令和5年度第2回マイナンバー制度セキュリティ会議報告
世田谷区におけるマイナンバー制度のセキュリティ対策に関する会議が開催されました。開催内容は下記のとおりです。
開催日時
令和5年9月28日(木曜日)午後2時から
会議内容
- 特定個人情報保護評価の再実施について(住民基本台帳事務に関する特定個人情報保護評価の再実施)
- 特定個人情報保護評価の再実施について(特別区民税事務に関する特定個人情報保護評価の再実施)
- 特定個人情報保護評価の再実施について(介護保険事務に関する特定個人情報保護評価の再実施)
地方公共団体情報システムの標準化・共通化に伴う特定個人情報保護評価の再実施について審議した。
※上記1~3は一括審議
※3件とも了承された
- 「今回の契約関係は、デジタル庁がAWS(Amazon Web Service)をガバメントクラウドとして調達したうえで、区はデジタル庁に対して運用管理委託をするという理解でよいか」という質問に対して「デジタル庁が区に対して、ガバメントクラウドの個別領域の利用権限を付与し、運用管理を委託する」とDX推進担当課より回答した。
- 「標準準拠システムへの移行により使い勝手はどうなるのか。またミスの防止のチェックという点ではどうなるのか」という質問に対して「標準化されることで良い部分がある一方で、区がこれまで独自のカスタマイズ等で積み上げてきたものがリセットされてしまうという面もある。その場合においても、区民サービスが低下することがないよう対応していきたい。ミスの防止のチェックという点では、実際操作する職員への研修を徹底し、ミスの防止を図っていきたい」とDX推進担当課より回答した。
- 特定個人情報保護評価の再実施について(国民健康保険事務に関する特定個人情報保護評価の再実施)
国保情報集約システムのクラウド移行に伴う特定個人情報保護評価の再実施について審議した。
※了承された
- 「こちらの契約形態は、国民健康保険連合会が再委託することになると思うが、そのあたりのチェックはどのようにしているのか。」という質問に対して「再委託先からもこれまで同様、届け出をもらうようにしている。」と国保・年金課より回答した。
- 「クラウドにおける最終的なデータの消去の問題がでてくると思うが、そのあたりの検討は進んでいるのか。」という質問に対して「データ消去について、適切に扱うよう区市町村として要求していく。」と国保・年金課より回答した。