たのしくたべて おおきくなあれ 令和7年 11月 世田谷区 子ども若者部保育課 編集 看護師業務連絡会 栄養士業務連絡会 免疫力をアップ 元気に冬を乗り切ろうをテーマにした看護師と栄養士のコラボレーション号です 食事で風邪予防 寒さに負けない体づくり 寒くなると体が冷え 免疫力が低下します また ビタミンやミネラル不足により 風邪をひきやすくなります 体の芯から温まる食事をとり 栄養をしっかり取り入れて 元気に冬を過ごしましょう 風邪予防 4つのポイント 1 バランスの良い食事 2 十分な睡眠 3 体を温める食事をとる 4 手洗いとうがい 食事前の手洗いを忘れずに 風邪予防に役立つ栄養素と食材 ビタミン A C E 抵抗力アップに欠かせないのが 抗酸化ビタミン A C E です ビタミンA 皮膚や鼻 喉 粘膜を健康に保ちます 主に 緑黄色野菜や卵などに多く含まれています ビタミンC ウイルスへの抵抗力を高めます 主に 芋や根菜 果物などに多く含まれています ビタミンE 血行を良くし 免疫力を高めます 主に ナッツ類や植物油などに多く含まれています 体温を調節して免疫力をアップ 体温は免疫の働きの土台です 免疫細胞は 約36.5から37.5℃で最も動きがよく 病原体を見つけて処理する力が高まります 反対に 体温が下がると免疫力は低下します 適度な運動や休息で 適切な血流をアップし 免疫力を高めましょう 免疫力アップ 4つのポイント 1 お風呂につかる 2 体を休めてリラックス 3 適度な運動 4 身体にあった衣服の着用 これからの季節に衣服を選ぶときのポイント おすすめは 子どもが着脱しやすい服 動きやすい服 重ね着で調節できると気温の変化に対応しやすくなります   肌着の上に 長袖のティーシャツなどの薄手のものを着て 長ズボンを履くとよいでしょう さらに 寒いときは 肌着と長袖ティーシャツなど薄手のものの上に長袖のベストを重ねる方法もあります 肌着を着ましょう 肌着を着ることで 空気の層ができて温かく過ごせます  また 子どもは 汗をかきやすいので 肌着は汗を吸いとる役目もあります 適切な衣服を選ぶことで皮膚トラブルを防ぎ 心身のストレスを軽減することにつながります また 適切な体温調節にも役立ち 免疫力の維持につながります 今回は 区立保育園の看護師と栄養士のコラボレーション号でしたが それぞれお便りを作成しています 看護師のお便り 区立保育園の保健だより おおきくなあれ 栄養士のお便り 区立保育園の栄養だより たべるのだいすき  保育園の給食レシピ レシピその1 根菜入りドライカレー 秋の豊富な食材を使った 体が温まるメニューです 材料 子ども4人分です 米200グラム サラダ油こさじ1 たまねぎ1個 豚ひき肉200グラム 食塩こさじ2分の1 ごぼう3分の1本 にんじん2分の1本 れんこん50グラム 水50グラム 様子を見て加減する カレー粉1グラム  とんかつソースこさじ1と2分の1 ケチャップこさじ1と2分の1 しょうゆこさじ1 はちみつ1.5グラム 片栗粉5グラム 水10グラム 作り方 手順1 たまねぎ ごぼう にんじん れんこんは 粗いみじんに切る 手順2 サラダ油で豚ひき肉と1のたまねぎ ごぼう にんじん れんこんを炒めて 様子をみながら水を加える 材料がやわらかくなったら調味料で味付けし 最後に 水溶き片栗粉でとろみをつけ 炊いたご飯の上に乗せて完成 レシピその2 ブロッコリーのカリカリサラダ ビタミン類が豊富にとれ 保育園で人気のメニューです 材料 ブロッコリーひとふさ サラダ油こさじ2 ちりめんじゃこ20グラム 酢こさじ1 しょうゆこさじ1 作り方 手順1 ブロッコリーを食べやすい大きさに切り 茹でる 手順2 ちりめんじゃこをサラダ油で炒める 手順3 酢と しょうゆでドレッシングをつくり 茹でたブロッコリーと サラダ油で炒めた ちりめんじゃこを混ぜて完成