私のジョブナビ(職員メッセージ) 係長級 土木職

最終更新日 平成25年7月1日

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世田谷総合支所街づくり課 平成7年度採用 係長級 土木職(男性)

1 自己紹介

皆さん、はじめまして。私は、世田谷総合支所街づくり課に所属し、土木技術職19年目の職員です。現在、係長として5人の係員とともに働いています。簡単ではありますが、私のこれまでの経歴を紹介したいと思います。

平成7年に入区して以来、二子玉川の再開発事業や、都市計画道路の整備、木密地域の不燃化等に取組んできました。組織改正等もあり多くの職場を経験していますが、概ね3年~5年で職場を異動しています。

2 土木職の仕事について

地域の方に対する説明会の様子

地域の方に対する説明会の様子です

皆さんが区役所に土木技術職として入って、どのような仕事をするのか不安もあるかと思いますので、主な仕事の概要を説明したいと思います。

土木の仕事は、大きくわけて3つに分類できると思います。

方針や計画を策定する仕事(計画)

まずは、計画部門です。大きなものとして、区の基本構想や基本計画の他、都市整備方針等の策定です。これらの構想や計画等は、世田谷区の10年後20年後の将来に向けての目標等を計画するもので、今まさに策定中です。その他、都市計画法に関するものや区の街づくり条例に関するもの、豪雨対策に関するもの、鉄道立体交差事業に関連するもの等にも取組んでいます。

方針や計画を実現するための仕事(事業)

2つ目は、計画等の実現に向けた事業を行う仕事です。主に道路や公園等基盤整備を行うための事業計画を策定し実施していきます。都市計画道路等の新設・拡幅事業が該当します。また、木造密集地域の防災性向上のための基盤整備等や駅周辺街づくり事業等を行っています。

新設道路等の設計・工事や既存公共物の維持管理(管理)

3つ目の管理に関する仕事として、道路等の設計や工事、公共財産の管理を行っています。現在では特に豪雨対策や老朽化した公共物の更新等の課題が山積しており、対応が急務となっています。

3 私の仕事内容

次に現在私が担当している仕事の紹介をしたいと思います。

現在、私は、木造密集地域の防災性向上の為の基盤整備等を担当しています。区内では、特に環状7号線沿いに道路や公園等の基盤が未整備なまま木造住宅が密集している地域が広がっています。

木造密集地域内の狭あいな道路の拡幅事業の事例
木造密集地域内の狭あいな道路の拡幅事業の事例です

このような中で、昭和50年代から住民との協働により、道路や公園等の基盤整備や建物の不燃化を進め、特に公園や広場をつくるときには、ワークショップを開催し整備してきました。これまで、何度も説明会や検討会、協議会等を行ってきた中で、地域の皆さんの理解と協力を得ながら修復型の街づくりにより基盤整備等を進めています。

4 受験者の方へのメッセージ

仕事を進めるためには、地域の方との連携が非常に重要です。私たちの仕事は、日々の窓口や説明会、協議会等の中で地域住民の方を含め沢山の人達と接することになります。

仕事を進めるにあたっては、そこでの出会いを大切にできるコミュニケーション能力が一番大事だと思います。必ずしもうまく説明できる能力の高さだけが求められている訳ではありません。相手の気持ちを理解し、信頼関係を築いた中で、いいものを一緒につくっていこうという誠実且つ積極的な気持ち・姿勢が大切だと思います。

来年度から一緒に仕事ができることを楽しみにしています。一緒に頑張っていきましょう。

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