以下は裏面の2面、3面の記事の内容です。 2面 世田谷文学館に行ってきました! 文学と聞くと堅いイメージがありますが、誰でも気軽に楽しめる施設でした。 収蔵作品を展示するコレクション展「海野十三と日本のSF」(9月28日まで開催)と企画展「士郎正宗の世界展〜「攻殻機動隊」と創造の軌跡〜」(8月17日閉幕)を見学。  うんのじゅうざは日本のSFの父とも呼ばれており、科学の知識を取り入れた空想科学小説(人造人間や宇宙戦争、タイムトラベルなど)を戦前から既に書いていたということです。 かの有名な手塚治虫や小松左京も幼少期に海野十三のSF小説の影響を色濃く受け、後にSF第一世代として活躍しました。 海野本人が考案した「夢の設計図」(秘密の書斎)や直筆の原稿、海野が横溝正史にあてた書簡などの貴重な作品も盛りだくさんで、わくわくドキドキするような展示ばかりでした。 ちなみに海野十三のお住まいは世田谷の若林だったような。  コレクション展内には、自動からくり人形作家「ムットーニ」こと武藤政彦の作品もあり、小さな箱の中で人形が回り、音楽、光、語りで物語の世界観を表現しています。 士郎正宗は1985年にSF漫画家としてデビューし、当時はまだ世に浸透していなかった先端技術を独自の感覚で取り入れた作品を生み出しています。 開館30周年を迎えた世田谷文学館が今まで取り組んできた漫画・SF展示の集大成となる「士郎正宗」初の大規模展示会でした。  残念ながら士郎正宗展は閉幕してしまいましたが、次回の企画展として11月15日から「ドナルド・キーンSeeds in the Heart」が開催される予定です。 過去の企画展にちなんだ図書や可愛い絵本が並んだライブラリー「ほんとわ」。本がぎっしり入らないようにし、気軽に閲覧できるようになっています。お子様スペースもありました。 また特撮映画で使われたゴジラが隣に展示されたカフェ、おしゃれな小物が手に入るミュージアムショップがあり様々な形で文学に触れることが出来ました。  紙面では伝えきれない魅力がいっぱいの世田谷文学館、みなさんもぜひ足を運んで直に体感してみてはいかがでしょうか。  今秋、世田谷文学館では開館30周年にちなんだ「セタブン30祭」を開催、またお得に楽しめる「セタブンパス」という 会員制サービス(募集期間は毎年9月1日から9月30日まで)もありますので、気になる方は施設まで問い合わせしてみてください。 詳しい情報は世田谷文学館までお問い合わせください。 電話番号は0353749111 住所は世田谷区南烏山1丁目10番地10号 開館時間は午前10時から午後6時まで 入場・ショップは午後5時30分まで 休館日は毎週月曜日(祝日の際は翌平日が休館日)、年末年始(12月29日から1月3日) ・上馬地区で行われる防災訓練を紹介します 「あなたや大切な人の命を守る防災訓練!」 災害は突発的に発生します!万が一のとき、地域の方たちで助け合えるよう防災訓練への参加をお願いします。 上馬東町会は発災対応型防災訓練を上馬公園・やまもも広場で隔年で交互に開催しています。  町会無線を活用し7つの訓練を同時進行し、災害状況や安否確認等リアルタイムに掌握し各機関と連携しています。 上馬西町会は音楽コンサートと防災訓練を同時に行う「防災コンサート」を9月27日(土)13時30分から東京育成園3階ホールで開催します。  音楽を楽しみながら、防災について学んでみませんか? 上馬北部町会は上馬北公園にて開催予定です。  スタンドパイプ操作や初期消火訓練を消防署や世田谷消防団と協力して実施します!みなさんお誘いあわせの上ご参加ください! 上馬・駒沢明和会は11月22日(土)に世田谷消防署や消防団の協力のもと小泉公園にて防災訓練を開催します。  スタンドパイプ、D級ポンプの操作訓練など、池に向けて行う放水をぜひ体験してください。 駒沢親和会は駒沢小学校の校庭で開催しています。昨年度は、駒澤大学生とともに、  水消火器を使用した訓練やスタンドパイプ操作訓練、煙中訓練などを実施しました。毎年異なる訓練内容を各機関と協力し実施しています。 防災活動への協力者を募集しています。 地区の防災活動の運営にご協力いただける方を募集しています。お手伝いいただける方は上馬まちづくりセンターまでお知らせください。  また区では、例年5月中旬頃、防災士の資格を取得するための支援制度を行っていますので、ぜひご活用ください(今年度の申込は終了しました) ・駒大コーナー 「賀川豊彦資料館を見学してきました!」 駒澤大学川上ゼミナールでは、地域福祉を多面的に学ぶため、福祉機関の見学や福祉に関するイベントへの参加を行っています。 5月28日には世田谷区上北沢にある賀川豊彦資料館へ見学に伺いました。大正・昭和期のキリスト教社会運動家であり社会改良家である賀川豊彦は、 戦前日本の生活協同組合、協同組合保険(共済)の創設者でもあり、生涯を貧民救済・協同組合結成に捧げ、ノーベル平和賞候補にもなった偉人です。 歴史ある建物の館内見学や動画視聴などを通じて、賀川豊彦の生き方や考え方について深く理解することが出来ました。  また、川上ゼミは駒澤大学におけるゼミ社会連携プロジェクト「まちづくり・地域づくり部門」に採択していただいたため、 本格的に大学から川上ゼミの活動を支援していただきます。より一層活動に注力し、地域福祉における学びを深めていきます。 プチ情報として駒澤大学にある旧図書館(禅文化歴史博物館・耕運館)が国の登録有形文化財(建造物)に登録されました。