世田谷区の豪雨対策

最終更新日 令和4年4月1日

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世田谷区の豪雨対策

豪雨対策の4つの柱
豪雨対策の4つの柱

局所的豪雨の増加と浸水被害

近年、局所的な集中豪雨(ゲリラ豪雨)等により浸水被害が増加傾向にあります。

世田谷区では平成17年と平成25年に集中豪雨により甚大な被害が発生しています。

「水害に強い安全・安心のまち世田谷」を目指して

世田谷区では、平成21年10月に「世田谷区豪雨対策基本方針」(平成28年3月修正)、平成22年3月に「世田谷区豪雨対策行動計画」(最新版 令和4年3月策定)を策定しました。

「世田谷区豪雨対策基本方針」は、区内全域を対象に10年後、30年後の目標を定め、3つの基本的な視点と4つの具体的な取り組みを掲げ、対策を進めていくこととしています。

城南地区河川外3河川流域治水協議会

令和元年東日本台風をはじめ、近年激甚な水害が全国的に頻発しているところであり、さらに、今後、気候変動による降雨量の増大や水害の激甚化・頻発化が予測されています。
このような水災害リスクの増大に備えるために、河川・下水道等の管理者が主体となって行う治水対策に加え、氾濫域も含めて一つの流域として捉え、その河川流域全体のあらゆる関係者が協働し、流域全体で水害を軽減させる治水対策、「流域治水」への転換を進めることが必要です。


都内の二級水系において、あらゆる関係者が協働して流域全体で水害を軽減させる治水対策(流域治水)を計画的に推進するために協議・情報共有を行うことを目的として、東京都及び関係自治体(千代田区、中央区、港区、新宿区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、杉並区、三鷹市)で構成する「城南地区河川外3河川流域治水協議会」を令和3年8月に設置しました。

同協議会の詳細は、東京都都市整備局新しいウインドウが開きますのホームページをご覧ください。

城南地区河川外3河川流域治水プロジェクト

「城南地区河川外3河川流域治水協議会」において、城南地区河川(目黒川水系、呑川水系、古川水系、内川、立会川)、越中島川、築地川、汐留川(以下「城南地区河川外3河川」という)を対象とした「城南地区河川外3河川流域治水プロジェクト」を令和3年8月に策定しました。

同プロジェクトの詳細は、東京都都市整備局新しいウインドウが開きますのホームページをご覧ください。

東京都総合治水対策協議会

河川整備等を行う広域的自治体である東京都と、世田谷区をはじめとした基礎自治体である区市町村が、連携して総合的な治水対策を推進するため、昭和61年に「東京都区部中小河川流域総合治水対策協議会」を発足し、平成5年に東京都総合治水対策協議会に拡大改組をしています。

同協議会の詳細は、東京都総合治水対策協議会新しいウインドウが開きますのホームページをご覧ください。

また東京都総合治水対策協議会では、個人住宅向け豪雨対策促進パンフレット「豪雨災害からわが家を守る」および、小学生向けの総合治水PRパンフレット「みんなで考えよう!水害に強いまちづくり」などを作成しております。

豪雨対策・下水道整備課窓口で配布のほか、東京都総合治水対策協議会パンフレット新しいウインドウが開きますのホームページより、PDF版をダウンロードすることができますので、ぜひご覧ください。

豪雨対策からわが家を守る_1豪雨災害からわが家を守る
水害に強いまちづくりみんなで考えよう! 水害に強いまちづくり

「河川・下水道整備」の推進と「流域対策」の強化

豪雨対策では、河川・下水道の整備に加え、大量の雨を流出させないようにし、河川・下水道への雨水流入負荷を軽減する「流域対策(雨水貯留浸透)」が重要となります。 

世田谷区内の河川・下水道の整備は、法令等で東京都(多摩川については国)の役割となっています。世田谷区は東京都と連携・調整を図りながら、河川・下水道の整備を進めています。(世田谷区においても、下水道工事の一部を東京都より受託して進めています。)

世田谷区が主に担う流域対策においては、平成22年7月に「世田谷区雨水流出抑制施設の設置に関する指導要綱」を策定し、公共施設はもとより、民間施設での流域対策を促しています。

その他の豪雨対策につながる取り組み

流域対策におけるグリーンインフラの活用

世田谷区では流域対策の取組みの1つとして、グリーンインフラを「みどりやみずなどの自然(グリーン)の持つさまざまな機能を積極的かつ有効に活用することで、雨水の貯留・浸透、流出抑制、水質浄化、利活用、地下水涵養を行う都市基盤(インフラ)や考え方」と捉え、さまざまな場面で整備を進めています。 

その整備した事例のうち一部を『せたがやグリーンインフラライブラリー』としてとりまとめ、ホームページに掲載しています。あわせてご覧ください。

雨水浸透施設・雨水タンク設置助成制度

世田谷区では、区民や事業者が、自らが所有する敷地内に雨水浸透施設(ます、トレンチ)や、雨水タンクを設置する場合、設置費用に対する助成制度を設け、設置をお願いしています。

「家づくり・まちづくり対策」の促進

豪雨対策では、区民自らが、自分の住む地区における過去の浸水被害や洪水ハザードマップ等の情報を十分理解し、浸水対策を実施することや、浸水発生に備えることが重要であり、世田谷区は積極的に情報提供を行います。

「避難方策」の強化 

世田谷区は、豪雨災害から区民の生命・身体の安全を守るため、豪雨時において、避難に必要な情報を確実かつ適切に周知します。また、その避難等が適切に実施されるよう、通常時からの情報提供に努めます。

関連する情報提供のご案内

関連リンク

このページについてのお問い合わせ先

土木部 豪雨対策・下水道整備課

電話番号 03-6432-7963

ファクシミリ 03-6432-7993

所在地 世田谷区玉川1-20-1二子玉川分庁舎内