阿弥陀一尊画像板碑(あみだいっそんがぞういたび)
最終更新日 令和4年10月24日
ページ番号 128665
概要
世田谷区指定有形文化財(古文書)
昭和53年9月1日指定
所在地 赤堤3丁目28番29号 西福寺
非公開
鎌倉時代
高さ72.2センチメートル 幅35.0センチメートル 厚さ3.0センチメートル
緑泥片岩(青石)
解説
区内に現存する画像板碑のなかで、西福寺の板碑は最も優れています。蓮台より下を欠損しているため、正確な造立年代を知ることはできません。阿弥陀像の衣文の一部に漆箔の痕跡があり、もとは全体が金箔に覆われていたと考えられます。
板碑は、鎌倉時代から桃山時代にかけてさかんに行われた死者供養のための石製の卒塔婆です。板状の石の上部に仏、菩薩を表す梵字を、下部には、菩薩の像や願主の氏名、法号、年紀などが記されています。
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