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平成30年9月の「区長の談話室」(ゲスト:鈴木佳枝氏)

更新日:平成30年10月15日

ページ番号:0162064

平成30年9月の「区長の談話室」

9月2日・9日放送 区長の談話室 「待って!その電話、詐欺かもしれません!」

(補足)9日は2日の再放送です。 

  「オレオレ詐欺」「還付金詐欺」など、世田谷区内の特殊詐欺被害件数は平成29年で216件、被害額約6億2 600万円。件数で23区ワーストワンとなり、今年に入っても5月末時点で昨年同期比の約1・9倍となっています。世田谷区と区内4つの警察署では、被害防止のために全力で取り組みを強化するよう7月に合意しました。特殊詐欺の手口と被害防止の対策をご紹介します。

 特殊詐欺被害の現状と手口事例の紹介   

  •  (パーソナリティ)今日の区長の談話室は「オレオレ詐欺」や区役所の職員などを語ってお金をだまし取る「還付金詐欺」など、いわゆる「特殊詐欺」について、被害に遭わないための対策をお送りしていきたいと思います。では早速ゲストをご紹介します。警視庁北沢警察署の鈴木佳枝署長です。よろしくお願い致します。
  • (鈴木署長)はい、よろしくお願い致します。
  • (保坂区長)よろしくお願いします。
  • (パーソナリティ)まずは鈴木署長、「特殊詐欺」というのはどのようなことを指すのか教えてください。
  • (鈴木署長)はい、特殊詐欺とは、面識のない不特定の方に対し、電話などを使って騙して不正に入手した口座への振込みや、ご自宅に現金やキャッシュカードを受け取りに行く方法で、現金をだまし取る犯罪を言います。大きく分けると3つパターンがありまして、息子や孫を語ってかばんを失くしたとか、それから会社で問題を起こしたと言って現金やカードをだまし取る「オレオレ詐欺」。それから、医療費を払い過ぎているので、返金すると言葉巧みにATMに誘い出して、逆に現金を振り込ませる「還付金詐欺」。そして、有料動画サイトの料金が未納だといって、電子マネーを購入させてだまし取る「架空請求詐欺」がありますが、最近ではさらに手口が巧妙化してきております。
  • (パーソナリティ)保坂区長、世田谷区民の方もたくさん被害に遭われているそうですね。
  • (保坂区長)そうですね。昨年216件被害があって、なんと6億2600万円の被害総額になっているんですね。しかも鈴木署長にぜひ伺いたかったのは、今年また急増していると。昨年の倍くらいの勢いで電話もかかってきているし、残念ながら被害も拡大しているということで、区をあげてですね、この特殊詐欺防止に取り組みたいと思っています。
  • (パーソナリティ)6月末現在の数字が出ているそうですね。
  • (保坂区長)そうですね。6月末はですね、157件。去年が216件だったので、もう去年にも迫っているということで。鈴木署長、北沢署でもやっぱり増えていらっしゃいますか。
  • (鈴木署長)はい、非常に増えております。北沢署では今年に入って7月末現在で50件の発生になってしまっています。去年1年間で54件ですので、非常に多くなっております。
  • (保坂区長)もう1年分に匹敵するということで、先日警察署長さんと世田谷区で、この特殊詐欺の事態が緊急事態だと、非常事態だという宣言もして、取り組もうとしています。
  • (パーソナリティ)このような現状を今、お伝えして頂いたんですけれども、鈴木署長、特殊詐欺の典型的な事例というのがあると思うのですが、いくつか具体的にご紹介して頂いていいですか。
  • (鈴木署長)はい、保坂区長の前で誠に申し上げにくいんですけれども、実は世田谷区役所の職員を語る手口は、特殊詐欺全体が50件発生しているうち、23件も発生しております。最近の事例ですと、世田谷区役所の福祉課を名乗る男性から電話がありまして、「医療費を払い過ぎているので、還付金があるのですが入金ができません。あとで銀行の方から電話があります。」という電話があった後、今度は銀行協会員を語って電話がありまして、「あなたのキャッシュカードは、古くて入金できないので新しいカードをお届けし、代わりに今お持ちのカードを回収します。古いカードは使えませんので暗証番号を教えてください。」と言って、ご自宅に犯人がキャッシュカードを受け取りに来て、「新しいカードは1週間後に郵送します。」と言って郵送されるのを待っている間に、現金が引き出されてしまうという手口がありました。
  • (保坂区長)世田谷区役所っていうと警戒心がふっとなくなって信用してしまうという、それは普段はありがたいんですが、この場合は裏目に出てしまっているということですね。
  • (鈴木署長)おっしゃる通りです。似たような騙しの手口としては、某有名デパートの名前を語りまして、「男性のお客様が来店してあなたの名義のカードを使って買い物しようとしました。被害に遭わないために新しいキャッシュカードにしなくてはなりません。」だとか、「振り込め詐欺の被害に遭わないようにキャッシュカードのセキュリティを高めましょう。」とか。あとは、「カードのICチップが読めなくなったので、新しいカードに交換します。」と言って、「古いカード」と言ってキャッシュカードをだまし取るという手口も増えております。
  • (保坂区長)先ほど、「銀行協会です。」っていう電話があったっていうお話がありましたけども、色々警察の方に聞いていると、登場人物が多彩で、チャイムが鳴って出ていくと警察手帳を見せて「警察の者です。」みたいなそういう方が来たかと思うと、こう色んな人が登場したり電話があったりするので、ちょっとわけがわからなくなって通帳とか渡してしまうっていう、現金を渡してしまうケースもあるそうですね。
