上野毛稲荷塚古墳

最終更新日 令和4年5月23日

ページ番号 128548

上野毛稲荷塚古墳

上野毛稲荷塚
上野毛稲荷塚古墳

区指定史跡

平成9年9月10日指定

〈所在地〉東京都世田谷区上野毛2丁目12番 上野毛2丁目緑地

(古墳には入れません)

〈時代〉 古墳時代中期初頭(約1,600年前)

〈交通〉 大井町線上野毛駅下車 徒歩5分

上野毛稲荷塚古墳は、国分寺崖線上の高台、上野毛から尾山台にかけて広がる野毛古墳群のなかの1基で、小規模な前方後円墳(全長約33メートル、後円部の高さ3メートル)と推定されています。

平成7年(1995年)と平成21年(2009年)の2回の発掘調査によって、周溝や埋葬施設(粘土槨)が発掘され、鉄刀、管玉(くだたま)などが出土しています。これらの副葬品から、4世紀末(1,600年あまり前)に造られた、野毛古墳群で最初に出現した古墳と考えられ、多摩川流域での古墳群の動向を知る上で重要です。

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