私のジョブナビ(職員メッセージ) 経験者(社会人)採用 事務職3

最終更新日 平成25年7月1日

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保健福祉部障害者地域生活課 平成24年度経験者(社会人) 採用 事務(男性)

1 自己紹介

皆さんはじめまして。私は経験者採用2年目の職員です。前職は着うたやスマートフォンのアプリ等、携帯電話のコンテンツ制作に携わる仕事をしていました。前職や経験者採用試験の経験を交えた話ができればと思います。

2 区で働きたいと思ったきっかけ

前職からも分かるとおり、私はもともと区とは程遠い仕事をしていました。学生の頃はまさか公務員になるとは考えもしませんでした。

社会に出て長年働いていると、自分はこの先何がしたいのかを考えることがあると思います。私は、携帯電話は生活を豊かにするものと思いながら仕事をしていましたが、次第にもっと生活に密接な仕事がしたいと考えるようになりました。

前職の現場では、制作現場のチームリーダーとして、進行管理やマーケティング、業務改善等を担当していました。今まで培ったスキルを生かして何かできないかを模索していた矢先、市役所で働いている弟から特別区の経験採用の存在を聞きました。まさに「これだ!」とひらめき、試験に挑戦しようと考えました。

3 今の職場と自分の担当

私の所属する課の名前は障害者地域生活課といいます。採用式典で配属先の名前を聞いたときは一体どんな仕事をするのかイメージできませんでしたが、仕事をするにつれ、その名のとおり障害のある方が地域で生活をしていくサポートをする課だと実感できました。

(1)リフト付タクシー補助券と福祉タクシー券

車いすやストレッチャーのまま乗車できるリフト付タクシー
車いすやストレッチャーのまま乗車できるリフト付タクシー
福祉タクシー券、計数機画像
計数機を使って毎月何千枚を集計します
担当している障害者通所施設
担当している障害者通所施設です

はじめに担当した仕事は、車いすやストレッチャーのまま乗車することができるリフト付タクシー(介護タクシー)に関する業務でした。世田谷区では高齢の方や障害のある方がリフト付タクシーを利用する際に運賃の一部を補助する券を交付しています。また、それとは別に、障害のある方が一般のタクシーを利用した場合に使用できる福祉タクシー券を交付しています。タクシー事業者は区民からこれらの券を受け取り、毎月区に請求するという仕組みです。その請求事務や区民からの問い合わせへの対応、タクシー事業者とのやりとり、事務改善等に取り組んでいます。

(2)障害者施設の運営、維持管理

障害のある方が日中に通う施設の維持管理の担当にもなりました。例えば施設で雨漏りが起きたり、ものが壊れたりした場合、現場を見に行き、状態を確認します。その後、修理の予算は限られているため、業者との金額の調整や事務手続きを行います。そのほか、施設からの実績や事故の報告に対応したり、様々な要求に関する対応などを行っています。

4 仕事でやりがいがあったこと

前職では直接お客様と触れ合うことはほとんどありませんでしたので、区に勤めて初めて窓口に立ち、区民と接したときは責任を感じた反面、とても感慨深かったのを覚えています。また、こんな私でも区民の方から電話等でありがとうといっていただける時があります。初めて「ありがとう」と言っていただいた時は本当に感動しました。

リフト付タクシー補助券については、より区民の利便性を向上するために、要綱(区の法律)の改正にも取り組みました。タクシー事業者と何度も調整したり、事務処理の量も多く大変でしたが、先輩方にも助けていただき、無事改正することができました。区民や介護タクシー事業者から良い評価をいただいた時は大変嬉しかったです。

5 仕事で大変だったこと

前職では、職業柄取り扱う媒体はほとんどがデータでした。区では起案や支出等の大事な書類は紙ベースで処理、保管します。区に勤めて紙ベースの作業が多くなり、整理整頓ができないために、書類を探すのに手間取ったりと大変でした。また、計数機を使って毎月何千枚という福祉タクシー券を集計するのですが、手を動かす仕事はあまりしたことがなかったため、慣れるまでは作業が遅く、周りに迷惑をかけてしまいました。

自分の日本語力のなさにも失望しました。前職では分かりやすく、時には砕けた文章でプレゼンテーションや報告用の資料を作成することが多かったのですが、区では文書はこの先残っていくものであり、時には一見難解な表現も必要となるため、簡潔で分かりやすくするために今でも試行錯誤しています。

6 区に勤める前と勤めてから自分の中で変化があったこと

区に勤めてからは、一層世田谷のことに関心を持つようになりました。区の催し物に参加したり、公園やおいしいお店など、いろんな場所に行くようになりました。

また、区の仕事についても様々な経験ができました。時期によって、選挙やお祭り等、他の職場の応援をすることがあります。区に勤めるまではあまり選挙には興味がなかったのですが、従事するとなると、自然と興味も湧きます。区には職員がたくさんいるため、応援を通じ、様々な課の方と知り合いになり、貴重なお話が聞けることも魅力的です。 

7 受験者へのメッセージ

区の仕事は責任を伴いますが、やりがいがあります。また、数年に一度、他の職場への異動があるため、さまざまな業務に携わることができます。世田谷区職員の一員となり、やる気みなぎる皆さんと一緒に仕事ができることを心より期待して、私からの紹介を終わります。

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