喜多見地区ミニコミ紙「のがわ」 発行号、110号 発行月、2025年7月 発行者、のがわ編集委員会 事務局、喜多見まちづくりセンター 03-3417-3401 管内データ 2025年6月1日現在 人口、33440人 前号比80人増加 男、16530人 女、16910人 世帯数、16351世帯 前号比131世帯増加 5月18日日曜日に実施をした 古着・古布のリサイクル回収量は、14430キログラムでした ご協力ありがとうございました 次回の古着・古布回収は11月16日日曜日の予定です 1面 地域のなかで仲間とともに生活を豊かに、楽しく、そして見守り・支えあう 喜多見地区高齢者クラブの今 コロナ禍前、喜多見地区の高齢者クラブは5団体あり、合同文化祭などにぎやかに活動していましたが、現在は残念ながら2団体のみとなってしまいました 宇奈根地域の「宇奈根和楽会」と鎌田地域の「鎌田年輪の会」の2つの高齢者クラブは、今も活発にクラブ活動や公園の清掃活動を行っており、 和気あいあい仲間同士で楽しむだけでなく、情報交換を通じた見守り・支えあい活動の場ともなっています 楽しかった、日帰り合同バス旅行 鎌田年輪の会では、毎年春に日帰りバス旅行を実施しており、趣向を凝らした内容で、このバス旅行に参加したいがために他の地域の方が入会するほどの人気ぶりです 昨年からは宇奈根和楽会と合同で行われており、さらににぎやかなバス旅行になりました 昨年は隅田川屋形船に乗り、岸辺の桜を愛でながら懐石料理に舌鼓を打ち、残念ながら開花前の桜でしたが、今年は山梨県塩山にある慈雲寺で、 樹齢330年といわれる満開のイトザクラを見て、そのあと山梨の郷土料理ほうとうを楽しみました 2面では屋内の活動を紹介しています 公園の清掃活動、花壇の植えかえの様子 いつもきれいにしてくださり、ありがとうございます 2面 シニアがいきいきと活動 クラブや行事の参加者からは、皆で集まっておしゃべりしたり、外で運動したりするおかげで元気が出るとか バス旅行や誕生会で、大勢の人と久しぶりに会えてとても嬉しいといった声が聞かれました 会員からの会費と区からの活動助成金で、クラブ活動や誕生会、傘寿のお祝いなど、シニアがいきいきと生活できるとても意義ある活動だと、この取材を通して感じました 両会とも、他の地域の方の入会も受け入れていますので、クラブや行事に参加してみたいと思った方は 会員または、喜多見まちづくりセンターまで、ぜひお問い合わせください 問合せ先 喜多見まちづくりセンター 電話番号03-3417-3401 宇奈根和楽会、会費ひと月100円、クラブ・行事はグランドゴルフ、舞踊、民謡、カラオケ、俳句、バス旅行 主な活動場所、宇奈根地区会館、会長、小泉 珠子 鎌田年輪の会、会費ひと月100円、クラブ・行事は卓球、グランドゴルフ、輪投げ、ラクラク体操、ヨガ、カラオケ、書道、麻雀、バス旅行 主な活動場所、鎌田区民集会所、会長、一居 圭介 サギ電話にご注意 被害にあわないための知恵を学ぼう 次々に手の込んだ新たな詐欺、成城警察署管内でも高齢者を中心に多くの方が被害にあっており、警視庁全体では、令和6年は前年より被害額倍増となっています そんな高齢者に、詐欺の手口、被害のことをわかっていただこうと、あちこちで詐欺被害対策の講演会が開かれています 私はそんなことには引っかからない、と思うのではなく、誰でもうっかり騙されることがある、と肝に銘じましょう オレオレ詐欺、還付金詐欺、架空料金詐欺、点検商法、キャッシュカード詐欺、ロマンス詐欺 3月12日水曜日、鎌田区民センターにて 防犯講座、啓発落語と地域の防犯 身近な被害を、若手芸人お二人による落語で防犯啓発し、また成城警察署鎌田駐在所、髙階陽介さんからは 私たちの身近な場所で起きた事件の具体的な内容や、電話で警察官をかたり次々に人物が登場する手の込んだ劇場型の手口など、高齢者にもわかりやすくお話しくださいました。 