旧山田家住宅

最終更新日 令和4年7月15日

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旧山田家住宅(きゅうやまだけじゅうたく)

旧山田家住宅の外観
外観
食堂(手前)と居間(奥)
食堂(手前)と居間(奥)
日本間(2階)
日本間 撮影 清水襄

世田谷区指定有形文化財(建造物)

平成28年2月1日指定

昭和時代

所在地 世田谷区成城4丁目20番地25号

休園日 毎週月曜日(ただし、月曜が祝日の場合は次の日の平日)

開園時間 午前9時30分より午後4時30分

詳しくは成城みつ池緑地旧山田家住宅をご覧ください。

建築面積 188.25平方メートル、寄棟造り(よせむねづくり)、

瓦葺(かわらぶき)及び銅版葺(どうばんぶき)

附 建築申請資料10枚、不動産取得資料3枚、封筒付

旧山田家住宅は、昭和12年(1937)頃に楢崎定吉氏によって建築されました。楢崎氏はアメリカで事業を成功させた実業家で、帰国後にアメリカ風住宅の影響を受けてこの住宅を建設したと伝えられています。また、終戦後には一時進駐軍(GHQ)に接収されていたといいます。

楢崎氏について詳しいことは不明ですが、昭和35年(1960)には住宅を売却し、手放しています。翌昭和36年には画家で南画院(現特定非営利活動法人南画院)の代表として活躍した山田盛隆氏(雅号・耕雨)が購入し住まいとしました。

この住宅は、外観が洋風で、内部は一部に和室を設けた和洋折衷の特徴をもっています。また、部屋の配置やランドリーシュートを設ける工夫など、建築主の生活文化に対する意識が反映された意匠がみられ、当時の成城に住んだ人々の生活を理解する上で貴重な建造物になっています。

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