経堂地区の紹介
最終更新日 令和5年3月7日
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経堂地区の概要について
経堂地区は、経堂1丁目~5丁目、宮坂1丁目~3丁目、桜丘1丁目~5丁目で、その面積は2.918平方キロメートル、世田谷区の中央部(馬事公苑)よりやや北寄りに位置しています。令和6年1月1日現在の人口は51,639人、世帯数は29,063世帯です。
東部の宮の坂駅・豪徳寺は社寺林の緑が美しい“歴史の界隈”であり、北部の経堂駅は乗降客の多い区内の主要駅の一つで、小田急線(梅ヶ丘駅~喜多見駅間)の連続立体交差・複々線化事業の完了にともない、経堂駅南北に広場が整備され、北側にはバスターミナルが設けられました。西部の千歳船橋駅・桜丘地区は農地と屋敷林が特徴的な、いわば世田谷の原風景といえる農住街区を背景としています。
この三つの地区を蓋うように、馬事公苑・東京農業大学が南部に位置し、世田谷通りの並木や大規模施設敷地の樹林といった都市的な緑により落ち着いた雰囲気を漂わせています。
所在地が管内にある公立小学校は3校(
緑の憩い場としては、烏山川緑道、北沢川緑道が管内を通っている他に公園が点在しています。桜丘すみれば自然庭園は、地域住民と区の協働で作られ、地域住民ボランティア「世田谷すみればネット」の皆さんが運営を支えています。
主な見どころ
毎年7月は経堂農大通りでの経堂まつりや木組みのやぐらとちょうちんが風情のある宇山稲荷神社の盆踊り、9月は世田谷八幡宮で奉納相撲が行われ、10月は都内でも有数の大きさを誇る「あ・ん太鼓」が登場する稲荷森稲荷神社の例大祭等と伝統的な行事も充実しています。また、毎年恒例の東京農業大学で行なわれる収穫祭は、たくさんの模擬店と応援歌「青山ほとり」の大根踊りで盛り上がります。
区の地域風景資産としては、「玉石垣のある風景」(桜丘2丁目~3丁目千歳通り)、「心なごむ桜丘の原風景」(桜丘4-2周辺)、「経堂の西洋館と庭」(経堂2-29)、「長島大榎公園界隈の緑」(経堂5-17周辺)が指定されています。
注記:「経堂の西洋館と庭」は現存しておりません
地名について
経堂
経堂の町は、住居表示の実施に伴う町区域の変更で若干の整理はあったものの、江戸時代から経堂在家村の区域と殆ど同じです。経堂在家村は、『京堂在家村』と書かれたこともあり、また、この村は古く『亀ケ谷村』と称したとも伝えられていますが、村の成立年代は詳らかではありません。
地域としては、『経堂(京堂)在家』『亀ケ谷』『本村』『向原』『菅刈谷戸』『市土尻』『谷戸・小谷戸』『野嶋』『外川』『豊後田』『石仏耕地』『南橋場・北橋場』『山屋・細谷』『鍛冶山(梶山)』を包括し、江戸時代は幕府の直轄地(天領)でした。
宮坂・桜丘
宮坂・桜丘は、寛永10年(1600年)彦根藩領となった世田ケ谷村に含まれる地域です。明治22年5月の市制町村制の施行によって、近代市町村が誕生した際、旧世田ケ谷村は、池尻村、三宿村、太子堂村、若林村、経堂在家村、代田村、下北沢村の7村と共に新世田ケ谷村を形成し、『宮坂』は、概ね旧世田谷3丁目の区域で、字名では谷中、宮ノ坂、殿山、辺房谷、鶴免の区域で、住居表示による宮ノ坂の区域拡大に伴い『ノ』を除いて『宮坂』としたものです。
『桜丘』は、概ね旧世田谷5丁目の一部を除いた区域で、字名では、東横根、中横根、赤羽根、原、西原、宇山、笹原で、区域内に最初にできた『
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