なるほど、これぞ、だまし、のテクニック、ピン芸人かけるさん だましの手口、私たちはもうだまされない、落語家、三遊亭仁馬さん 3月21日金曜日、喜多見まちづくりセンター活動フロアーにて 警察官が教える、防犯講座 近年、多発している特殊詐欺などの、地域内発生状況や、防犯対策の情報や知識について成城警察から講師をお迎えし、講話と意見交換会を行いました 右は、成城警察署生活安全課防犯係の方のお話の様子 こんな対策を ケータイでは、非通知を拒否する 固定電話では、自動通話録音機を付け電話にはでない 国際電話でかかってくるケースに、国際電話不取扱いの対応 電話でお金の話が出てきたら、最近詐欺が多いので、こちらからかけ直していいですか、と話しいったん切って誰かに相談を 3面 第40回 次大夫堀教育田での田植え体験 世田谷区唯一の現存する田んぼ 5月21日晴天のもと、約30の団体が参加 一般参加者と、喜多見小、砧小、砧南小、明正小などの小学生、保育園、幼稚園などの園児、児童館、地域の子育てサークルなどの親子が泥んこになりながら、 12面の田んぼに「まんげつ」という品種のもち米の苗を植えました。 次大夫堀教育田とは 昭和の時代、住宅などの開発が進められていく中で、未来の世代に農村風景や農作業、特に日本の農耕文化の中心である稲作を体験し、収穫されたお米を食べて欲しい という地域の皆さんや行政の強い思いと協力のもとに、教育田での子どもたちによる、田植えと、稲刈りが、昭和61年から毎年行われています 苗は3本1束にして、親指人差し指中指の3本でつまんで、第二関節位までぐっと差し込みます 田んぼの中で移動するときは、踵から足を抜くと、転びませんよ さぁ、やってみましょう 寄稿 じゃがいも掘りに感謝 6月のとある週のはじめ、ご近所の農家さんに、娘さん、じゃがいも掘りをしてみないか、とお声がけいただきました 娘だけでは何かもったいないなと思い、所属する中学校部活の家庭科部の生徒さんにも体験させていただきたいと農家さんや学校に提案したところ 食材の原点に触れられる貴重な機会、と快諾していただき、金曜日にじゃがいも掘りが決定しました 畑についてからレクチャーを受けていよいよじゃがいも掘り開始、生徒たちは軍手を着けた手で、深く埋まっているじゃがいもを掘っていきます 普段はしない体勢での作業で腰が、足が、の声がちらほら 1時間程度でたくさんのじゃがいもを収穫することができました 収穫後は規格外の大きすぎるものや小さいものをお土産にいただき、美味しい食べ方も教わり帰宅しました さっそく、小さいものをいくつか選んで蒸すと、なんと、お皿へ盛りつけする間もなく全てたいらげてしまいました 農家さんと学校双方に、急だったにも関わらず快く私の提案に賛同いただき、子どもたちに貴重な体験をさせることができました 本当にありがとうございました Y・T 4面 人事異動 町会・自治会 喜多見東部町会の石井会長から岸光男会長へ まちづくりセンター職員は柿本勇成、會沢千尋が退職 中島彩が成城まちづくりセンターから、多田貴彦が障害者地域生活課から転入 国勢調査2025 10月1日現在で、日本に住む全ての人を対象として5年に一度の国勢調査を実施します 9月20日から9月30日までの間に、顔写真付きの調査員証を携帯した調査員が、皆様のお宅に調査書類を配布します 調査への回答はインターネット又は郵送でお願いします スマートフォンによる回答も可能です 