東京都指定史跡 等々力渓谷三号横穴

最終更新日 令和6年4月12日

ページ番号 128627

等々力渓谷では倒木の影響による通行止めエリアがあり、三号横穴は見学できません。(令和6年4月現在)詳しくは等々力渓谷公園のページをご覧ください。

東京都指定史跡 等々力渓谷三号横穴

等々力横穴2014
等々力渓谷三号横穴

都指定史跡

昭和50年2月6日 指定

〈所在〉 東京都世田谷区等々力1丁目22番 区立等々力渓谷公園

〈年代〉 古墳時代後期(7世紀)

等々力渓谷横穴(墓)群は、等々力渓谷6基以上からなる横穴墓群のひとつで、昭和48年に発掘されています。

横穴墓は全長が13メートルで、崖に横穴を掘った墓室=玄室(げんしつ)・羨道(せんどう)の部分とそこに至る通路である前庭部(ぜんていぶ)にわかれ、横穴部は羨門で区画されています。

墓室内には3体以上の人骨が埋葬され、静岡県湖西地方産の須恵器(すえき)や土師器(はじき)、耳環(じかん)=イヤリング、ガラス小玉などが副葬されていました。

また、2号横穴から出土した土師器は、当時都であった大和(奈良県)で使われていたもので、この横穴に葬られた人物が、都(みやこ)に遥役(ようえき)で働きに行ったことが推定される貴重な資料です。

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