  • (鈴木署長)そうです。はい。
  • (パーソナリティ)確認しようがないですもんね。どういうふうにしたらいいかわからないと思いますね、そういう事にあってもね。
  • (鈴木署長)はい。
  • (パーソナリティ)そのような、今みたいなのを還付金詐欺とかそういったもののひとつになるわけですね。
  • (鈴木署長)はい。一番多いのはオレオレ詐欺なんですけれども、これは最近の事例で申し上げますと、甥を語って「コンビニのトイレに重要書類と小切手が入ったかばんを置き忘れて失くしてしまった。遺失届を出したので連絡を待っていて。」と、そうすると今度はですね、警視庁の遺失物センターと名乗る女性から電話がありまして、「かばんが品川駅で発見されました。」という電話があるんです。この後また甥が電話をしまして、「今から千葉の契約先に行かなければならない。今すぐお金をいくらか用意できないか。」と現金を要求されまして、今度はこの甥が上司と電話を替わりまして、この上司が、「彼はこれから伸び盛りだからなんとかなりませんか。」というふうに説得されまして、甥は「今から警視庁の遺失物センターに行くので、信頼できる部下の斉藤に家に行かせるから、現金を渡してほしい。」と、そう言ってわずか最初の電話から2時間後に1100万円を犯人に渡してしまった、という手口がございます。
  • (保坂区長)やっぱりこうやってラジオを聴いている皆さんは変だなと思うけれども、実際かかってくるとなんか信じてしまうっていうところがあるんでしょうね。
  • (鈴木署長)そうなんですよね。
  • (パーソナリティ)私だけは大丈夫って思っていても、実はやっぱり本当になってくるとパニックになってしまうということなんですよね。
  • (鈴木署長)はい。
  • (保坂区長)ですから、残念ながら区役所職員も警察の方も銀行の方も偽物である場合が相当多いという事ですね。この特殊詐欺の世界では。
  • (鈴木署長)はい。そうです。
  • (保坂区長)全員偽物ですね。
  • (鈴木署長)はい。偽物だと思って。
  • (パーソナリティ)まずは疑ってかかるっていうことですね。
  • (鈴木署長)偽物の警察手帳を持っている場合もありますので、注意が必要です。
  • (パーソナリティ)警察手帳見たことないですからね。
  • (保坂区長)もちろん警察の方が通帳預かります、とかはないですからね。
  • (鈴木署長)あり得ません。
  • (保坂区長)銀行もカードをくださいって来ないですよね。
  • (鈴木署長)来ないです。はい。
  • (パーソナリティ)考えればわかる事なんですけれどもきっとその場になると、もしかしたらこういう事もあるのかもしれないって、やっぱりどこか思ってしまうという。
  • (保坂区長)だって入金するのにキャッシュカード要りませんもんね。考えてみれば。キャッシュカードが古いので入金できませんっていうのは、よく考えてみればおかしいんですね。
  • (パーソナリティ)そうなんですよね。そこを巧みに言ってくるっていうのが手口っていうところなんですよね。
  • (保坂区長)渡さないっていうのも大事なんだけれども、そういう手口に乗らないいちばんの秘訣は何でしょうか。
  • (鈴木署長)やはり電話に出ないことが一番だと思いますね。特殊詐欺の被害はほとんどが電話から被害に遭っていますので、留守番電話に設定して頂くのが一番よろしいかと思います。
  • (パーソナリティ)どうしたらいいのかっていうお話も後から詳しくお聞きしたいと思うのですが、今の電話もありますけれども、最近だとメールとかはがきとか、そういうのでもあるんですよね。
  • (鈴木署長)はい。架空請求詐欺といいますけれども、北沢でも一番最近起こった被害なんですが、携帯電話のショートメールに有名企業の名前を語りまして料金の未納が発生しています、本日中に解決なき場合は少額訴訟に移行します、支払いコードは何番ですと、相談電話の窓口は何番ですというメールが来るんですね。そこで相談窓口に電話しますと、「1年くらい前に音楽サイトに登録があります。その使用料金が45120円です、間違えて登録したのなら、今すぐ払って頂ければ7月27日に返金します。ですので、コンビニで電子マネーを購入してコード番号を教えてください。」というような手口に騙された方がいらっしゃいます。これ以外に同様の内容ではがきが送られてくる場合もございます。
  • (パーソナリティ)普通の状態だったら疑う事ができるんでしょうけれども、そこを巧みについてくるっていう、色んな方法があるということなんですね。
  • (保坂区長)真面目な方が多いので、なんか訴訟を起こされるとかそういう事の言葉にドキッとしてしまうんですよね。
  • (鈴木署長)はい。ご心配ならばぜひ警察の方に通報して頂いて。
  • (パーソナリティ)一回聞いてみるっていう。そうですよね。
  • (鈴木署長)はい。
  • (パーソナリティ)でも世田谷区内が非常に多いっていうのは、私達世田谷区民としてはなんとかしたいですよね、区長。
  • (保坂区長)そうですね。やっぱり基本的には助け合って、人を信じてお互いをサポートしながらやっていける社会が理想なんですが、世田谷区民はそういう方がすごく多いってことですよね。
  • (鈴木署長)そうですね。はい。
  • (パーソナリティ)はい、そうかもしれないですね。このあともまだまだお話を伺っていきたいと思います。

