玉川上水緑道・玉川上水第二緑道
最終更新日 令和4年9月15日
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江戸時代徳川四代将軍の頃、江戸の水不足を補うため、多摩川から水を引くことを計画し、玉川清右衛門、庄右衛門兄弟により、羽村堰から四谷大木戸まで掘り割られたのが玉川上水です。
この上水は、飲み水として江戸八百八町に水を供給しただけでなく、田畑の灌がいにも使われ、武蔵野台地を潤しました。そして、明治44年に淀橋浄水場が出来るまで、長い間、東京の飲み水として利用されました。
「玉川上水緑道」は、京王線代田橋駅付近の甲州街道から始まり、途中環七をくぐり、大原一丁目の渋谷区境までの延長499メートルの遊歩道です。甲州街道から代田橋の駅をくぐる区間は、上水の面影を残す流れを見ることができます。
ここには、平成3年に架けられた「ゆずり橋」があります。昔の橋は狭くて、人がゆずりあいながら通ったことからそう呼ばれていたそうです。橋やその周りの整備には、近くの子どもたちのアイデアが取り入れられ、カラフルな欄干や造形が盛り込まれたほか、星形の時計などが設置されました。この橋から下流は、川の上を整備した遊歩道がつづき、一度環七をくぐり渋谷区境に続きます。
「玉川上水第二緑道」は、一度渋谷区の笹塚に入った後、再び世田谷区に戻る北沢五丁目から始まる延長約426メートルの緑道です。上流の笹塚橋では一部川面が見られます。
所在地
玉川上水緑道
東京都世田谷区大原一丁目43番から大原二丁目26番先(玉川上水緑道への地図)
ゆずり橋~大原橋
平成30年度、施設の老朽化に伴い改修工事を行い、リニューアルしました。小さなお子さまが遊ぶことができるすべり台やミニジャングルジムを設置し、地域の防災活動やイベントができる広場をつくりました。また、出入口や園路はユニバーサルデザインの考えのもとに、誰もが歩きやすいものになっています。春には緑道に並んだ満開のサクラを楽しむことができますので、ぜひ、お散歩に立ち寄ってみてください。
玉川上水第二緑道
東京都世田谷区北沢五丁目23番~北沢五丁目34番先(玉川上水第二緑道への地図)
延長
玉川上水緑道
499メートル
玉川上水第二緑道
426メートル
交通案内
最下流
東京都世田谷区北沢五丁目23番
京王線「笹塚駅」下車徒歩8分
京王バス「大山町」下車徒歩2分
最上流
東京都世田谷区大原二丁目26番
京王線「代田橋駅」下車徒歩1分
都営バス、京王バス「代田橋」下車徒歩3分
関連リンク
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