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最終更新日 2024年12月17日

ページID 21539

【生活工房】PART OF THE ANIMAL 動物と人間のあいだ

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太古の昔から人間は、動物をえがく/動物とえがく/動物でえがく、といった表現を続けてきました。本企画は、絵に描くだけはでない、詩や音楽や、演劇、踊りをも包括した〈動物をえがく〉ことについて、人類学・芸術学・生物学・比較文学の研究者たちが世界をフィールドにおこなった調査や、アーティストたちの思索をたどりながら「動物と人とのあいだ」の回路をひらく展覧会です。

私たちはなぜこんなにも動物に惹かれ、憧れるのでしょうか。本物に遭ったら怖いけれど、クマのぬいぐるみは大切な友だち。半人半獣のモンスターゲームに自分を重ね、ミツバチの羽音から音楽を生み、遠洋のクジラの一生を想う……。動物は人間の情動やイマジネーションの源泉であり、動物と人間のあいだには数多の神話や寓話が生まれ、その物語の続きに私たちは暮らしています。かたや多くの人々は、狩猟採集の生活から離れ、人間が中心/頂点であると考え、自らの生きる環境をも壊す事態を引き起こしています。

今こそ人間は「動物の一部(一員)である私たち」という感覚を取り戻し、他の動物たちと交歓する必要があるのではないか—。本展では、その問いのもとに、アーティストたちが制作した絵画やインスタレーション作品、研究者たちが調査地で採集した資料、映像などを展示し、そのまじわりの様相や可能性を体感していただきます。また会期中にトークイベントやワークショップも開催し、動物と人とのあいだに起こる身体的・精神的変化も考察します。

日程

  • 2025年1月21日(火曜日)から2025年4月20日(日曜日)

月曜休み(休日はのぞく)

時間

午前9時から午後9時

場所・会場

生活工房ギャラリー(三軒茶屋駅 直結・キャロットタワー3階)
東京都世田谷区太子堂4-1-1
東急田園都市線・世田谷線「三軒茶屋駅」直結
東急・小田急バス「三軒茶屋」停留所下車

対象

どなたでも

費用・料金

ギャラリー展示は入場無料
関連イベント(トークイベント、ワークショップ)は参加費あり

申し込み方法

ギャラリー展示は申し込み不要
関連イベント(トークイベント、ワークショップ)は生活工房ホームページよりお申し込みください。

申込可能な申請方法

  • オンライン利用不可能

  • 窓口利用不可能

  • 郵送利用不可能

  • 電話利用不可能

  • ファクシミリ利用不可能

  • メール利用不可能

  • コンビニ利用不可能

〔主催〕公益財団法人せたがや文化財団 生活工房

〔後援〕世田谷区、世田谷区教育委員会

関連イベント

01 トークイベント 動物と人間のあいだを考える

私たちはなぜ動物に惹かれるのか、なぜ動物をえがき、歌い、踊るのか。本展協力の研究者と出品アーティストたちが語り合います。

日時:1月25日(土曜日)午後1時30分~午後4時30分

ゲスト:五十嵐大介、石倉敏明、大石侑香、大小島真木、小田隆、鴻池朋子、菅原和孝、丹羽朋子、根本裕子、山口未花子

会場:セミナールームAB

参加費:1,000円

定員:50名(申込先着)

申込方法:12月25日(水曜日)10時00分より生活工房ホームページからお申し込みください

02 ワークショップ ジェンダーとは?からだを動かして、楽しく学ぼう

近年特に注目されている「ジェンダー」とは一体何でしょうか?からだを動かして、動物やスーパーヒーローになりきることで、ジェンダーについて考えます。

日時:2月8日(土曜日)午後1時30分~午後4時00分

講師:ケイトリン・コーカー

会場:セミナールームAB

参加費:1,000円(保護者は無料)

定員:20名(申込先着小学3年生以下は保護者同伴)

申込方法:12月25日(水曜日)10時00分より生活工房ホームページからお申し込みください

03 ワークショップ バリ舞踊にみる自然―動物や植物で躍るからだ

バリ島の舞踊には、動物や植物、水や風をもとにした表現がたくさんあります。そうした自然の躍動はどのように踊りになるのでしょう?人類学者によるトーク、舞踊家の実演、参加者の体験もおこないます。

日時:2025年 2月9日(日曜日)午後1時30分~午後3時00分

講師:吉田ゆか子、アナック・アグン・グデ・イスワラ・マンデラ(舞踊家)

会場:セミナールームAB

参加費:1,000円(保護者は無料)

定員:20名(申込先着小学3年生以下は保護者同伴)

申込方法:12月25日(水曜日)10時00分より生活工房ホームページからお申し込みください 

04 対談イベント 動物をめぐる対話1―動物を狩ること、えがくこと

4万年以上前、洞窟になぜ動物がえがかれたのでしょう?狩る・狩られるという交わりの中で、絵画や音楽、踊りなどの表現が生まれたこと、そして「動物になる」、「動物と会話をする」ことの意味について語り合います。

日時:3月8日(土曜日)午後1時30分~午後4時00分

講師:齋藤亜⽮、竹川大介、山口未花子

会場:セミナールームAB

参加費:1,000円

定員:50名(申込先着)

申込方法:1月25日(土曜日)10時00分より生活工房ホームページからお申し込みください

05 対談イベント 動物をめぐる対話2―それぞれの環世界、共に動物である私たち

人間中心ではなく、「人間以上のもの」を尊重するマルチスピーシーズの思想や、そこから動物と人間の関係性を再構築し、作品を創作する実践などについてお話しします。 

日時:3月9日(日曜日)午後1時30分~午後4時00分

講師:石倉敏明、管啓次郎、長坂有希

会場:セミナールームAB

参加費:1,000円

定員:50名(申込先着)

申込方法:1月25日(土曜日)10時00分より生活工房ホームページからお申し込みください

06 ワークショップ 動物とふれる、つくる、えがく

いつもとはちがう動物との関わりを考える2日間。1日目はゲッチョ先生(盛口満氏)の骨の授業。剥製作りの実演を見学し毛皮や羽根などに触れてみます。2日目はクマや魚やシカなどの骨・皮・血を活かして、絵を描いたり皮小物をつくったり創作体験をします。

日時:4月12日(土曜日)午後1時00分~午後5時00分頃、4月13日(日曜日)午前10時00分~午後3時30分頃

講師:石倉敏明、永沢碧衣、西澤真樹子、長谷川朋広 、盛口満、山口未花子

会場:ワークショップルームAB

参加費:(1)2日間通し3,000円(保護者は無料)(2)4月12日のみ1,000円(保護者は無料)

定員:(1)20名(申込抽選小学3年生以下は保護者同伴)(2)20名(申込抽選小学3年生以下は保護者同伴)

申込方法:1月25日(土曜日)10時00分より生活工房ホームページからお申し込みください

申込締切:3月31日(月曜日)

お問い合わせ先

公益財団法人せたがや文化財団 生活工房
〒154-0004 東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー
TEL:03-5432-1543