 被害に遭わない対策について

  •   (パーソナリティ)今日の区長の談話室は「オレオレ詐欺」や区役所の職員などを語ってお金をだまし取る「還付金詐欺」など、いわゆる「特殊詐欺」について、被害に遭わないための対策についてお送りしています。ゲストは警視庁北沢警察署の鈴木佳枝署長をお迎えしています。このあともよろしくお願いします。
  • (鈴木署長)よろしくお願いします。
  • (保坂区長)鈴木署長、かかってきている電話の多さ、また被害の広がりから見ると、犯人グループが相当組織的になってきていて、劇場型もたぶん5人以上くらいでですね、10人以内ですか、そのくらいのかなり大人数で組織的にやっている感があって、だからこれは本当に非常事態だと思うんですけど、どこで防戦したらいいかっていうのをちょっと教えて頂きたいと思います。
  • (鈴木署長)はい。先ほどもちょっとお話ししたんですが、やはり特殊詐欺は電話を使用して騙す手口がほとんどとなっておりますので、犯人からの電話に出ないってことが一番です。昨年1年間で犯人からの電話、これを「アポ電」と呼んでいるんですが、これが北沢署管内だけで456件認知がありました。ただ今年は、7月末現在でなんと989件も電話がかかってきているということで、出かける時に玄関にカギをかけるようにですね、ぜひご自宅の電話を留守番電話に設定をして頂きたいと思います。さらに言うならばですね、2コールくらいで留守番電話に切り替わる短縮機能というのがございますので、それに設定して頂ければですね、電話の呼び出し音でイライラすることもなく、電話がかかってきても電話に出ないで録音されたメッセージを聞いてから電話に出るようにして頂きたいというふうに思っております。万が一電話に出てしまっても、怪しいと思ったらすぐ電話を切って頂くといった勇気が必要です。
  • (保坂区長)よくいう騙されたふりっていうのはどうなんですか。
  • (鈴木署長)騙されたふりも警察に協力頂いて検挙することもできますので、それは一旦電話を切って頂いて、警察の方にすぐ通報して頂ければと思います。
  • (保坂区長)だけどそれはあまりにも危険を伴うようだったらやめた方がいいですよね。
  • (鈴木署長)そうですね。はい。
  • (保坂区長)電話機なんですが、警視庁の方で推薦している機器をですね、自動録音機能付きですか、こちらの方を世田谷区でもなるべく設置して頂こうということで、お取付けお貸出しをする取組みをしているんですが、この電話は、電話をかけると何かガイダンスが流れるんですか。「この電話は録音しています。」とか。
  • (鈴木署長)流れます。
  • (保坂区長)それが流れると犯人グループは電話を切ってしまうということでしょうか。
  • (鈴木署長)はい、そうです。警視庁の電話でなくてもですね、留守番電話になっている時点で犯人はまだたくさん電話をかけまくっていますので、留守なんだってことで電話を切るんですね。
  • (保坂区長)普通の留守番電話でも効果があるっていうことなんですね。
  • (パーソナリティ)録音されるのも嫌がるっていうことなんでしょうかね。
  • (鈴木署長)はい。
  • (パーソナリティ)その自動通話録音機、世田谷区で無料貸出しをしていますね。こちら発信者に対して警告メッセージを流して、通話を録音する「自動通話録音機」というものなんですけれども、区内在住でおおむね65歳以上の方を対象にして貸出しをしています。今、このラジオを聞いていて、じゃあうちも付けようかしらと思われた方、まずは電話で地域生活安全課の方へお問い合わせください。地域生活安全課、電話番号が5432-2267、5432-2267番、こちらまでまずはお電話をして頂きたいなと思います。
  • (保坂区長)そうですね。これは世田谷区の危機管理室の中にある地域生活安全課なんですね。電話が足りなくなるといけないってことで、さらにもっと広げなければっていうことで、台数もこれから増やしていきますので。