夏から秋の主な行事  お問い合わせ先、喜多見まちづくりセンター 電話番号03-3417-3401 喜多見北部町会 災害時共助の防災訓練を9月28日日曜日に町内全域で実施 喜多見西部町会 西部町会夏まつりを9月20日土曜日に滝下橋緑道中央広場で実施 喜多見中部町会 中部町会夏休み子どもまつりを9月21日日曜日15時から喜多見中学校中庭で実施 喜多見東部町会 東部町会夏休み子ども会を9月28日日曜日に須賀神社境内で実施 喜多見上部自治会 砧っ子夏まつりを7月19日土曜日15時から砧小学校にて実施 夏休み締めくくり子ども会を8月31日日曜日16時から砧小学校校庭、雨天時は体育館で実施 喜多見2丁目団地自治会 団地まつりを9月13日土曜日、14日日曜日 出店12時から団地ローラー公園で実施 防災訓練を10月19日日曜日10時から団地ローラー公園で実施 宇奈根町会 宇奈根町会盆踊り大会を7月19日土曜日、20日日曜日に宇奈根氷川神社境内で実施 鎌田協和会 鎌田協和会盆踊り大会を7月26日土曜日18時30分から鎌田天神社境内で実施 鎌田南睦会 自転車乗り方教室、スイカ割り大会を7月13日日曜日9時30分から鎌田区民集会所で実施 鎌田南睦会納涼盆踊りを8月2日土曜日にゆうぽうとレクセンター駐車場で実施 夜間パトロールを8月9日土曜日、20日水曜日、20時から町内全域で実施 町内清掃を9月7日日曜日9時から町内全域で実施 防災訓練を9月28日日曜日9時から東京都市大学総合グラウンド駐車場で実施 お祭り 須賀神社祭礼を8月1日金曜日、2日土曜日に実施 鎌田天神社祭礼を10月12日日曜日に実施 宇奈根氷川神社祭礼を10月13日月曜日祝日に実施 喜多見氷川神社祭礼を10月19日日曜日に実施 喜多見商店街振興組合 喜多見商店街盆踊り大会を7月26日土曜日、27日日曜日に喜多見駅前広場で実施 せたがやふるさと区民まつり実行委員会 せたがやふるさと区民まつりを8月2日土曜日、3日日曜日にJRA馬事公苑 けやき広場で実施 青少年喜多見地区委員会 多摩川であそぼうを9月27日土曜日に二子玉川緑地ピクニック広場公園で実施、雨天中止 世田谷区たまがわ花火大会実行委員会 たまがわ花火大会を10月4日土曜日に二子玉川緑地運動場で実施、荒天中止 多摩川クリーン作戦を10月5日日曜日に二子玉川緑地運動場で実施、荒天中止 喜多見地区区民まつり実行委員会 喜多見地区区民まつりを11月3日月曜日祝日に喜多見小学校で実施、荒天中止 編集後記 かなりのインドア派だった私が母となり、子どもを連れて外に出た 教えていただいて知った、足元の草むらの小さくて大きい生態系、食べられる野草たち、川の水の流れていることや冷たさ この地域の自然は、すっかり大人の私にさえ感動をくれた そしてまた、知ることとなったのが外来種問題 在来の動植物を壊すこともある厄介な存在らしい オレンジの薄い花びらが可憐なナガミヒナゲシ、夏の早朝にボーボーと鳴くウシガエル、 伸び始めは可愛らしいオオブタクサ等々、敵視し始めると煩わしいほど目に付き耳に付く だけど、皆さん、自らこの地にやってきたのではないでしょう たどり着いた異国で自分なりに精一杯生きているだけでしょう 見方を変えたらまるで私のようではないの 次大夫堀公園の、様々な緑色の重なる木立が揺れるのを見ていると、わが子たちの故郷となったこの土地での出会いと、 共生を許していただいていることへの深い喜びと、ここで粛々と生きたいという願いにも似た気持ちが湧いてくるのです 山本 編集委員会 編集長 荒川真佐子 副編集長 鈴木好子・森谷みどり 編集委員 水野みゆき・窪田貴子・山本浩美・佐藤壽夫・海老澤義行・髙階有香・青木恵子