等々力防災 Watch No.4 地震などの災害に備え、水や食料などの防災用品を備蓄しているご家庭は増えてきていると思いますが、通勤途中や買い物など、外出時の備えはいかがでしょうか。いつ、どこで災害に遭うか分かりません。いざという時のため、カバンの中身を見直してみましょう。 あれもこれも必要と考えがちですが、かさばったり重くなったりすると、かえって持ち歩かなくなります。すべて特別に用意するのではなく、普段から持ち歩いている物プラスアルファで備えることを考えましょう。 携帯電話 連絡、情報収集の手段です。通話やメールは繋がりにくくなることが予想されますが、機種やアプリなどによっては、地図、テレビなどの機能が使えます。ただし、スマートフォンなどは電池の減りが早いので、充電池も一緒に持ち歩くことをおすすめします。 LEDライト 停電時などの暗闇で、足元などを照らしたりすることができます。キーホルダー型は、鞄に付けておけば失くすこともなく、すぐに取り出すことができます。大震災を経験した人からは、両手の空くヘッドライト型のライトが便利だったという声もありました。 水筒・ペットボトル 災害が起きた時、すぐに飲み物を買えるとは限りません。また、容器があれば、中身が空になっても補充することができます。小さいものでも持ち歩くよう心がけましょう。 裏面に続く ホイッスル 助けを求める時など、声を出し続けることは難しく、体力も消耗します。また、声よりも人の耳に届きやすいという利点があり、防犯にも役立ちます。 大きめのポリ袋 止血等の応急手当や、汚れたバケツや段ボール箱に被せれば水を運搬することもできます。45g以上のゴミ袋であれば、ポンチョ(雨具)代わりにもなり、用途が広いです。 ハンカチ マスクや包帯の代わりにもなります。 ウェットティッシュ 水道が使えない状況では、手や顔などを拭くことができます。 いかがでしたか。普段持ち歩く物でも、使いようによっては防災用品になります。大切なことは、普段から無理なく持ち歩くことができるということです。これを機に、バッグの中身を見直し、自分なりの外出時の備えをしてみましょう。 リュックやショルダーバッグであれば、両手が空きます。 Do it now! 今すぐやろう! 発行者:等々力地区区民防災会議 事務局 世田谷区等々力出張所 TEL 03-3702-2143 FAX 03-5707-7027 「等々力防災 Watch!」の印刷費の一部には、等々力地区の古着・古布回収の売り払い金が充てられています。 H28.2 2K