私のジョブナビ(職員メッセージ) 経験者(社会人)採用 事務職2

最終更新日 平成25年7月1日

ページ番号 127356

清掃・リサイクル部事業課普及啓発担当 平成23年度経験者(社会人)採用 事務(男性)

1 自己紹介

私は、経験者採用(一般事務)で入庁し、現在、清掃・リサイクル部事業課普及啓発担当で働いています。

前職は、鉄鋼の専門商社で与信管理という仕事をしていました。取引先企業の決算書をもとに財務分析などを行い、その企業の信用リスクを判定し、取引の可否の判断や取引額の査定等を行い、万一の取引先の破綻による不良債権(損失)の発生を防ぐという内容の仕事です。

転職に至った直接の理由は、リーマン・ショックで会社の業績が急激に悪化し、給料にも直撃する形になったためです。仕事自体にやりがいはありましたが、当時、子どもが生まれたばかりということもあって、今後のことを憂慮し転職を考え始めたときに、特別区の経験者採用という制度を知りました。公務員ならば、これまでの経験を中小企業支援など産業政策の分野等で活かせるのではないかとも思い、転職を決断しました。

2 現在の仕事の内容・やりがい

皆さんも一度は“3R”(リデュース・リユース・リサイクル)という言葉を耳にしたことがあるかと思います。私の部署ではこの“3R”を推進するために、広報物の発行やイベント・講習会の開催など、さまざまな手法で文字通り“普及啓発”を行っています。その中でも私は、「エコプラザ用賀」と「リサイクル千歳台」という普及啓発施設の管理や運営事業者との調整などを主に担当しています。

普及啓発といっても、行政が一方的に呼びかけるだけではあまり意味はありません。区民の方やNPO団体、企業などさまざまな主体と一緒になって双方向で取り組んで、はじめて成果が見えてきます。

私は特にNPO団体の方々と一緒に仕事をする機会が多いのですが、皆さんとても熱心に活動している方ばかりです。その方々と「施設をより魅力あるものにするために何ができるか」を一緒になって考え、さまざまな試みを行っています。ベビーカーなど子ども用のリユース品(再使用品)を提供するイベントでたくさんの親子が訪れ、喜んで帰っていく姿を見たときなどは、“協働”が実を結んだ瞬間として、やりがいを実感します。

3 働きやすい環境

永く仕事を続けていく上では、仕事の内容や待遇とともに、組織風土や職場環境というのも大変重要であると思います。この点、世田谷区はとても働きやすい環境が整っていると思います。

体験学習用ごみ収集車「カティ」のマスコットです
体験学習用ごみ収集車「カティ」のマスコットです

特に女性は結婚や出産といった人生の転機において、これから仕事と家庭をどう両立させていくかという問題に直面すると思います。産休や育児休業、あるいはフレックス勤務といった制度自体は整備されていても、何となく使いづらい、前例がないなどの理由で、社会全体で見たとき残念ながらにそれらの制度が十分に活用されているとは言いがたいのが現状だと思います。私の勤めていた会社でも出産を機に結果的に退職せざるを得なくなった方もいました。

しかし、世田谷区ではこれらの制度を利用しづらいという風潮は全くなく、むしろ当然のものとして積極的に利用されています。実際、私の周りでも何人もの職員が育児休業を取得したり、保育園の送迎のために時短勤務制度を利用したりしています。また、職員がこれらの制度を積極的に利用できるように、組織全体で支援するという意識・風土が根付いているように思います。

経験者採用での受験を考えていらっしゃる方にとっては、これから結婚や子育てのタイミングと重なる方も多いかと思います。そういった意味でも、世田谷区は大変働きやすい職場であると言えると思います。

4 受験者へメッセージ

役所の仕事は多岐にわたりますので、経験者採用といっても、必ずしもこれまでの職務経験が直接役立つとは限りません。しかし、多種多様なフィールドがあるからこそ、これまでの経験や能力が活かせる機会も数多くあると思います。

また、最近はそれほど聞かなくなりましたが、民間企業ではいわゆる“プロパー”と“中途入社組”とでは、処遇などにおいて差がある会社も未だ少なくありませんが、世田谷区では当然ながらそういったことは一切ありません。

転職は勇気を伴うものですが、世田谷区には皆さんのチャレンジを受け入れる環境が整備されています。ぜひ、一緒に働けることを楽しみにしています。

関連リンク

このページについてのお問い合わせ先

総務部 人事課

電話番号 03-5432-2101

ファクシミリ 03-5432-3009