  • (鈴木署長)ありがとうございます。
  • (保坂区長)どんどんですね、65歳以上の方になりますけれども、無料でお貸出ししますので、申し込んでいただきたいと思いますね。
  • (鈴木署長)この電話であれば間違いなく犯罪は防げると思います。
  • (パーソナリティ)もしくは留守番電話にしておくということですよね。
  • (鈴木署長)はい。
  • (パーソナリティ)その他にも対策があれば教えて頂けますか。
  • (鈴木署長)そうですね、やはり家族であればですね、合言葉を決めておくとか、中には飼っている犬の名前はなんだっけなんて言って、それで怪しい電話だと気づいたという方もいらっしゃいます。
  • (パーソナリティ)そういうの大事ですね。
  • (保坂区長)そうですね。あと今、これは高齢者をターゲットにした犯罪についてお話頂いていますけども、もう少し若い世代に対してもこういう被害とか詐欺っていうのはあるんでしょうか。
  • (鈴木署長)そうですね。若い世代の方にお願いしたいのは、逆に今、少年が振り込め詐欺で摘発されるケースが過去最多というふうになっておりますので。以前、特殊詐欺で検挙した少年100名に対する実態調査を行ったところ、少年の約8割が先輩や同級生などの知人から勧誘をされて、割のいいバイト感覚で安易に特殊詐欺に加担しているという事が明らかになっていますので。詐欺グループに勧誘される方は、現金を受け取る受け子とか引き出す出し子を担当するんですが、これは一番捕まるリスクが高く、またグループにとっては使い捨ての駒というふうに使われて。しかもこれをやる前に現金を持ち逃げしないように免許証などの身分証のコピーを取られておりますので、詐欺グループに繋がっている暴力団にまで個人情報が知れ渡って、今いざやめようと思ってもやめられないで、結局は捕まるまで特殊詐欺を続けてしまうということになってしまうんですね。そういうことに関わらないように、是非気を付けて頂きたいと思います。
  • (保坂区長)知らないうちにバイトだと思って行ってみると、その犯罪組織の手足になってしまったってことがあるってことですよね。
  • (鈴木署長)はい。そうです。
  • (保坂区長)中学生くらいの子たちもね。
  • (鈴木署長)中学生もいます。はい。
  • (パーソナリティ)そうすると親御さんが特に気を付けなくちゃいけないということになるんでしょうね。きちんと見てあげるってことですよね。
  • (鈴木署長)はい。
  • (保坂区長)あと番組をお聴きの方で、お父さんお母さんがちょっと離れて世田谷区内に住んでいるって方はぜひ息子さん娘さんの立場から、先ほどのね、無料貸出し電話を付けた方がいいですよって。まぁ大丈夫って言ってもね、全部ローラーをかけているように電話がかかっているので、大変危険な状態にあるっていうことで、この時期はやっぱり録音機能付きの電話を入れてほしいですね。
  • (鈴木署長)はい。
  • (パーソナリティ)それひとつだけでほんとに安心できますもんね。世田谷区ではこの特殊詐欺についてどのような取組みをされているのか教えてください。
  • (保坂区長)そうですね。7月11日だったんですが、区内の4警察署長さんにおいでいただいてですね、世田谷区と4警察署の特殊詐欺対策を、まさに非常事態だということで強化していこうという事を確認したんですね。区としてはですね、今、鈴木署長の話にあったような手法ですね、それからオレオレではない、新しい色んな方法が開発って言い方は変なのかもしれないですが、新しい手口がどんどん、どんどん進化しているので、そういう最新情報も、区民の方に啓発をしていかなければいけないというふうに思っています。さらに先ほどの電話の、これは徹底的に広げるということをやっていこうと。それからまた意外とこれから警視庁の方の実際の実録音っていうんですか、詐欺の手口ってこうだよって音声を一部紹介しますけども、やっぱり巧妙なんですよね。実際にね、知らず知らずに引き込まれてしまうので、自分はしっかりしているっていうのはだめだということで。
