喜多見地区ミニコミ紙「のがわ」 発行号、第112号 発行日、2026年3月発行 発行者、のがわ編集委員会 事務局、喜多見まちづくりセンター、03-3417-3401 管内データ 2026年2月1日現在 人口33573人、前号比120人増 男16612人、女16961人 世帯数16410世帯、前号比48世帯増 次回の古着古布回収は5月17日(日曜日)の予定です。 ご協力ありがとうございました。 赤十字活動資金募集1601522円 共同募金(赤い羽根)518410円 秋の古着・古布リサイクル回収量11390㎏でした。 1面 地域を支える人々に感謝 地域イベント大成功の裏には懸命に支える人々がいました どんど焼き編 二子玉川にほど近い多摩川河川敷で、今年も鎌田南睦会主催の「どんど焼き」が行われました。 今年で37 回を迎える「どんど焼き」は毎年、カヤ刈りから櫓の組み立て、そしてお焚き上げまでに大勢の人たちの協力があって行われることをご存じでしょうか。 今回は、この「どんど焼き」を陰で支える多くの人たちにスポットライトを当て取材しました。 竹・カヤの準備は、年末や正月に行います。 12月23日「喜多見五丁目竹山市民緑地」での竹伐採 1月6日カヤ刈り。こちらは区委託の業者が実施。 1週間前(1月11日) 櫓づくり 朝7時、まずは竹山緑地から竹運び。 クレーン車に積んだ竹を下ろし、いよいよ櫓づくり開始。一方、カヤ束ねの作業も同時進行。若いボランティアもありがとう! 穂先をまとめ、先端にダルマを2つ付けて、竹を組み上げます。 作業は順調に進み、お昼には、鎌田南睦会厚生部自慢の豚汁が振舞われます。 当日(1月18日)、朝8時からお飾りの飾り付けから始まります。 国立成育医療センターで治療を受けている子どもたちとともにクリスマスを過ごした「折り紙ツリー」も、どんど焼きでお焚き上げしています。 病気が早く良くなりますように… 飛び火や、地面の草が燃えないよう、消防団が櫓と地面への放水。櫓がくずれたあとも気を抜くことなく消火活動を行います。 最後に燃えカスはユンボで穴を掘って埋め、整地し完了!お疲れさまでした‼ この「どんど焼き」は、櫓に点火して燃え尽きるまでだけではない、縁の下の力持ちとして多くの人たちの協力なしでは決して成しえないのだと、 今回の取材を通して感じました。 2面 地域を支える人たち【区民まつり編】 毎年11月3日に開催される区民まつり。 前日から地区の町会自治会、各団体や区の職員等がそれぞれの役割分担で準備が進められる。 当たり前に見ていた会場は、こんなに多くの人の手により準備されていた。 櫓の組み立ては、作業手順を思い出しながら、みんなで呼吸合わせて。 舞台前にはベニヤ板ベンチを設置。 板のささくれでケガしないようテープを貼っていた。細かなところにも心配り。 すべての準備が整い、いよいよ始まります! 前日に準備していたゲートが正門・南門に立てられた。 体育館の椅子出しや、設置も大変だ。 【多摩川クリーン作戦編】 こちらは毎年開催の「たまがわ花火大会」の翌日に実施されている多摩川河川敷周辺の一斉清掃。個人・団体問わず毎回多くの方が参加している。 わたしの東京発見ノート(3) パンダがいなくなっても動物園のスターは多い。あなたのお気に入りを見つけよう。動物園を好きになるには年間パスを買う。 四回行けば元は取れる。一日の間でも出入りは自由。虎やライオンが動いているのを見たい人は、開園と同時に入ればよい。春は動物の赤ちゃん誕生ラッシュで、 動物園デビューには打ってつけ。初めて一人で見ると、何でも発見!毎日行っても何かしらの出会いがある。 私のお気に入りは、アフリカツチブタ。映画「マルコムX」で、主人公は刑務所にいる時に本気で勉強する気になって辞書を最初から書き写すことを始めた。 ―その辞書には絵がついていて、何故か今でも時々その言葉aardvark(アフリカツチブタ)が思い浮かぶ。