遊芸人図屏風(ゆげいにんず びょうぶ)

最終更新日 令和4年5月23日

ページ番号 129089

概要

遊芸人図屏風右隻
遊芸人図屏風 右隻

遊芸人図屏風左隻
遊芸人図屏風 左隻 撮影 小林長武

世田谷区指定有形文化財(絵画・彫刻)

平成12年11月28日指定

所在 東京都世田谷区世田谷1丁目29番18号 世田谷区立郷土資料館

(開館時間、休館日は郷土資料館のページをご確認ください。)

江戸時代

右隻 縦60.0センチメートル、横206.0センチメートル

左隻 縦60.0センチメートル、横206.6センチメートル

解説

この屏風は彦根藩世田谷領の代官を勤めた大場家に伝来し、屋敷内の調度品として使用されたものです。制作年代は元禄年間頃(17世紀末~18世紀初)と考えられています。

本屏風の作者は不明ながら、描写は人物をはじめいずれも丁寧で生き生きと描かれ、色彩も鮮やかで華麗です。

2枚の屏風が対になっており、右隻右上の年始から左隻左下の年末まで、季節ごとに町中での景物が描かれています。各景物を金雲で仕切り、独立させた構成となっています。

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