志村家住宅(しむらけじゅうたく)

最終更新日 令和4年5月23日

ページ番号 128474

概要

志村家住宅外観
外観 撮影 米畑行

世田谷区指定有形文化財(建造物)

平成22年11月26日指定

所在地 東京都世田谷区成城 非公開

昭和時代

建築面積202.1平方メートル、寄棟造、瓦葺

解説

この住宅は昭和13年(1938年)に白鳳社建築工務所が設計・施工した建物です。同社は大正10年(1921年)に創建された建築設計施工会社です。東京を中心に活動し、主に住宅を扱う工務店的な性格の強い会社でした。建物は昭和14年(1939年)頃に竣工したと考えられています。住宅は外観を洋風、内部を和洋折衷で計画しています。また、屋敷地は大正14年(1925年)より成城学園の後援会地所部が分譲したところです。この分譲地では住宅地の外周は板塀や煉瓦塀は風致を害すとして、コンクリートか大谷石で土留めをし、芝を貼った土堤に小樹木を植えるか生垣にするよう申し合わせがありました。現在でも志村家住宅は分譲当時の雰囲気を残す住宅として重要な文化財となっています。

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