がつながらなくなることを認識しておこう。 ・電源の充電のための機器の備えがあるか確認し、準備しておこう。 ・なるべく多くの情報の入手方法を調べ、事前に確認、体験しておこう。 情報収集方法の詳細については区HPの専用ページを参照!