別紙4 素案からの修正事項 1.区の現状(区内の鉄道駅ホームドア整備状況) 素案時点 現在、区内の東急世田谷線を除くすべての駅(31駅)のうち、ホームドア整備済みの駅は17駅となっています。 変更後 現在、区内の東急世田谷線を除くすべての駅(31駅)のうち、ホームドア整備済みの駅は15駅となっています。 2.取組2-1-1 交通体系の確保・維持に向けた行政支援のあり方の検討 素案時点 全国で路線バスの減便、廃止が進んでおり、区内でも一部でその影響が出てきています。 路線バスの利用者については、テレワーク等の定着により、コロナ禍前の水準までの回復は見込めず、これまでの一部の黒字路線における利益によって多くの赤字路線を維持していくというバス事業の仕組みが成り立たなくなっています。 また、従来からの乗務員不足に加え、2024年4月から適用された労働時間等の改善基準に伴う2024年問題により、更に路線バスの確保・維持が非常に厳しい状況です。 持続可能な地域公共交通を確保していくため、交通ネットワークの最適化を目指し、区は、交通事業者の動向を確認しながら、行政支援のあり方について検討し対策を進めていきます。 変更後 全国で路線バスの減便、廃止が進んでおり、区内でも一部でその影響が出てきています。路線バスの利用者については、テレワーク等の定着により、コロナ禍前の水準までの回復は見込めず、これまでの一部の黒字路線における利益によって多くの赤字路線を維持していくというバス事業の仕組みが成り立たなくなっています。 また、従来からの乗務員不足に加え、2024 年4月から適用された労働時間等の改善基準に伴う2024 年問題により、更に路線バスの確保・維持が非常に厳しい状況です。 区は、区内の交通ネットワークの最適化を目指し、これまで走行環境整備や区民・関係機関との調整・広報などの支援を行ってきましたが、持続可能な地域公共交通を確保していくため、コミュニティバスの運行に関わる経費の補助など、路線バスも含めた新たな行政支援のあり方について、交通事業者の意向を確認しながら検討を進めます。 3.取組2-4-1 地域の状況を踏まえたコミュニティ交通の導入・検討 素案時点 公共交通不便地域での移動の足を確保するため、重点検討地域において持続可能なコミュニティ交通の導入について検討を進めます。 狭あい道路が多く路線バス・コミュニティバスの運行が困難な公共交通不便地域において、新たな輸送サービスを確保・維持していくためには、地域の課題や実情をよく知る地域の方々が主体となって、地域の移動手段を「守り」「育てる」意識が不可欠です。 そのため、コミュニティ交通を導入するためのガイドラインとなる手引き(案)を作成し、区民、交通事業者、区が協働、連携しながら、交通事情や地域の特性を踏まえ、新たな交通サービスの導入の検討を進めます。 変更後 公共交通不便地域での移動の足を確保するため、重点検討地域において持続可能なコミュニティ交通の導入について検討を進めます。 狭あい道路が多く路線バス・コミュニティバスの運行が困難な公共交通不便地域において、新たな輸送サービスを確保・維持していくためには、地域の課題や実情をよく知る地域の方々が主体となって、地域の移動手段を「守り」「育てる」意識が不可欠です。 そのため、コミュニティ交通を導入するためのガイドラインとなる手引き(案)を作成し、区民、交通事業者、区が協働、連携しながら、地域の特性やニーズ、交通事情を踏まえ検討を進め、砧地区をはじめ、他の重点検討地域においても、公費負担を伴う新たなコミュニティ交通の実証・導入に取り組みます。利用状況や収支を把握し改善に努めることに加え、地域での買い物・通院をはじめとした外出支援など福祉・健康面での効果や、地域経済活性化等につながる交通サービスのあり方について幅広く検証を行います。 4.取組3-8-1 多様な交通資源と連携した取組の検討 素案時点 全ての移動ニーズに対して、既存の公共交通サービスで対応することは困難であるため、地域にある多様な交通資源を有効活用することが求められています。 そこで、公共交通機関のみで対応が難しい移動ニーズに対しては、必要に応じて、区は民間事業者と連携し、既存の病院の送迎車両、スクールバスなど、地域における多様な交通資源を最大限に活用することを検討します。 変更後 全ての移動ニーズに対して、既存の公共交通サービスで対応することは困難であるため、地域にある多様な交通資源を有効活用することが求められています。 そこで、公共交通機関のみで対応が難しい移動ニーズに対しては、必要に応じて、区は民間事業者と連携し、既存の病院の送迎車両、スクールバス、福祉移動サービスなど、地域における多様な交通資源を最大限に活用することを検討します。 5.計画達成状況の評価 素案時点 評価指標、ホームドア整備駅数、単位:駅 基準値:17、令和7年度:17、令和8年度:20、令和9年度:21、令和10年度:22、令和11年度:22 変更後 評価指標、ホームドア整備駅数、単位:駅 基準値:15、令和7年度:15、令和8年度:18、令和9年度:19、令和10年度:20、令和11年度:20 6.(参考資料)新たな公共交通不便地域の設定 素案時点 「これまでの公共交通不便地域と新たな公共交通不便地域」として、コラムで記載。 変更後 末尾の「参考資料」に記載。 詳しくは、以下の連絡先へお問い合わせください。 世田谷区 道路・交通計画部 交通政策課 電話番号03-6432-7946