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平成28年5月の「区長の談話室」(ゲスト:佐藤真一郎氏、櫻井龍太郎氏)

更新日:平成28年6月13日

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平成28年5月の「区長の談話室」

5月1日・8日放送 区長の談話室「貴重な体験が未来を創る!」  

(補足)8日は1日の再放送です。

今回の放送では、「野毛青少年交流センター」にお邪魔し、センター長の佐藤真一郎さん、ユースワーカーの櫻井龍太郎さんに、センターの紹介や若者支援の必要性・可能性についてお話を伺います。

※このページの下部「添付ファイルのダウンロード」から対談の模様を音声でお聴き頂けます。

(容量が大きいため、再生に時間がかかる場合があります。)

「野毛青少年交流センター」の施設・活動紹介

  • (パーソナリティ)皆様、いかがお過ごしですか。「区長の談話室」の時間です。保坂展人区長、今日もよろしくお願いします。
  • (区長)よろしくお願いします。
  • (パーソナリティ)ということで、さて区長、今日はスタジオを飛び出しまして私たち野毛2丁目にあります「野毛青少年交流センター」にお邪魔しています。本当に鳥が先ほどから鳴いていて。
  • (区長)本当に素晴らしい自然の中で、野毛大塚古墳、先日重要文化財に指定されましたけれど、歩いて5分くらいでしょうか。元は、「青年の家」と言っていましたが、今、「青少年交流センター」としてずいぶん生まれ変わったそうなので、早速ご案内したいと思います。
  • (パーソナリティ)そうですね。本当に閑静な住宅地にあってとっても恵まれた環境にありますね。では「野毛青少年交流センター」にお邪魔します。
  • (パーソナリティ)こんにちは。
  • (センター職員)こんにちは。
  • (パーソナリティ)よろしくお願いいたします。では早速お話を伺おうと思うんですが、今日は「貴重な体験が未来を創る!」と題しまして、「野毛青少年交流センター」のご紹介と若者支援の必要性・可能性について考えていきます。「世田谷区立野毛青少年交流センター」センター長の佐藤真一郎さんです。よろしくお願いいたします。
  • (佐藤氏)佐藤です。よろしくお願いします。
  • (パーソナリティ)こちらではどんなお仕事をされているんですか。
  • (佐藤氏)地域の子ども、若者たちが安心して過ごせる居場所、そして地域参加へのベースキャンプとしての条件整備を行っております。
  • (パーソナリティ)そうなんですか。入り口を入ってみます、若者たちが描いた絵がわあっと広がっていてとても明るい雰囲気ですね。
  • (区長)カラフルな椅子とか手作りで何か用意したと聞いていますけど。
  • (パーソナリティ)では、そのあたりも後ほど色々聞いていきたいと思います。
本館3階の寝室、交流室、テラス
  • (パーソナリティ)まずは本館の3階に上がって来たのですけれど、なんだか本当に窓がたくさんあって広いですね。多摩川も見えるんですね。
  • (佐藤氏)はい、すぐ横が多摩川になっていますので、いい景色になっています。
  • (パーソナリティ)新緑もきれいで日差しがずいぶん入るんですね。
  • (区長)また広い、教室の3分の2くらい、そのくらいのロビーというか共有スペースがあって、2段ベッドが2つの部屋にあって泊まれるんですよね。
  • (佐藤氏)そうですね。昨年度の終わりから宿泊がスタートしておりまして、ここの交流室では宿泊の方が色々なアクティビティをされたりとかお話されたりして活用しております。
  • (パーソナリティ)そうなんですね。3階は寝室と交流室とテラスがあるということですね。
  • (佐藤氏)そうですね。テラスも広くて日当たりも良いので、ぜひここで色々活動していただければと思っています。
