災害時のペットの避難について

最終更新日 令和5年3月16日

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在宅避難について

災害時は、人もペットも大きなストレスにさらされます。そうならないためには、避難をしないで済むように、住宅の耐火・耐震化、また家具を固定するなどの備えが大切です。自宅で生活できる状況であれば、自宅で家族やペットと過ごす「在宅避難」をすることで、心身の負担を大きく軽減することができます。設備投資はかかりますが、命にかかわる問題です。可能な限り、「在宅避難」ができるよう生活環境における備えを施しましょう。

ペットの同行避難について

在宅避難が困難な場合は、ペットと共に「ペット同行避難」をします。避難所に多くの方々が避難してきます。避難所では動物の毛などによるアレルギーのある方や動物の苦手な方などと共同生活を送ることになります。避難所でペットが人の迷惑にならないように、日頃から適正な管理やしつけを心がけましょう。また、避難所では次の点にご注意ください。

  • ペットの滞在スペースは、人の滞在スペースとは別になります。
  • 受け入れできるのは、犬や猫などの小動物です。
  • エサ、ケージなどのペット用品は、持参してください。
  • ペットは、ケージに入れ、飼い主の方が管理してください。

避難場所については、広域避難場所、避難所等一覧世田谷区洪水・内水氾濫ハザードマップ(多摩川洪水版、内水氾濫・中小河川洪水版)について等をご確認ください。

基本的なしつけ

避難所でのトラブル防止のため、日頃から最低限の基本的なしつけをしておくことが必要です。

  • 人や他の動物を怖がらない
  • ケージに嫌がらずに入る
  • トイレは決められたところでする
  • むだ吠えをさせない

健康管理

避難所では、多くの動物が集まり、自分のペットがほかの動物と一緒に過ごすことになります。感染症の蔓延を防ぎ、ペットの健康を守るためにも、日頃からペットの健康管理を行いましょう。

  • 飼い犬には年1回の狂犬病予防注射の接種をさせてください。(狂犬病予防法第5条)
  • 各種ワクチンの接種をしましょう。
  • ノミやダニの予防をしましょう。
  • 普段から体を清潔に保ちましょう。

迷子を防止するために

災害時には飼い主とペットが離れ離れになることも想定されます。ペットが飼い主の元に戻れるように、マイクロチップの装着や、首輪に名札をつけるなど、身元がわかるようにしておきましょう。

また、必要に応じ、親類、知人、動物病院など緊急時に動物を預かってくれる場所を確保しておくことも大切です。

ペットのための防災用品

災害発生時には動物用品はなかなか手に入りません。ペットの防災用品は飼い主が用意しましょう。

  • ペットのエサと水(最低5日分できれば7日分)と容器
  • ペットの常備薬
  • ペットのトイレ用品(簡易トイレ、ペットシーツ、新聞紙、ビニール袋など)
  • ペットケージ、引き綱(リード)
  • ペットの写真や健康状態などの記録(愛犬手帳など)

人とペットの災害対策ガイドライン

環境省が、人とペットの災害対策に関してまとめたガイドラインです。一般の飼い主の方に向けた情報をまとめた、冊子も発行されています。ぜひご参照下さい。

災害、あなたとペットは大丈夫?人とペットの災害対策ガイドライン〈一般飼い主編〉新しいウインドウが開きます

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