区のおしらせ「せたがや」令和4年9月1日号(1面)

最終更新日 令和4年9月1日

在宅避難に備えましょう

 区内で震度5弱以上の地震が発生した場合、様々な被害が想定されるため、小中学校の体育館など、94か所の指定避難所を開設します。指定避難所では、女性や要配慮者のニーズに応えた運用に努めます。さらに、特別な配慮を必要とする要支援者や、妊産婦と乳児のための避難所の確保・整備にも取り組んでいます。
 しかし、避難所等で、区民92万人を受け入れることは不可能です。近年は新型コロナウイルス感染症の影響で、その数をさらに制限する必要があります。自宅で過ごせる場合は「在宅避難」が原則となります。普段から食料品等の備蓄をしていただき、災害時の情報はメール、ツイッター、ホームページとともに、エフエム世田谷でもきめ細かく放送しますので、ぜひお聞きください。
 指定避難所は、町会・自治会などを中心とした避難所運営委員会により運営され、自宅が倒壊・焼損し、生活の場を失った被災者を地域で支えあう「共助」の場となります。在宅避難が広がれば、避難所の密集を避けることができ、住まいを失い、生活に困った方を受入れることができます。
 在宅避難に不安を感じる方も多いと思いますが、皆さんが安心して在宅避難ができるよう、支援の強化に取り組んでいきます。皆さんも、日ごろからの備えにご協力をお願いします。

世田谷区長 保坂展人(のぶと)

 

9月1日は防災の日
在宅避難の備え できていますか?

問合せ先:災害対策課 電話番号:03-5432-2262 ファクシミリ番号:03-5432-3014

9月1日は防災の日 在宅避難の備え できていますか?

震災時の避難はこうする

地震発生

(1)一時(いっとき)集合場所

危険回避のために一時的に集合して様子を見る、または、避難のために一時的に集合する場所

(2)広域避難場所

火災の延焼などにより自宅、一時集合所が危険な状態になった場合に避難する場所

避難が必要なとき
  • 区や防災関係機関から避難指示があったとき
  • 自主的に避難の必要があると判断したとき
  • 周辺地域に火災が発生し、自宅に延焼の危険があるとき

など

余震が収まり火災などの危険がないことを十分確認して

自宅が安全である
自宅が安全である
火災や倒壊によって自宅で過ごすことができない
火災や倒壊によって自宅で過ごすことができない

東京都防災アプリで近くの避難場所等が確認できます

災害時に通信状況が途絶した場合でも、オフラインで最寄りの広域避難場所等が確認できます。

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区の新たな被害想定

 今年5月、都は約10年ぶりに首都直下地震等による被害想定の見直しを行い、発災1日後の区内の避難生活者数は21万人を超えると見込んでいます。避難所は、スペースや備蓄が限られており、環境の変化などによって体調を崩す人もいます。また、過密状態になると感染症のリスクも高まります。火災や倒壊により自宅に戻れなくなった方の避難生活のためにも、自宅が安全な場合は積極的な在宅避難をお願いします。

 

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