  • (パーソナリティ)ちょっと外に出ると風が渡ってきて、多摩川の良い風がとっても心地良いですね、ここは。
  • (区長)特にボーイスカウトの皆さんとか児童館とか、青少年の様々なグループが合宿研修したり、そんな活動が楽しみですよね。
  • (パーソナリティ)こちらが寝室なんですね。
  • (佐藤氏)はい、全体はこの野毛青少年交流センターが船をモチーフに作られたということで、この宿泊室の小さな窓であったりとか、2段ベッドが船室を思わせるようなイメージで作られています。
  • (区長)確かに船のキャビンの一室というような雰囲気で、もう泊まったグループあるんですか。
  • (佐藤氏)すでに3月から泊まっていただきまして好評いただいております。
  • (パーソナリティ)窓からの景色もまたすごく良いですね。新緑がきれいです。続いて本館2階の食堂と厨房・和室があるフロアに行ってみます。
本館2階の食堂、厨房、和室
  • (パーソナリティ)こちらは2階なんですけれど、2階には食堂と厨房と和室があるということで、今ここを歩いて来たら畳の良い匂いがするのですけれど、和室が2部屋あるんですね。
  • (佐藤氏)そうですね。普段、子供たちが勉強したりだとか活用しておりますが、宿泊の際には3階のベッドと合わせてだいたい40名の方が泊まれるようになっています。
  • (パーソナリティ)そして和室の隣に、ちょっと奥まった長い食堂と厨房があるんですが、この厨房がまた奥行きがあってとってもきれいですね。
  • (区長)新しい設備が全部整っていますね。
  • (佐藤氏)そうですね。宿泊の新しいスタートに向けて新たなキッチンを作っていただきました。
  • (パーソナリティ)例えばこちらでどんなものを作ったりしましたか。人気のメニューとかありますか。
  • (佐藤氏)そうですね。カレーはやっぱり定番ですけれど、色々なパーティをしたりするので、クレープを作ったりとか、そんなことも子どもたちはやっていますね。
  • (区長)5升炊き、なかなかないですね。
  • (パーソナリティ)ないですね。なんだか大人数でみんなで参加したら本当に楽しいでしょうね。
  • (佐藤氏)そうですね。ぜひ活用していただければと思っています。
  • (パーソナリティ)次は本館1階のホールとフリースペースへと移動します。
本館1階のホール
  • (パーソナリティ)今度はこちら1階なんですけれど、1階のちょっと奥まったところにホールですね、天井が高い。
  • (区長)わあ、みんないるね。こんにちは。
  • (子どもたち)こんにちは。
  • (区長)卓球を楽しんでいる子どもたちです。
  • (パーソナリティ)元気ですね。こんなふうに朝から子どもさんが来ていらっしゃるんですか。
  • (佐藤氏)休みの日は、本当に朝から皆ここで軽運動を楽しんでいます。卓球とかバレーボールとかそんなことをして遊んでいます。
  • (パーソナリティ)天井が高いので、ボール遊びをしてもなんだかすごく安心ですね。
  • (佐藤氏)そうですね。
  • (パーソナリティ)1日だいたい何人くらいのお子さんがこちらにいらっしゃいますか。
  • (佐藤氏)だいたい50人くらいいらっしゃいまして、多い時は100人を超える子どもや若者が集まって活動しています。
  • (パーソナリティ)学年も様々。
  • (区長)小さい子も若者もですね。
  • (佐藤氏)そうですね。本当に小学校の低学年から30代の若者までたくさん集まって来ます。
本館1階のフリースペース
  • (パーソナリティ)そしてその隣にありますフリースペース。こちらにはカラフルな机や椅子があり、壁には若者が描いた大きな絵があって、とても明るい雰囲気です。
  • (パーソナリティ)1回のホールの隣、階段を降りてフリースペースに来たのですけれど、先ほど入り口に入った時にもパーッと目に入ったんですけれど、大きな絵が描かれていますね。
