木造阿弥陀如来坐像(もくぞうあみだにょらいざぞう)

最終更新日 令和4年10月24日

ページ番号 129074

概要

木造阿弥陀如来坐像
正面 撮影 米畑勝行

世田谷区指定有形文化財(絵画・彫刻)

昭和56年4月22日指定

所在 東京都世田谷区喜多見5丁目 非公開

平安~鎌倉時代

像高60.2センチメートル

解説

本尊の阿弥陀如来坐像は平安朝の繊細な王朝趣味が良くあらわされ、温容な顔立ちで、ほっそりとした頚、やや薄手の体軀、衣の襞や彫りのすべてに丸みとなだらかさが強調された特徴をもっています。形状から、平安時代末から鎌倉時代初期に制作されたものと推定されています。延享元年(1744年)に本像の脇侍として観音、勢至(せいし)菩薩像が造立されたことが知られていますが、それ以前の伝来は分かっていません。

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