喜多見地区ミニコミ紙「のがわ」 発行号、第108号 発行日、2024年10月発行 発行者、のがわ編集委員会 事務局、喜多見まちづくりセンター、03-3417-3401 管内データー 2024年9月1日現在 人口33337人、前号比3人増 男16468人、女16869人 世帯数16190世帯、前号比21世帯増 次回の古着古布回収は11月17日(日曜日)の予定です。 第42回喜多見地区区民まつり実行委員会より来場される皆様へのお願い 区民まつり会場には、駐車場がありません。 お車での来場はご遠慮ください。 1面 第42回喜多見地区区民まつり 日時は11月3日(日曜日)、午前9時30分から午後2時30分までです。 小雨の場合は実施、荒天は中止となります。 会場は喜多見小学校です。 催し物 校庭実施 午前の部 金管バンドクラブによるオープニング 喜楽会踊りの会とJA東京踊りの会と愛好会による舞踊 東京、おてだまによるお手玉とダンス きたみ子ども太鼓による和太鼓 明正小学校ハッピーエイサーズによるエイサー 明るい選挙推進協議会による明るい選挙啓発 午後の部 砧南小学校和太鼓クラブと世田谷天竜太鼓による天竜太鼓 喜多見児童館、鎌田児童館による子ども抽選会 体育館実施 午前の部 砧小学校による石井戸ばやし 喜多見小学校による金管バンドクラブ ココロによるリコーダーアンサンブル 喜多見中学校吹奏楽部による吹奏楽 スペリアーモバレエによるバレエ 午後の部 コルニオーロみなみによるコーラス グロウスライブ喜多見によるダンス 太鼓巡行は午前9時30分須賀神社出発です。 内容等は変更になる可能性がございます。 おねがい 駐輪場が少ないので、自転車での来場はお控えください。 会場内にごみ捨て場はありません。ごみは各自でお持ち帰りください。 校舎内での飲食はご遠慮ください。 当日の開催情報等はこちらでご確認ください。 せたがやコール、03-5432-3333 2面 須賀神社の湯花神事をご存じですか 須賀神社は、承応年間(1652年から1654年)に喜多見久大夫重勝が館内の庭園に勧請したのが始まりの歴史ある神社で、 近郊では「天王様」と呼ばれ厄病除け・学問の神様として親しまれています。 湯花神事は、例大祭の8月2日に執り行われ、大釜で湯を沸かし、笹の葉で湯を周りに振りかける神事で、 この湯がかかると一年間病気をしないと言われ、広く信仰を集めています。 世田谷区では唯一で、都内でも数少ない神事となっていて、世田谷区の指定無形民俗文化財にも指定されています。 8月2日、15時から式典が始まります。まずは、猿田彦、神官、お囃子などの行列が神社周りの近所を参進します。 シャンシャンという鉄杖の音、お囃子の笛や太鼓の音が近隣に響きわたります。 一周して神社に戻り、石の鳥居をくぐって社殿へ。神官による神事ののち、榊や鈴や太刀を採物とする神前舞が奉納されます。 20時からは湯花神事が斎行されます。社殿前の樹齢400年とも言われる立派な神木、ムクの木の根本近くに大釜が据えられて、 四方に笹竹を立て、注連縄を張り、湯を沸かします。神官が祈祷を行い火と湯を浄め、笹の葉に湯をつけ四方にまきお祓いを。 最後にお囃子の奉納に合わせて紅白の投げ餅がまかれ、祭礼は終了となります。 二日間の取材を通して、私たちの住むすぐ近くで、こんなに貴重な祭礼が行われていることを知りました。 来年はぜひ皆様もお参りください。 高齢者懇談会、ジャズライブを楽しむ 9月9日(月曜日)11時30分より、鎌田区民センターにて喜多見地区福祉社会協議会主催の高齢者懇親会が催され、75人の方が参加されました。 引きこもりがちになる高齢者の方々に、気軽に外に出て、食事を楽しみ、催し物を観覧できるように計画されているもので、 コロナ前はすべて地域福祉推進委員・運営委員の手づくりの食事がふるまわれていましたが、現在はお味噌汁のみが手づくり。 それでも作り立てのおいしいお味噌汁と秋の味覚が詰まったお弁当にほっこり。多くの方の笑顔が見られました。 主催者のあいさつの後、催し物は「佐々木了民とヴィンテージスペシャル」のジャズライブ。 「NHK紅白歌合戦」や「TBS歌のベストテン」などにも参加していた面々で、メンバーもなかなかの年齢。 オールディーズからシャンソン、昔懐かしいジャズなどプロの皆さんの素晴らしい音楽を楽しみました。 合間にはタンバリンやカスタネット、マラカスなどが手渡され、リズムに合わせて自由に音を出し、参加者も体全体で音を楽しみました。 