日の出 日の入り 5日 4:45 18:31 15日 4:36 18:39 25日 4:29 18:47 かんむり座の新星に注目  新星は、それまで星が見えなかったところに、まるで突然星が現れたかのように見え、やがて見えなくなる現象です。これは、暗い星がもともと存在しており、その星の表面で爆発が起きるために見られると考えられています。この現象は数千年から数万年の間隔で繰り返すと考えられています。しかし、中には数十年という短い周期で繰り返すものがあり、2回以上の増光が観測されたものが少数ながら存在します。  かんむり座T星は普段10等級の明るさで、肉眼では見えませんが、過去2回の爆発(1866年5月に2等級、1946年2月に3等級)が観測されています。そこで80年前後の間隔で増光するとみられ、あと2年のうちに増光するのではないかと予想できます。爆発すると、2日ほどかかって2等級くらいになり、その後は2日に1等ほどずつ暗くなっていくと予想されています。上図の位置を参考に注目してみましょう。双眼鏡を使うと、星の並びがよくわかり観察しやすいでしょう。    惑星 (わくせい) 火星 明け方、東の空低く見えます。   1.0等級 土星 明け方、東の空に見えます。   1.0等級 こよみ 5月 1日   下弦             3日              憲法記念日    4日             みどりの日    5日         立夏(りっか)   こどもの日    8日   新月   15日   上弦   20日         小満(しょうまん)   23日   満月   31日   下弦 2024年5月号 世田谷区立中央図書館・プラネタリウム TEL.FAX.03-3429-0780