等々力渓谷公園
最終更新日 令和6年4月26日
ページ番号 4247
施設の概要
等々力渓谷公園内への立入り、遊歩道の通行ができません
令和5年7月6日、園内で倒木が発生し、他の樹木等の倒木の可能性があるため公園内への立入り、遊歩道の通行止めとしました。令和5年8月から11月の樹木調査の結果、多くの危険木があることが判明し、安全確保と樹林地を健全に維持するための作業を実施しています。
日本庭園、等々力不動尊は、ご利用になれます。
通行止めエリアと迂回路図
令和6年4月25日(木曜日)時点の情報(危険木への対応について)
令和5年8月から11月の樹木調査により、危険木52本に剪定・伐採等の緊急対応を要するため作業に数年かかる見通しとしていましたが、渓谷の樹林地の再生に向けた専門家意見等を踏まえ、令和7年度中に禁止措置を解除できる見込みとなりました。
作業概要
対象区域 | 谷沢川の利剣の橋先からゴルフ橋までの公園区域内 |
対象木 |
剪定等16本 伐採26本 (補足)樹木調査において危険木と判定され伐採を行わないこととした樹勢の弱っている樹木については、専門家等の指導のもと、生育環境の改善を図り経過を観察しながら樹勢の回復を図っていきます。 |
今後の対応について
令和5年11月まで | 樹木調査を実施しました。並行して全枯れしていた樹木の伐採作業を実施しました。 |
令和5年12月から令和6年3月まで |
樹木調査結果を踏まえ今後の作業内容と全体工程の検討をします。あわせて一部危険木の伐採等の作業を実施する予定です。 |
令和6年4月 |
危険木の伐採・剪定等の作業開始。 作業が完了し安全な利用が見込まれる区域より順次開放を予定します。 (補足) 危険木の伐採・剪定作業と並行して、専門家等の指導のもと、樹林地の環境改善及び保全に向けた取り組みを進めていきます。 |
令和7年度中 | 作業完了(全面開放予定)。 |
ご案内
所在地 | 東京都世田谷区等々力1丁目22番、2丁目37から38番外 |
公共交通機関 | 東急大井町線「等々力駅」下車徒歩3分 東急バス、都営バス「等々力」下車徒歩5分 |
面積 | 31,501.91平方メートル |
来園時のお願い
- 狭い園路が長く続く箇所があるため、譲り合っての通行をお願いします。
- 駐車場および駐輪場はありませんので、車や自転車での来園はご遠慮ください。
案内図
園内紹介
遊歩道
大井町線等々力駅近く、ゴルフ橋のたもとから階段を降りると、そこはまるで別天地の渓谷。多摩川に向かう谷沢川の流れに沿って散策路を歩むと、ついさっきまで街中にいたことがうそのような気分になってきます。等々力不動のみごとな桜、すがすがしい新緑、季節ごとに自然のすばらしさを思い出させてくれます。
武蔵野台地の南端を谷沢川が侵食してできた、延長約1キロメートルの東京23区唯一の渓谷を、ぜひお楽しみください。
ゴルフ橋
大井町線の等々力駅近くの等々力渓谷の入口にある橋は、「ゴルフ橋」と呼ばれています。
これは、昭和の初めに旧下野毛、等々力村に約8ヘクタールの広大なゴルフ場があったことに由来しています。
横穴古墳(東京都指定史跡等々力渓谷3号横穴)
渓谷の左岸崖面では、古墳時代末期から奈良時代にかけて構築された横穴墓が6基以上発見されています。中でも昭和48年に発見された3号横穴は、典型的な横穴墓の形態を留めていて、埋葬人骨や副埋葬品も良好であったことから保存措置が講じられました。
横穴墓は奥行きが13メートルで、内部はとっくりを半分に割ったような形をしています。本横穴群の被葬者たちは、いずれも副葬品が豊富なことから、後の武蔵国荏原群の等々力周辺を治めていた有力者であると推定されています。
日本庭園・書院
開園時間 |
午前9時~午後5時(3月~10月) 午前9時~午後4時30分(11月~2月) |
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休園日 | 年末年始(12月29日~1月3日) |
等々力渓谷谷沢川の下流部、等々力不動尊の対岸に、昭和36年に建築された書院建物とそれをとりまく日本庭園があります。
池、流れ、石畳の階段園路などがある庭は、昭和48年に著名な造園家により作庭されたもので、当時のままの姿で保存されています。園内には陽当たりのよい芝生広場があり、併せて、渓谷散歩の休憩にご利用いただけます。
植生
等々力渓谷の植生は、武蔵野台地の崖線の潜在自然植生と考えられるシラカシ群集ケヤキ亜群集であり、大径木を主体とした樹林地が渓谷の斜面に沿って連続しています。
崖線の斜面部分には、主としてシラカシやケヤキ、ムクノキが、斜面地上部や台地面にはイヌシデやコナラが多く分布しています。また、湧水が流下する緩斜面にはセキショウ草地が見られ、湧水が留まる場所には湿生植物が点在しています。
地形・地質
等々力渓谷は、武蔵野台地の南端に位置しており、この台地面を浸食して形成された開析谷です。渓谷沿いには武蔵野台地を特徴づける地層断面がよく観察できる箇所があります。地質の分布状況は、下から、台地の基盤である上総層群の高津互層、その上に堆積する渋谷粘土層、武蔵野れき層、武蔵野粘土層、東京軽石層、ローム層の順にほぼ水平に堆積しています。また、渋谷粘土層と武蔵野れき層の間からは、湧水が多く見られます。
パンフレット、YouTube
概要 | 等々力渓谷の全体図や植生、湧き水や地形等を載せた、折りたたみ式の15センチメートル四方のパンフレットです。 |
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配布場所 | 等々力渓谷公園内日本庭園書院内、等々力まちづくりセンター、玉川総合支所地域振興課、玉川公園管理事務所 |
郵送希望 |
郵送料(120円切手)をお送りいただければ、折り返しパンフレットを送付します(2部まで)。返信用の封筒は不要です。 送り先 〒158-0091東京都世田谷区中町4丁目35番11号 玉川公園管理事務所あて |
英語 |
英語のパンフレット(印刷してお使いください) |
※現在、等々力渓谷公園内への進入、通行はできません。
- 世田谷区オフィシャルチャンネルで、紹介動画を配信しています。
地図情報
関連リンク
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玉川公園管理事務所
電話番号 03-3704-4972
ファクシミリ 03-5706-1361
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