教育委員会の予算(令和5年度当初予算)

最終更新日 令和5年4月1日

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令和5年度当初予算編成においては、区民生活の実態や社会経済動向の変化等を踏まえながら、喫緊の課題に迅速かつ的確に対応を図るとともに、行政経営改革の取組みを一層推進し、中長期的な財政需要に対しても確実に対応していく視点を持ち手法の転換や事業の改善に取り組んでまいりました。

その上で、「世田谷区未来つながるプラン2022-2023(実施計画)」に掲げる4つの政策の柱に基づき、誰もが安全で安心に暮らせるまちの実現を目指し、子ども・子育て関連施策のさらなる充実を図る「子ども全力応援予算」として編成しました。

その重点項目の一つ、「教育」について概要をお知らせいたします。

世田谷区教育委員会では、持続可能な開発目標(SDGs)やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進、新たな学びの展開などを踏まえ、教育総合センターを核として、積極的に「キャリア・未来デザイン教育」に取り組んでいきます。

令和5年度 一般会計 教育費予算額(教育委員会所管分) 31,664,612千円

ICT基盤を活用した新たな教育の推進

  • 統合型校務支援システムの本格運用開始
    R5.4月運用開始
  • ICT支援員の拡充
    R4 年48日(週1回程度)→R5 年平均65日(週1、2回)
  • プログラミング教材の区立中学校全校導入
    R3 8校→R4 10校→R5 29校(全校)

区立中学校部活動地域移行への取組み

  • 部活動地域移行トライアル事業
    総合型地域スポーツ・文化クラブ等による部活動の実施及び検証
  • 部活動支援員の謝礼の増額
  • 地域移行に係る検討会等の実施

給食室改修工事に伴う給食停止期間中の保護者負担軽減

  • 家庭からの弁当持参等にかかる負担への支援
  • 弁当事業者登録制度の実施
    小学校2校(弦巻、桜町)

不登校児童・生徒への支援

  • オンラインを活用した居場所提供や学習支援等のモデル実施
    R5.4月事業開始
  • 特定分野に特異な才能のある児童生徒の支援の在り方に関する研究事業
  • 不登校特例校分教室「ねいろ」における教育環境の整備
    教室の増設や備品の整備など
  • ほっとスクールの運営 3か所

教育相談・特別支援教育の推進

  • 学校生活サポーターの配置
  • 学校包括支援員の配置
  • 医療的ケアが必要な児童・生徒などへの看護師配置
  • 特別支援学級支援員の配置
    R4 52人→R5 64人

教育総合センターの運営

  • 国際理解教育事業
    幅広い年代向けの英語体験プログラム(乳幼児、小・中学生、成人を対象に年33回実施予定)
  • STEAM※教育講座
    プログラミングや科学実験など学校では体験できない様々な教育講座を実施(毎週土曜と夏休み等に年100回程度実施予定)
    需要の高い幼児・低学年向けの対象講座の充実
    ※Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字
  • 大学・企業等連携・研究事業
    区立小・中学校、区立幼稚園等と大学・企業をつなぎ、協働研究や研修講師派遣などの連携事業を実施(ICT、デジタル教育に関する研究、キャリア教育に関する教員研修、体力向上に関する取組み など)

図書館サービスの推進

  • 梅丘図書館改築
    R5.6月代替施設の運営開始
    R5.8月着工
    R7.秋ごろ開設予定
  • 奥沢図書館休館に伴う代替施設の運営開始
    R5.4月
  • 中央図書館における閲覧席の拡充
    R4 73席→R5 93席
  • 図書館カウンターの運営 3か所
  • レファレンスの充実
    各図書館にタブレット端末を配備し、レファレンスに活用

学校の整備・改築等

  • 改築工事
    小学校1校(池之上)
  • 一部改築工事
    小学校1校(瀬田)、中学校1校(八幡)
  • 基本構想策定等
    小学校1校(砧)、中学校2校(弦巻、奥沢)
  • 耐震補強工事
    小学校1校(池尻)、中学校2校(駒留、緑丘)
  • 普通教室等エアコン更新
  • 学級増に伴う改修
  • 学校改築事業の効率的な事業管理検討支援※ など
    ※は令和4年度補正予算による対応

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