社会福祉協議会の会費が、高齢者のためにこんな形で使われていることがわかり、共助の大事な一つと納得でした。 3面 ブラックラムズ東京、ラグビー選手と一緒にトライ、シニア向け喜多見いきいき講座に潜入 ブラックラムズ東京のラグビー選手をゲストに迎え、喜多見いきいき講座「筋力アップ体操講座」が開催されるという耳より情報をキャッチ ブラックラムズ東京といえば、我々のまち、宇奈根がホームタウン。 何十年も前から多摩川沿いに美しく整備されたグラウンドがあるのは多くの方もご存じのことと思う。 2019年には世田谷区と相互連携・支援協力に関する協定を締結してからは、町の様々なシーンで、その姿に出会う機会が増えたなと感じていたところである。 筋骨隆々、屈強なラグビー選手と近くで接することができる、この機会を逃すものかとさっそくこの講座に参加した編集委員は、 初めてラグビーボールに触り、自分の真上に投げてキャッチしたり、ふたりで組になりキャッチボールをしたり楽しく体を動かした。 楕円形のボールを操るラグビー選手がいかにスゴイかも実感。ラグビーボールを使った運動のあとは、スポーツ振興財団のトレーナーによる筋力アップの体操指導が行われたのだが、 ゲストのロトアヘアポヒヴァ大和選手の尋常ではない数値の筋肉量に、さすがのトレーナーも驚嘆。その驚きっぷりに参加者たちも大笑いだった。 講座終了後に参加者に配られたお土産、ブラックラムズ東京のキーホルダーもちゃっかりいただき、さらにポヒ選手とツーショットで写真を撮って会場をあとにした編集委員はすっかり気をよくして、 ブラックラムズ東京のファンクラブに入会したとか、そんな後日談も。 ブラックラムズ東京はホームタウンである世田谷区で「健康講座」のほか、「見守り隊」活動や「ゲストティーチャー」活動、「ラグビー体験会」など多くの活動をしています。 また、夏まつりの準備に手伝いに来てくださるなど、意外と私たちの身近なところで大活躍してくれています。そんなブラックラムズ東京を地域の皆で応援しようではありませんか! 既に、「リーグワン2024-25」のプレシーズンマッチも始まっており、12月21日にはシーズン開幕を迎えます。 ホームグラウンドの駒沢オリンピック公園総合運動場のほか、ラグビーの聖地といわれる秩父宮ラグビー場での試合もあります。 ブラックラムズ東京は、日本代表選手も輩出しており、昨年のラグビーワールドカップフランス大会では、ファカタヴァアマト選手が、 また、記憶に新しいパリオリンピックでは、古賀由教選手が7人制ラグビー男子日本代表で出場しています。 競技場に足を運んで、選手たちの活躍を生で観戦してみてはいかがでしょう。この前会ったあの選手もきっと待っていますよ。 町会・自治会リレートーク 喜多見西部町会、川名光治会長 喜多見西部町会は、喜多見地区の中で、北部町会に次いで北側、喜多見4、7、8丁目のそれぞれ一部が範囲で西側は狛江市に接する地域にあります。 以前から戸建てとアパートの世帯が多いですが、最近になり分譲マンションも増えてきました。 町会活動は、夏祭りなど地域交流事業、緑道清掃や地域清掃など環境事業、交通安全運動や防犯パトロールなど防犯事業、防災訓練や防災教育など防災事業が主体となっています。 最近の地震や水害等により、防災関連に町会員の関心が高まっているように感じます。 防災事業に関しては、昨今、震災時の避難経路、AEDや消防水利の位置などを見やすく盛り込んだ「防災マップ」を都の補助金を利用して作成し会員に配布しました。 また、数年前から東京防災学習セミナーのオンライン配信も毎年実施しています。 私が町会活動で悩んでいるのは、どこの会長さんも同様と思いますが、若い世代に活動の中心となる理事や役員に参加いただく難しさでしょうか。 また、まちづくりセンターの各委員会の委員や明るい選挙推進委員会などの委員推薦でも候補者探しに苦労しています。 現役で働く方々でも負担感なく町会活動に参加できることを目指したいと思います。 4面 敬老の日おめでとうございます 令和6年度7月1日現在、喜多見まちづくりセンター管内の75歳以上の方は3719名(昨年比83人増)で、 そのうち100歳以上の方は17名(昨年比4人増)です。 これからも皆様がお健やかで、充実した毎日をお過ごしいただけますように。 