  • (佐藤氏)そうですね。この1階フリースペース全体的に、一昨年のオープンの時に子どもや若者と一緒に色を塗ったりとか壁も壁画を描こうという話になって一緒に描いたものです。
  • (パーソナリティ)そうなんですね。区長も参加なさったという。
  • (区長)そうですね。よく見ると世田谷区のマークが船の中にあるんですが、あのマークを描いたのは私です。
  • (パーソナリティ)そうなんですね。皆さん合作の作品ということで、すごく明るくポップな感じで目に飛び込んできます。
  • (区長)キャロットタワーだとか、東宝のロゴマークがあったり、次太夫堀公園、岡本民家園などがあったりして、いろんな形で世田谷区をよく表していますね。
  • (パーソナリティ)とっても和やかな世田谷区の雰囲気がよく出ていますね。
  • (区長)この船がいよいよ出て行く、出航するというイメージですよね、スタートということで。
  • (パーソナリティ)そうなんですね。では、ここの本館から屋外の庭に移動してみます。
屋外の庭、菜園
  • (パーソナリティ)今、屋外に来て庭に足を踏み入れたんですけれど、テニスコート2面くらい取れるくらいの広さで、空も高くて庭が広いですね。庭プロジェクトに参加してくださっている職員の成田さんにお話を伺います。よろしくお願いします。
  • (成田氏)成田です。よろしくお願いします。
  • (パーソナリティ)後ろに花壇もあるのですけれど。
  • (成田氏)そうですね。最近中庭の方に場所を広げて「庭プロジェクト」をスタートして、まず野菜を育てるためのガーデンベッドというんですけれど、これをまずみんなで作りました。
  • (区長)竹で囲ってあるのがガーデンベッドと言うんですか。
  • (成田氏)そうです。
  • (パーソナリティ)今、花壇が5 つぐらいできていますけれど、これは何を育てているんですか。
  • (成田氏)今植えてあるのはハツカダイコンですとかわさび菜ですとか、そういう葉物を中心にひとまず植えて試してみているところです。これ実は、ガーデンベッドというのはパーマカルチャーというものの考え方を少し参考にしながらやっていて、パーマカルチャーというのが暮らしの中に農業を取り入れながら持続可能な暮らしを実現していくためのデザインの手法だったりするんですけれど、その講師の先生に来ていただいたりして、「持続可能」ということをキーワードにしながら、ここで色んなことを学びながらやっていこうというプロジェクトです。
  • (区長)何人ぐらい参加しているんですか。
  • (成田氏)フリースペースの大学生のボランティアですとか、普段来ている高校生、大学生らを中心に今、全部で12〜13名ほどは参加しています。
  • (区長)では早速、参加している若者の声を聞いてみましょう。
  • (パーソナリティ)山本さんですね、よろしくお願いします。
  • (山本氏)よろしくお願いします。
  • (パーソナリティ)どんな活動をこちらでやっていらっしゃるんですか。
  • (山本氏)ここまでは、まずガーデンベッドを作るために土を掘り、竹を切り出し、竹を置いて、杭を打っていくという作業をしました。結構試行錯誤で何度も失敗しながらなんとかやり遂げたという感じです。
  • (区長)そういう経験をした人はあまりいなかったんですか。
  • (山本氏)こうやって竹で周りを作っていくというのは皆初めてだったので、すごく大変でした。
  • (区長)これ、どうして竹で周りを囲むんですか。
  • (山本氏)見た目がまず、すごく良いんですけど、畝が、盛り上げている土が、横に崩れないので、土が柔らかいまま根になっていたり水はけが良いという利点もあります。
  • (区長)楽しみですね。いつ頃野菜ができる予定ですか。
  • (山本氏)そうですね。今植えているものはそんなに時間がかからないので、2〜3週間ぐらいで多分できるだろうと言われています。楽しみです。
