私のジョブナビ(職員メッセージ) 経験者(社会人)採用 建築職

最終更新日 平成25年7月1日

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都市整備部建築審査課 平成21年度経験者(社会人)採用 建築職(男性)

1 自己紹介

皆さん、はじめまして。私は都市整備部建築審査課に所属する、採用5年目の職員です。民間企業で現場管理の経験を経て、世田谷区の建築職に経験者採用枠で採用されました。今日は私が担当する仕事を紹介させて頂きます。皆さんの参考にして頂ければ幸いです。

2 今の職場と自分の担当

建築職の担当業務は、大きく分けると建築行政、まちづくり、営繕の3つに分けることが出来ます。その中で、私が所属している都市整備部建築審査課の業務は、建築行政の分野です。課には40名以上の職員が所属し、その大半が建築職です。主な業務は、建築確認申請等の書類審査や現場検査、建築計画の事前相談、違反建築の防止に向けての取り組み等です。

次に、私の係で行っている業務を具体的に紹介します。

(1)建築についての事前相談等

相談内容は、建築基準法や関係規定の一般的な取り扱いから、設計者が具体的な建築計画図を持参し、適合しているかの確認まで、様々あります。また、現在建っている建築物が適法なのかどうか、近隣居住者等が不安で確認に来る場合もあります。業務の過半が窓口や電話での相談対応です。

(2)審査業務

建築確認や長期優良住宅認定等の申請書類を審査します。申請された書類が、建築基準法や関係規定に適合した建築計画であるか、内容を精査します。審査の中で、必要があれば設計者と打ち合わせ、最終的に基準を満たし、適法な計画になれば確認、認定を行います。各種法令を見逃していないか、完成した建築物をイメージしながら、関係法文をじっくり読み込み、作業を進めます。

(3)検査業務

現場検査は安全第一で行います

現場検査は安全第一で行います

建築確認後には実際に工事が始まり、建築物の規模等によって中間検査や完了検査があります。完了検査に合格すれば検査済証が交付されます。確認図書との不整合や不適合部分が無いか、緊張感を持って検査を行います。

3 仕事でやりがいがあったこと

相談業務では、様々な立場の方から相談を受けます。相手の立場に立ち、問題や不安に感じている点を一つ一つ解消していくことが、やりがいに繋がっていると思います。

また、建築確認や検査に携わった建築物が、実際に建ちあがり使用されているのを見ると、地域に貢献できたと実感出来ます。

そして、資格取得もやりがいや自信に繋がると思います。一級建築士や建築基準適合判定資格者等の資格は、業務知識の向上に直結します。講習会もあり、目標を立て勉強に取り組める環境が整っています。

4 仕事で大変だったこと

まず、お客さまへの対応で苦労する部分がありました。前職は建設業だったので、建築を専門とする設計者や施工業者等と接する機会が大半で、住民の方に説明する言葉選びに苦労しました。どうすれば専門用語を分かり易く説明出来るかを、今も相手の立場になって考えています。

また、各種法文の読み込み、木造建築物の取り扱い、構造計算書のチェック等、区に就職するまでは殆ど触れてこなかった分野の業務が沢山ありました。慣れるまでは大変でしたが、同時に新鮮な気持ちで楽しく取り組めました。

5 区に勤める前と勤め始めてから自分の中で変化があったこと

落ち着いて仕事に取り組めるようになりました。労働環境が大きく変わり、緊張感を持ちながらも心の余裕が生まれたからだと思います。気持ちが安定し、私生活も充実しました。

6 受験者へメッセージ

各種法令集、取扱基準は欠かせません
各種法令集、取扱基準は欠かせません

経験者採用枠で受験を考えている皆さん。採用されれば、職場からは即戦力として大きく期待されます。しかし、前職での経験を全て活かせる職場に配属されるとは限りません。同じ建築の分野であっても、一から勉強しなければならない場面が多々あると思います。向上心を持ち、何事にも積極的に取り組む姿勢が大切です。

世田谷区には毎年、複数の経験者が採用され、スムーズに仕事に取り組める環境が整ってきています。経験者採用だからと言って、過度にプレッシャーを感じたり、孤立することはありません。今までの経験を活かし、未経験の分野でも前向きに取り組みたい方をお待ちしております。

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