女性の健康づくり

最終更新日 令和5年7月5日

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区では、「健康せたがやプラン(第二次)後期(平成29年度~令和5年度)」に基づき、女性の健康づくりや女性特有の疾病に対する支援の充実などの取組みを推進しています。

女性の健康づくり及び女性特有の疾病に対する支援の充実

女性の健康は一般的に毎月の月経周期や、思春期・成熟期・更年期・老年期のライフステージと、結婚・育児などのライフイベントに影響されやすいと言われています。このことは、年代によって増減する女性ホルモンの変動による心身の変化や生活環境による影響が大きいことと関連しています。

女性は毎月の月経周期による女性ホルモンの増減と、初潮から閉経に向けて急激に女性ホルモンが増減して停止するという2つの変化を経験します。

現代は出産年齢が上がることに伴い、月経回数が増加しています。月経回数の増加により女性ホルモンの変動に伴う不調(月経痛新しいウインドウが開きます月経前症候群(PMS)新しいウインドウが開きます片頭痛新しいウインドウが開きます子宮内膜症新しいウインドウが開きます、卵巣嚢腫、乳腺症新しいウインドウが開きます)など女性ホルモンの変動によって誘発されやすい健康問題が増えています。

また、就労と出産・育児の両立の問題になりやすい不調(子宮内膜症新しいウインドウが開きます子宮腺筋症新しいウインドウが開きます、子宮後屈、乳がん新しいウインドウが開きます・子宮がん(子宮頸がん新しいウインドウが開きます子宮体がん新しいウインドウが開きます))が、妊娠したい時期に発見されて治療が優先となることがあったり、月経困難症新しいウインドウが開きます月経前症候群(PMS)新しいウインドウが開きますなどが安定した就労の妨げとなります。

更年期新しいウインドウが開きますには女性ホルモンの低下を引き金とした関節や筋肉、脳や心血管、自律神経や免疫機能など全身機能の低下(骨盤臓器脱新しいウインドウが開きます、微小血管狭心症)などが起こりやすくなります。

女性には男女共通の健康課題であるがんのほか、女性特有の病気があり、特に閉経により女性ホルモンが失われる50代は急激にこのような変化が起こる要注意期間となります。また、男性も40代以降は、男性ホルモンの減少による更年期症状がいつ現れてもおかしくはありません。

よって、男女ともに生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を過ごすことができるよう、自分自身の心身の変化や特徴を知ることはとても大切です。

特に、変化の激しい女性については、様々な健康問題を社会全体で総合的に支援していく必要があります。

(外部リンクがない疾患も含め)女性がかかりやすい疾患について詳しく知りたい方は、PDFファイルを開きます疾患についてのまとめを、女性特有のがんについては世田谷区がんポータルサイトを、骨粗しょう症については「骨粗しょう症検診を受けましょう!」をご覧ください。

また、受診やがん検診をご希望の方は、「PDFファイルを開きます子宮がん検診ご案内兼実施医療機関名簿」「PDFファイルを開きます乳がん検診ご案内兼実施医療機関名簿」をご覧ください。(がんについてより詳しく知りたい方は、世田谷区がんポータルサイトをご覧ください。)

女性ホルモンの増減グラフ(2)

(補足)背景の折れ線グラフは女性ホルモンのレベル(概念)を表します。

(補足)出典:「女性の健康推進室ヘルスケアラボ」https://w-health.jp/introduction/contemporary/

女性の健康に関する情報提供サイト「女性の健康推進室 ヘルスケアラボ」(厚生労働省)

厚生労働省では、女性ホルモンなど、女性特有の要素に着目して研究を進め、生涯を通じた女性の健康確保を支援しております。研究事業の成果の一つとして、病気について自分自身でチェックすべきポイントやライフステージごとの健康の悩みについての対応策等について、わかりやすく周知し、女性が自分自身の健康状態を認識できるよう、女性の健康に関する情報提供サイト「女性の健康推進室 ヘルスケアラボ」を開設しています。

是非、女性の健康に関する情報提供サイト「女性の健康推進室 ヘルスケアラボ新しいウインドウが開きます」をご活用ください。

私って更年期障害?

更年期障害は、女性の場合は女性ホルモン(エストロゲン)の減少によって起こります。症状の出方は個人差がありますが、体調がよくないと思われる方は更年期障害かもしれません。食事・運動・睡眠など基本的な生活習慣を整えることが症状を軽くする秘訣と言われていますが、体調が悪いと感じる場合は1人で悩まずに医療機関を受診してみましょう。

まずは、PDFファイルを開きますセルフチェックをしてみましょう!

男性も40代以降は、男性ホルモン(テストステロン)の減少による更年期障害がいつ現れてもおかしくありません。基本的な生活習慣を整え、社会的な役割を持つことで男性ホルモンが低下しづらいと言われていますが、体調が悪いと感じるときは1人で悩まずに医療機関を受診しましょう。

PDFファイルを開きます男性のセルフチェックはこちら

女性の健康づくりについて学ぶ

女性の健康づくりセミナーの開催報告

女性特有の健康課題、セルフケア、生活や仕事への影響などについて理解を深めるため、第一生命保険株式会社の協力のもと、女性の健康づくりに関するオンラインセミナーを開催しました。

女性の健康づくりセミナーの開催報告
イベント名

男性も必見!カリスマ産婦人科医が教える女性のカラダ

~知っておきたい女性特有の症状と対応策~

開催日 令和4年12月14日(水曜日)
実施内容 PDFファイルを開きます実施報告書

添付ファイル

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健康企画課 計画担当

電話番号 03-5432-2354