  • (パーソナリティ)では、こちらの庭を少し歩いて、そのお隣にあります、野毛青カフェ、「COCOIL」にお邪魔してみようと思います。
のげ青カフェ「COCOIL(ココイル)」
  • (パーソナリティ)こちらは台所とちょっとした机があって、これからカフェになるんでしょうか。
  • (佐藤氏)そうですね。先ほど見ていただいた2階の厨房・食堂ですね、昨年度はそこで若者が一からカフェを作るという取組みをさせていただいていました。「COCOIL(ココイル)」というカフェになったんですけれど、若者たちが自分たちが「ここにいるよ。」ということを表現した名前になっていますが、それを今年度は、1階のスペースに場所を移しまして展開していこうと地域の皆さまにより利用していただきやすいようなカフェになるように考えています。
  • (区長)去年ですね。その若者たちのどんなカフェにするかというワークショップも様子を見たんですけれど、デザインもすごく凝っていました。それからデザイン班と料理班に分かれていて、土曜日にオープンするということで、地域の人も来てですね、大変美味しくいただいたんで、また工事が入る直前までやっていたんですけれど、楽しみですね。
  • (佐藤氏)また、若者たちが楽しくここで仕事をしながら地域の人たちと交流する、そんな拠点になってくれるといいなと思っています。
  • (区長)そして、その時に活躍をしていた岩堀さんですね。
  • (岩堀氏)はい、本当に今まで色んな方と出会ったり繋がったりとか、そういうことが多くて、その中でもコミュニケーションということが一番勉強になりまして、本当に充実していたと思います。
  • (区長)「MAKING COCOIL(メイキング ココイル)」 という、立派なパンフレットにまとまっているんですね。出来てみるとすごく充実感があると思うけれど、めげそうになったこととか、壁に当たったみたいなことはありませんでしたか。
  • (岩堀氏)そうですね。メンバー同士のぶつかり合いもあったし、あとはお客様から営業前に「こういうことをした方が良い。」とかそういうご指摘を受けながらも、どういうふうにしたらお客様に喜ばれるかと、そういう課題にぶつかりまして、カフェ終了後に誰もお客様が残されなかったというのは本当に嬉しかったですね。
  • (区長)素晴らしいですね。いつ頃オープンの予定ですか。
  • (佐藤氏)はい、これから準備をして6月に入ってからはしっかりと皆さまにお料理やドリンクを提供したいなと思っております。
  • (パーソナリティ)出来上がりが楽しみですね。次は、別館の2階、創作活動室に移動します。
別館2階の創作活動室
  • (パーソナリティ)こちらは、別館の2階、創作活動室ということなんですが。
  • (佐藤氏)はい、ちょっと小劇場のような素敵なスペースになっておりますが、若者たちが音楽とか演劇などの練習を普段していたり、ライブイベントなどの会場として活用しています。
  • (パーソナリティ)こちらで何かもう活動は既にされているのですか。
  • (佐藤氏)そうですね、昨年度は高校生が自分たちで企画したライブイベントを2回ほど実施しまして、野毛青少年交流センターを利用している若者たちやそこで出会った若者たちが、バンドを作ったりだとか、演劇のグループを作ったりして発表させていただきまして、とても好評でした。
  • (区長)面白そうですね。照明もあったり、ステージもできそうですね。
  • (佐藤氏)ステージもできますし、観客席も作ろうと思っていますので、本当に小さなイベントをたくさん今年度は打っていきたいなと思っています。
  • (パーソナリティ)ありがとうございました。保坂区長、センター長の佐藤真一郎さんとともに、野毛青少年交流センターの施設を回り、案内していただきました。引き続き後半は、区長とセンター長、そしてユースワーカーの方にも同席いただいてお話を伺っていきます。
写真5月放送
(左から区長、パーソナリティー、櫻井氏、佐藤氏)