  • (パーソナリティ)誰でも遭うかもしれないと思ってね。
  • (保坂区長)これは会話を始めないというのが秘訣だということを、地域に周知していくというイベントやキャンペーン、これを一緒にやっていきたいと思っています。
  • (鈴木署長)はい、よろしくお願いします。
  • (パーソナリティ)そういう巧妙な手口っていうのが、どういうふうに行われているのかっていうこともわかってきているんですよね。
  • (鈴木署長)はい、先日捕まえました特殊詐欺の犯人が、犯行マニュアルというものを携帯電話の中に入れておりまして、その中には偽の全国銀行協会職員証の作成の仕方とかですね、それから受け子のマニュアルとして、多くのお客様は80歳以上の女性、難しい言葉や知識は不要、愛想よく丁寧な会話重視、外見はスーツまたはジャケットでネクタイ、茶髪、色付き眼鏡、ひげ、アクセサリーはだめみたいな、そういった指南が全部書いてありまして、あとはインターホンが押せる状態で到着報告をしなさいと。また会話のやり取りも全部事例が載っていまして、不審がられた時の離脱方法まで記載されている、そんなような状況でございます。
  • (パーソナリティ)聞けば聞くほど腹立たしさが沸々と湧いてきますけれども、では実際に、先ほど区長がおっしゃっていましたけれども、その特殊詐欺の手口をご紹介した音声テープっていうのがあります。この音声、警視庁のホームページで紹介しているものなんですが、ちょっとリスナーの皆さんにも、一部ですけれどもここでちょっと聞いて頂きたいと思います。
  •  
  • (保坂区長)いや、聞きましたけれども、このやり取りでこの後実際にお金を奪取されてしまうと。ほんと怖いですね。
  • (鈴木署長)そうですね。
  • (パーソナリティ)ふだんこういう放送とかを聞いていらっしゃる方達は、きっと皆さん思うでしょうけど、私だけは大丈夫、やっぱりこれはないと思って、誰でもひっかかる可能性があるというふうに考えて行動しなくちゃいけない、もちろんお年寄りの方だけじゃなくて今、そういう若い方達だとか、キャッシュカードとかだとみんな持っていますからね。そういうことも考えていかなくちゃいけないのかもしれないですね。
  • (保坂区長)今、電話があるご家庭には必ずかかってくると思っておいた方がいいですよね。
  • (鈴木署長)はい。
  • (パーソナリティ)ということでお話を伺ってきましたが、最後に区長、リスナーの皆さんにお願いします。
  • (保坂区長)そうですね。被害を出さない、と。世田谷区内にはですね、電話をかけても無駄であるという状態を早く、年内にね、できるだけその自動通話録音機、それがない方は留守番電話機能、これがやっぱり相手に失礼じゃないかとか思われる方が多いんですけれども、やっぱり身を守るためってことで、かける側もそれは理解して頂いて、まず用件を吹き込んで頂いて、そこでまた用がある場合にはかけ直したりとか、そういうことでやっていただければいいですよね。
  • (パーソナリティ)鈴木署長の方からリスナーの皆さんへ何かありますでしょうか。
  • (鈴木署長)はい、特殊詐欺はただ単に被害者から現金をだまし取るだけの犯罪ではなくて、騙された高齢者が家族と疎遠になってしまったり、前には被害者が自殺をするなど、人間関係を壊したり、人の命を奪うほどの本当に憎むべき犯罪であるということを是非認識して頂いて、被害に遭わないようにして頂きたいと思います。
  • (パーソナリティ)はい、わかりました。今日は本当に貴重なお話をどうもありがとうございました。警視庁北沢警察署の鈴木佳枝署長をお迎えしてお送りしました。どうもありがとうございました。
  • (区長・鈴木署長)ありがとうございました。

写真9月放送

(左から、パーソナリティ、区長、鈴木氏)

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