耳と尻尾の長いアリクイの仲間だ―と回想するシーンが記憶に残っていた。 その実物に初めて会った。夜行性なので昼間はいつも寝ている。へそ天で寝ていた。 イドツアーのある時は必ず参加して、見る眼と知識をふやしたい。狩りをする動物は(梟でも)眼が顔の正面についているとか、ハシビロコウのように動かないタイプは、獲物を待ち伏せしているとか、 (蛙も動かない物は食べない、目の前を通った虫などを長い舌で瞬間キャッチ)等々。 動物の餌やりのアナウンスが聞こえたら見に行く。動物園の動物の餌は、野生の時と同じではない。コアラやパンダのようにそれしか食べない偏食家は、餌を栽培したり調達するが、蟻塚を作るシロアリを食べるアリクイには、 調達も飼育も難しい。では何を喰っているか?飼育係が作っている。 を食べる鳥のためにミールワーム(ゴミムシダマシ)、蛙や昆虫食の動物のためにはコオロギも飼育している。動物たちが何を食べているか、エサも注目ポイントだ。ケージの中に鶏の頭を見かけることもある。餌やりはどの動物も退屈しない。 中でもワニの餌やり。ワニは十日~二週間に一度、馬肉五キロ。「混雑するから」と餌やりの日を教えなくなった。ハシゴの上で飼育係が持つ肉をめがけジャンプする様は、いつも「お休み中です」の姿からは想像できない迫力だ。(壽) 3面 恒例「せたがや民家園まつり」開かれる 多くのボランティアが農村の暮らしを再現 秋晴れの11月23日(祝)次大夫堀公園民家園において「せたがや民家園まつり」が開かれました。民家園では古民家や農具の展示見学だけでなく、 「農家の暮らし」についても学べ、また伝承するボランティアスタッフとして10団体もの活動が行われています。この日はその活動の実践・披露の場でもあり、 多くの方々による実演や体験活動と共に、作品披露・販売などが行われました。 たとえば民家園の展示畑で栽培される綿やそばの実、藍や楮(こうぞ)・トロロアオイ等を利用して、 「綿の会・綿と糸の会」「そばの会」「藍染めの会」「岡本紙漉きの会」等が活動し、栽培と共に衣食住として循環する農村の生活文化があったことが伝わります。 また「鍛冶の会」の展示小屋では炉で焼いた真っ赤な鉄をカンカン叩き、農具を作る様子などいつまで眺めていても飽きません。 多くのスタッフがいきいきと活動し来園者の理解を深める活動が営まれていました。 スマホが手放せない私たち現代人。一歩離れて昔の農家の暮らしを思い、手作業のすばらしさ細やかさ、また苦労や喜びなど豊かな時間の共有が出来たひとときでした。 藍染めの会 収穫した藍の葉から「すくも」を作り、絞りなど様々な「染め」の活動。 地域連携団体コーナー 写真 右 鍛冶の会 金槌やふいごを利用、手作業で農具を製作。 左 そばの会 収穫したそばの実を乾燥させ脱穀。そば粉にひきながらそばを打ち、食文化を伝える活動。 だんらんまつり 今年も元気に楽しく賑やかに開催しました~! 10月18日(土)、食事サポートセンター「だんらん」で「だんらんまつり」が開催された。 第1部は、警察官による「防犯セミナー」(写真右)。管内で総額2億を超える被害があったという。 最近の手口、また被害に遭わないための対策など学んだ。 第2部は各団体が日頃の活動を披露。左は和服を洋服にリメイク、自分の作品を着てファッションショー♪ 4面 喜多見地区防災塾 令和7年12月24日(水) 喜多見東地区会館 ポリ袋でつくる災害食セミナー ~おうちで簡単! 3Step3クッキング~ 講師 神田 由佳 管理栄養士 防災士 災害備蓄管理士 『災害発生直後から72時間=3日間を、日常の延長で無理なく乗り切る食事』をテーマに、ポリ袋クッキングを実践。 1日目は「命を守る食事(食べやすさ)」 2日目は「体調を守る食事(消化と栄養)」 3日目は「生活を戻す食事(いつもの味)」 を心がけて、 「いつものごはん」で自分と家族の命と身体と心を守りましょう! 