「野毛青少年交流センター」の役割、若者支援の必要性

  • (パーソナリティ)今日は、「貴重な体験が未来を創る!」と題しまして、野毛2丁目にあります「世田谷区立野毛青少年交流センター」からお送りしています。ここからはユースワーカーの櫻井龍太郎さんにも加わっていただきます。櫻井さん、よろしくお願いいたします。
  • (櫻井氏)よろしくお願いいたします。
  • (パーソナリティ)そして野毛青少年交流センター長の佐藤真一郎さん、区長、よろしくお願いいたします。
  • (区長)(佐藤氏)よろしくお願いいたします。
  • (パーソナリティ)ユースワーカーというお仕事ですけれども、これはどういうことをされるんですか。
  • (櫻井氏)簡単にご説明しますと、若者たちの成長と発達と学びを保障して支援していく、そういった仕事です。ただ、支援といっても指導や保護といった上から下への支援ではなくて、伴走している、一緒に走っていくイメージです。時には、ちょっと一緒に走りながら背中を押したり、また逆に前から少し引っ張ってみたり、あるいは少し距離を離してみたり、そうしたことを繰り返しながら徐々に徐々に社会につながっていく、そしてこの社会を創る一員になっていく、そういったことをサポートしていく、そんなイメージです。
  • (パーソナリティ)区長、施設を一通り色々と見学させていただいたんですけれど、改めてこの施設の役割についてはいかがでしょうか。
  • (区長)そうですね。世田谷区で若者支援担当課ができたのはちょうど3年前。この野毛青少年交流センターがリニューアルされてですね、ちょっとお休みをしていた「青年の家」と言っていた時代があって、少しお休みをしていたんですが、新たに「野毛青少年交流センター」となってスタートして間もなく2年ですよね。世田谷区には実は「池之上青少年会館」というところがありまして、けっこう若者たちがダンスフェスをやったり活発な活動をしていたんですが、「1か所しかない、これをもっと横に広げていこうよ。」ということで、こちらの方の施設を再活用して、また今日見せていただいて、さらに2年かけて活動が広がっているなと。畑も昔はありませんでしたしね。
  • (パーソナリティ)本当ですよね。また、環境がすごく良いのでマッチしていて良いですね。
  • (区長)また、泊まることができる、青少年の宿泊研修ができるというのもすごく大きな要素かなと思いますよね。
  • (パーソナリティ)そういう意味でも、いかがでしょうか、佐藤さん。いろいろこれからやりたいワクワクが段々段々増えてきたんじゃないですか。
  • (佐藤氏)そうですね。宿泊機能が加わったことで、より広域から人が集まって来たりとか、若者自身も長い時間で議論したりとか、考えたりとかいうことができますので、楽しみですよね。
  • (パーソナリティ)じっくりと本音を語れるような場所になっているということですね。そして櫻井さん、日常的に利用者の方々といろいろ接して、何かエピソードのようなものありますか。
  • (櫻井氏)そうですね。たくさんエピソードはあるんですけれど、その中で僕は2013年の時に、大学生時代に、烏山で中高生世代を応援するスペース「オルパ」という、中高生の居場所の活動をしていた経験があるんですけれど、そこで自分自身が地域の方々と共にいろんな学びを得て、その経験をもっと次の学生のみんなにも伝えていきたいなというふうに思いまして、今現在のこの「野毛青少年交流センター」で学生ボランティアの担当をしています。その学生ボランティアのみんなは、ボランテイアは初めてという状態から集まって来たんですけれども、その中から子どもたち、若者たちと関わっていく中で、子どもたちのモデルになっていったりだとか、あるいは自分たちの活動を創っていく、そういった主体にもなってくれています。その学生ボランティアの方たちは、中学生、高校生などのイベント作りのサポートもしているんですけれど、昨年度すごく特徴的だったのが、ここの別館2階の創作活動室でライブイベントを高校生の発案・提案のもと行ったんですけれど。
  • (区長)ライブは何人ぐらい集まって、バンドの演奏は盛り上がったんですか。
  • (櫻井氏)バンドはだいたい12〜13グループで、来場者数も含めて50名以上の来館があったんですけれど、そのイベントを作り上げていく過程で自分たちは今まで学校の軽音部だとかコンテストとか、そこで競争、同じ部活なのにもかかわらず競争があってギクシャクしていたんで、そこを野毛青少年交流センターのイベントの中でもう一度立ち返って一緒に話をしてイベントを作っていくことを通して、仲間関係が変わったんだと言ってくれたり、あるいはこのイベントでバンドだけでなく、演劇やジャグリングなども行われていたんですけれども、ここで集まって初めて出会った子たちで演劇をやったんですね。ここで出会ったので、最初は名前も学年も知らない状態からいきなり演劇をやることになって、その演劇をやってみて後から聞いてみたところ、野毛青少年交流センターでは、学校だとキャラづけ、仮面みたいなものを自分は持っていて。
  • (区長)役割を演じるってそんなことですよね。