せたがや防災ギフト、申し込みはお済ですか 世田谷区から、8月に皆様のご家庭に届けられた黄色い封筒、開封しましたか。 各家庭に付与されたポイントを使って、無料で防災用品を交換できます。 同封された防災カタログからポイント分の防災用品を選び、ハガキかウェブで申し込みます。 申し込み期限は11月30日(土曜日)までです。 いつ起こるかわからない災害。この防災ギフトをぜひ活用して、ご家庭の備えに役立ててください。 主な行事予定  お問い合わせ先、喜多見まちづくりセンター 電話番号03-3417-3401 喜多見北部町会 地域清掃は12月8日(日曜日)町内全域で実施、歳末夜間パトロールは年末に町内全域で実施、安否確認訓練は令和7年3月8日(土曜日)町内全域で実施 駅前防災訓練は令和7年3月9(日曜日)町内全域で実施 喜多見西部町会 東京防災学習セミナー(期間限定の映像配信)は10月1日から一回目、11月1日から二回目、町会員がユーチューブで受講 町内一斉清掃は12月8日(日曜日)10時から町内全域で実施、歳末夜間パトロールは12月28日(土曜日)から12月29日(日曜日)町内全域で実施 新年レクリエーションは令和7年1月予定で開催場所は未定、防災訓練が令和7年3月9日(日曜日)滝下橋緑道中央広場で実施 喜多見中部町会 地域安全運動・町内パトロールは10月19日(土曜日)の10時からと14時からで町内全域で実施 歳末警戒パトロールは12月27日(金曜日)から12月29日(日曜日)町内全域で実施 喜多見東部町会 避難所運営訓練は令和7年3月8日(土曜日)喜多見小学校で実施 喜多見上部自治会 避難所運営訓練は11月16日(土曜日)9時から砧小学校で実施 喜多見2丁目団地自治会 クリーン作戦は10月20日(日曜日)と12月22日(日曜日)に団地周辺で実施 歳末夜間パトロールは12月27日(金曜日)から12月28日(土曜日)に団地内全域で実施 宇奈根町会 歳の神は令和7年1月12日(日曜日)に宇奈根氷川神社境内で実施 鎌田協和会 年末町内清掃(15時から)、防犯講習(16時から)は12月8日(日曜日)に鎌田天神社で実施 町内歳末夜警は12月25日(水曜日)から12月30日(月曜日)に町内全域で実施 鎌田南睦会 町内清掃は12月1日(日曜日)9時から町内全域で実施、歳末警戒は12月26日(木曜日)から12月28日(土曜日)に町内全域で実施 どんど焼きは令和7年1月19日(日曜日)に多摩川河川敷で実施 各避難所運営委員会 喜多見中学校避難所運営訓練は11月24日(日曜日)に喜多見中学校で実施 砧南小学校避難所運営訓練は11月24日(日曜日)に砧南小学校で実施 喜多見児童館 きたみキッズワールドは10月27日(日曜日)に喜多見児童館中庭と児童館となりのローラー公園で実施(雨天時は児童館内で実施) 鎌田児童館 こどもまつり『かまじむら』は11月10日(日曜日)の13時から15時に鎌田区民センター駐車場と仙川沿いの道路で実施 編集後記 気分下向きの時の処方、手帳記録から拾ったハピネスメモリー抄、年代順 6月24日(1984年)愛知県立美術館に初来日したフェルメール『青いターバンの少女』に恋した。 5月1日(1992年)世田谷美術館発見。砧公園の中にある美術館。カフェのテラスで缶ビールを飲みながら、滝のオブジェを見ていて自分がどこに居るのか忘れた。 7月26日(1993年)子どもの頃の念願達成一人で西瓜を丸ごと一個。半分ずつ二日がかりで食べた。おいしかった。大満足、の後は経験者のみ知る処。おいしいものは少しだけと知る。enough is enough 3月2日(1994年)バーンズコレクション展でスーラの『モデルズ』(床から天井まである大作)を、三十分たった一人で見た。 7月18日(1996年)こまつ座『頭痛肩こり樋口一葉』ダブルブッキングで席は少し後ろになったが只で観た。只で見ては申し訳ないような傑作でした。 5月21日(1999年)「せたがや歌のひろば」(砧地区会館)自作の詩「べつべつ。いっしょ」に芹沢文子さんが曲を付け、ソプラノ歌手五日市田鶴子さんが歌った。 12月27日(2002年)年末に入院した。七階の病棟を案内された時、食堂の窓から富士山が見えた。おみくじのようで富士山は変化に乏しい入院生活の慰めだった。 編集委員会 編集長、荒川真佐子 副編集長、鈴木好子、森谷みどり 編集委員、志賀順子、石倉靖久、山本浩美、佐藤壽夫、海老沢リサ、髙階有香、青木恵子