二子玉川のまちづくり研究会活動報告書の内容について、ご案内します。 2013年9月より、二子玉川100年懇話会などで、5回のまちづくり研究会を開催し、まちづくりについての意見交換を行いました。 これらの活動を通して、地域主体の、二子玉川のこれからのまちづくり、について、多くの住民、関係者の知恵を集め、整理をすることが出来ました。 そして、二子玉川、100年懇話会の活動から整理した、二子玉川のこれからのまちづくり、は、次のとおりです。 みどり、歴史、文化について。 1、多摩川や、国分寺崖線などの、大きな自然に囲まれた、地理的特性を生かしながら、河川敷、緑道といった、身近な緑も積極的に創出し、これらを活用して、かわ、と、まち、の良好な、関係づくりを、目指します。 2、大山道を始めとする、二子玉川周辺の歴史文化を守り、正しく伝えるために、歴史継承に関連する情報を集め、管理する仕組みを作り、さらに、伝えていくための、人の輪を広げます。 3、スポーツや、アートのイベントなどに、多くの人が触れる機会を増やすことで、これらの、多様な文化を育む素地を作ります。 安全、安心について。 1、より良い交通環境を目指し、住民、商業者、公的機関などのまちの関係者が、交通規制への取り組みや、歩行空間の整備、交通安全マナー啓発活動などをともに行うことにより、安全で、快適なまちづくりを進めます。 2、来街者など、多くの人も行き交う、まちの特性を考慮し、災害に強い街並みの形成を進めるとともに、住民、商業者、公的機関などの、まちの関係者の連携を深めることにより、効果的な災害対策を進めます。 3、子どもから、高齢者までが安心して暮らせるように、日頃から、住民同士が助け合える関係づくりを進め、災害や、犯罪に強いまちを目指します。 住み心地について。 1、誰でも気兼ねなく、サークル活動やイベントなどに参加でき、人とのつながりを、深めることができる機会を、増やすことで、住民が、日々の暮らしに、楽しみを感じることができるまちにします。 2、快適で、利便性の高いまちの仕組みづくりを、進めるとともに、次世代に、豊かな環境を残すため、持続可能なまちづくりへの取り組みも、視野に入れた住環境づくりを、進めます。 3、どんな人も、どんな考え方の人でも、受け入れられる土壌を作るとともに、まちに関わる機会を増やし、知ることによって、まちに誇りと愛着を持つ人を増やします。 にぎわいについて。 1、歴史文化や、自然資源のほか、商業的な拠点を巡る、回遊ルートの充実を図り、案内表示を設置するなどの、環境整備を進めることで、まち全体を、行き来したくなる仕組みを作ります。 2、住民だけでなく、来街者などの、多くの人が気軽に楽しめる、仕組みやきっかけをつくり、常に、賑わいと、活気があるまちを目指します。 3、住民、商業者、公的機関など、まちの関係者をはじめとした、二子玉川という街を、愛する全ての人が、実施するイベントにおいては、常に、お互いが、連携できるような、賑わいづくりを支える体制を作ります。 しごとについて。 1、複数企業が集まる、働く街、としても、発展できるように、職住近接の特徴を活かし、企業の活動と、住民の豊かな暮らしが、共存共栄できるまちづくりを進め、地域と、支え合う企業との交流を深めます。 2、就業者や学生のほか、企業を訪問する来街者などに対しても、地域と触れ合える仕組みや、きっかけづくりを進め、まちの活動に、企業や学術機関などの、ちからを活かすことができる関係づくりを進めます。 3、子育て世代や、シニア世代などが、時間を工夫しながら、自分らしく、地域で働ける仕事を増やすことにより、多様な働き方を選択できる、環境を整えます。 二子玉川のまちづくり研究会活動報告書の内容について、ご案内は以上です。