今回は、主食「ご飯」と、副菜「切り干し大根のサラダ」「大豆のトマト煮」をポリ袋で、 汁物はお湯を注ぐだけの「乾燥野菜の即席みそ汁」を参加者ひとりひとりが調理。温かい4品と、長期保存できる食品として缶入りのパンと羊羮も加えて試食しました。 「災害時に、初めてのことは難しい。まずは、試してみることが大事! 材料をポリ袋に入れ、鍋に入れて加熱するだけ。簡単にできて洗い物なし。 〈いつものごはん作り〉にも取り入れておけば、〈いざという時のごはん作り〉も焦らず落ち着いてできますよ」と神田さん。 3日間を支える「備えるごはん」 被救助者の生存率は4日目以降に激減するため、救助・救出活動が優先。自宅が無事で、命に関わるケガをしていない場合は、 発生直後の3日間は自宅待機、在宅避難をすることになります。 *日常食品のローリングストック(食べ慣れた食品を少し多めに買い置き。使った分を買い足して、常に3日分以上用意) *非常食(災害時用には、保存期間の長い食品) *持ち歩き用(外出中の災害発生に備えて、飲み物と好きなお菓子や飴など、手軽でエネルギーになる食品) 多摩川や野川、仙川の水害は、天気予報などで情報収集でき、事前準備も避難もできますが、地震の予測は難しいのが現状です。 まずは、いつも食べているもの、好きなものを、1食分ずつでもよいので、多めに用意しておきましょう。 春の主な行事予定  お問い合わせ先、喜多見まちづくりセンター 電話番号03-3417-3401 喜多見北部町会 総会は4月19日(日曜日)喜多見地区会館で実施 喜多見西部町会 総会は5月9日(土曜日)15時30分から喜多見地区会館で実施 喜多見中部町会 総会は4月25日(土曜日)喜多見東地区会館で実施 喜多見東部町会 総会は5月23日(土曜日)喜多見東地区会館で実施 喜多見上部自治会 総会は4月29日(水曜日・祝日)自治会集会所で実施 喜多見2丁目団地自治会 総会は3月29日(日曜日)10時から団地集会所で実施 宇奈根町会 総会は4月26日(日曜日)宇奈根地区会館で実施 鎌田協和会 総会は4月12日(日曜日)10時から鎌田天神社社務所で実施 鎌田南睦会 総会は4月26日(日曜日)10時から鎌田区民センターで実施 町内清掃は6月7日(日曜日) 9時から町内全域で実施 鎌田2丁目南公園 集合 喜多見児童館 宇奈根の渡し実行委員会 宇奈根の渡しを5月10日(日曜日)多摩川河川敷 駒澤大学玉川校舎付近予定で実施 編集後記 多摩川の畔で暮らし始めて十七年。知り合いのいない地を知るには散歩が一番!と、多摩川沿いのサイクリングロードを、毎日ぷらぷら。 多摩川越しのパノラマは、富士山と枡形山と広い空。その広い空を染める朝陽と夕陽が、ホームシックになりそうな心細さをほっこり包んでくれた。 買い物に行くにも、地図を片手に右往左往。時折、猫に誘われて脇道に。うねうねと続く緑道を、先を行く猫が振り返りながら道案内。うねりの先に満開の梅や桃、 桜の古木がひっそりと佇み、水の記憶が残る石垣から、青大将がひょっこり顔を出す。なんとも不思議な世界に迷い込んだような猫道を辿り、楽しい買い物散歩をするうちに、 喜多見での暮らしに馴染んでいった。 歴史のある地、史跡や古道を訪ねる散歩も、範囲が広がっていった。緑道から緑道へ、暗渠を辿って多摩川へ。この地を拓いた昔の人々の思いが残る民話や伝承、 暴れ川のもたらす豊かな大地について話してくださる方々に、日々出会う。 今では、道で名前を呼ばれることも増え、すっかり喜多見の人になぁと感じるが、その月日の分だけ、散歩道の風景も変わってきた。土地の記憶が薄れてしまう前に、残し、 伝えていきたい。これからも、ぷらぷら散歩で今と昔を行き来しながら、その時々の出会いを大切に、喜びを多く見つけていこうと思っている。(くぼた) 編集委員会 編集長 荒川真佐子 副編集長 鈴木好子・森谷みどり 編集委員 水野みゆき・窪田貴子・山本浩美・佐藤壽夫・海老澤義行・髙階有香・青木恵子