  • (櫻井氏)ただそれがこの施設では演じる必要がなく、最初関わっていて演劇も本当の素の自分の表現したいキャラっていうものを表現することができて、これは本当、野毛青少年交流センターならではなんだという表現のことを最後に言ってくれてすごく印象的だったなと感じております。
  • (区長)普通、例えば小学校低学年の子どもたちと大学生とか、働いている若者が一緒の空間にいるってことはあまりないですね。
  • (櫻井氏)そうですね。
  • (区長)そういう異年齢の子供から若者までが、時には大人も含めて交流するっていうのは実際にはうまくいくんでしょうか。
  • (佐藤氏)それがですね、意外とうまくいくんです。例えば先ほど「COCOIL(ココイル)」 を見ていただきましたけれど、「COCOIL(ココイル)」 の練習をしていた時などは小学生が上がって来て、「いい匂いだね。」なんて言うわけです。そうすると若者たちが「食べに来てね。もうすぐ出来るから。」なんて話をしていたりとか、あと地域のちょっと「ワル」だって言われている子どもたちがいたりしますよね。見た目はそうでも実際は優しかったりするんです。その子たちが小学生の遊び相手になってくれたりするんですよね。そうすると子どもたち自身が、「見た目じゃないな。実際にふれあってみると、人間っていろんな側面があるんだな。」ということを感じることができる。これは本当に異年齢だったりとか多様な人間が出入りしている館だからこそというふうに思っています。
  • (パーソナリティ)学校にはないような。
  • (区長)そうですね。櫻井くんは千歳烏山駅前で大変好評だった中高生応援スペース「オルパ」の運営に関わったわけですけれど、中高生が集まって来るその場所と、もう少し幅が広いでしょ、野毛の場合は。どんな違いがありますか。
  • (櫻井氏)そうですね。中学生・高校生の理想として1つの館を作っていくことはそれはそれですごく楽しかったんですけれど、ここだともっと色々世代によっても、やりたいことが違うわけなんですね。それを同じ館の中で作っていくというのは、より相互の理解と尊重をみたいなものが必要になってくるので、むずかしい分やりがいがあるなと思っています。
  • (区長)きっと10人兄弟ぐらいの年齢差がある。(笑)
  • (パーソナリティ)お父さんのような役割の人もいたりだとか、お母さん側とか、役割分担がそこで1つの社会みたいにできてきているのでしょうね。
  • (佐藤氏)そうですね。だから1つのルールが作れないんですよ。子どもにあったルール、大人にあったルール、若者にあったルールってありますよね。館の側からルールを決めて、みんなに守ってもらうんじゃなくてそこにいる人間たちがどうやったらここで楽しく過ごせるんだろうかということを考える、ルール自体を皆で考えていくという、本当に共生していくための力というか、そういったものを育む場所になっているなと思っています。
  • (区長)オープンから間もなく2年で、泊まれるようになった、最大40人ですか。それから広い庭の一角では畑も始まっている、「COCOIL(ココイル)」 は今開店準備中でこれからオープンしていくと、新しい一歩を踏み出して行く「野毛青少年交流センター」ですけれども、どんなふうに展開したい、どんなふうに成長させたいというそんな思いはどうでしょう。
  • (櫻井氏)色々な活動が展開していくので、それだけ学びも多様になってくるんですね。いろんなことが学べる場所になっていく、しかもそれが小学生から20代30代、幅広い世代が交流し合いながらできるので、1つの本当の小さな社会になっていくだろうなと思っています。これから社会に出て行く子どもたちや若者たち、繋がっていく若者たちに準備期間として若者たちの学びをより豊かに作っていきたいなと思っております。
  • (パーソナリティ)最後に区長、一言まとめをお願いいたします。
  • (区長)やはりこういった青少年交流センターができたことで、たぶん世田谷区内も90万人の人口が国勢調査で出ましたので、そうすると若者が行けるところってたくさんありそうで、実はあんまりないということが分かったんです。前に千歳烏山駅前で運営していた櫻井くんがやっていた「オルパ」でも、試験前になるとずっと試験勉強をしている中学生高校生たちがいて。聞いてみると、集まって学校外で活動できるところが貴重だという声もありました。ですからここでさらに宿泊研修も加わって、畑もあって、いろんな団体グループが外に出て行く、仲間を増やしていくということで、若者自身がもっと元気になっていくということを期待したいなと思います。
  • (パーソナリティ)貴重なお話を本当にありがとうございました。誰でも気軽にこの「野毛青少年交流センター」、足を運んでいただきたいですよね。今日は「貴重な体験が未来を創る!」をテーマに若者支援について、「世田谷区立野毛青少年交流センター」の活動をご紹介しました。佐藤さん、櫻井さん、そして保坂区長、どうもありがとうございました。
  • (佐藤氏)(櫻井氏)(区長)ありがとうございました。
     

 

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