4ページ 4ページに、写真2枚、イラスト3つを掲載しています 多民族国家インドの台所から考える。 4ページの写真1:サリー姿の香取薫先生(上半身) 講師 香取 薫(かとり かおる)さん インド・スパイス料理研究家 1985年、ボランティアで訪れたインドでスパイス料理に魅せられ、本格的に研究を始める。 さまざまな地方を歩き、主婦たちから本場の家庭料理を習う。料理教室は1992年創業以来、生徒数は2000人を超える。これまで数多くのカレー店主、料理インストラクターを輩出する。ポリシーは日本の気候や日本人の味覚に合う健康的なスパイス使い。スパイスの普及とインド文化紹介に取り組む毎日。 4ページのイラスト1:インドの国旗 インドの概要 面積 日本の約9倍。約3,287,000平方キロメートル。 人口 日本、アメリカ、ヨーロッパをあわせても及ばない13億人。 言語 紙幣には、17種類の言語が書かれている。 4ページのイラスト2:インドの国の形 インドの多様な風土 北は寒い気候のヒマラヤ、南は米が三期作できる亜熱帯、西は砂漠地帯など気候が全く違い、それぞれに収穫できるものも違います。 多様な宗教があり、食べてはいけないものが違います。ベジタリアンも多く、食べられる食材が異なります。 4ページの写真2:瓶に入ったスパイスが並んでいる インドの食文化に欠かせないスパイス スパイスを使った料理は、薬膳料理です。健康のケアをするため、その日の気候やその人の体調にあったスパイスを使いわけます。各家庭で使うスパイスの種類や量は様々です。 家庭のみならず、屋台でも、お客さんが自分の体調にあわせてスパイスを選ぶことができます。 例えば、ローストしたクミンは、胃腸の働きを整える作用があります。生サラダやサイダーなど、加熱しないものに混ぜることで効果が出ます。 スパイスは5〜6種類を使うことが多いです。 4ページのイラスト3:驚いた表情の「せたっち」 5ページ 5ページに、写真7枚を掲載しています。 5ページの写真1:石板の上に石の棒がおいてある クイズ どんな使い方をするキッチン用具でしょうか? 答え [H1]スパイスをパウダー状にしました。 5ページの写真2:ワークショップ参加者が、この道具を使ってローストしたクミンをすり潰している様子 フライパンでローストしたクミンを石板の上に置き、石の棒ですり潰しました。 ローストクミンの分量はその日の体調に合わせて加減します。 5ページの写真3:木の板に、弧を描いた鋼が取り付けてある道具。弧の内側が刃になっている。鋼の一端が板に固定されており、もう一端に木の柄がついていて上に開くようになっている。 クイズ どんな使い方をするキッチン用具でしょうか? 答え [H2]野菜を切りました。 5ページの写真4:参加者がこの道具を使って野菜をカットしている様子。内側の刃を上側にし、そこに食材を当てて使う。 5ページの写真5:刻まれた野菜 水を確保しにくい地域では、まな板を清潔に管理することが難しいです。この道具なら、刃を火に当てることで消毒ができます。 知ってる? サリーはとってもUDな服 インドの服「サリー」は、幅90センチメートル、長さ5メートルの布です。それを畳みながら体にかけていきます。前側にあるヒダで、体にあうように調整します。 つまり、赤ちゃんから大人まで同じ布が使える、究極のフリーサイズなのです。 ズボンやスカーフスタイルのほか、赤ちゃんを抱っこできるようにしたりなど、デザインを変えることができます。 5ページの写真6[H3]:香取さんがサリーをスカーフのように[H4]かぶるスタイルをしているところ 5ページの写真7:香取さんがズボンスタイルをしているところ [H1]追記しました [H2]追記しました [H3]写真6と7をサリーの説明の下に移動させました。 [H4]修正しました。